建設デザイナーがドイツから人口32人の村へ移住!?カラフルな色で古民家再生!

 

「もう、村を閉じるしかないのか。」

1959年には39世帯237人が暮らしていたが、1990年代入り9世帯まで減少した新潟県十日町市竹所集落。一時は、消滅が危惧された豪雪地帯の集落が、1人のドイツ人建設デザイナーの手によって息を吹き返しつつあります。

ベルリン生まれのカール・ベンクスさんが、消滅の危機にあるギリギリのタイミングで竹所に移住したのは1994年のこと。車で10分ほど山道を登ると、木々の間にピンク、イエロー、グリーンなどカラフルな外観の再生古民家が見えてきます。現在、竹所にある12軒の家屋のうち8軒はベンクス氏が手掛けたもの。

現在、竹所には15世帯32名が暮らしています。決して多いとは言えませんが、自然豊かな場所で子育てを希望する移住者も増え、数年前には、村では18年ぶりとなる赤ちゃんも誕生。昨年からは、20~30代の若者が移住し、地元レストランや旅館で働き始めています。

 

昔ながらの日本の山里でありながら、どこか欧州の田舎を思わせる風景は竹所独特の景観。竹所は12月から4月まで深い雪に覆われる日本の有数の豪雪地帯。その積雪量は2メートルにも上るそう。ベルリン出身とはいえ、ベンクス氏は雪国の生活に不便を感じないのでしょうか。

竹所は四季の変化が濃い、世界一美しい村。都会の暮らしのほうが満員電車や狭い住宅で不便でしょ

う?

ベンクス氏が竹所を知ったのは、本当に偶然の出来事。知り合いに誘われ訪れた場所が、竹所。ここの豊かな自然に惚れ込み、1994年に自身の住まいとなる古民家を再生し「双鶴庵」と名付け、妻とともに移住を決めました。このときベンクス氏はすでに50歳超え。

ベンクス氏は、竹所を「古民家再生の里」とするため、休耕田を利用いてミズバショウを植え、古民家との統一感を出すため牛小屋の外壁を修復する活動も行っており、次のように話しています。

 

村全体を美しくデザインすることで、住む人も訪れる人も楽しい場所にできる。人が生き生きと住むことができれば、家や村は次の世代に受け継がれ、存続することができる。

人口減少と高齢化で集落の存続が危ぶまれる集落は日本各地にあります。最近では都会から移住した若者を中心に、空き家や古民家を再生しカフェやゲストハウスにする取り組みも増えていますが、それを長期的な就労人口の増加につなげられるかどうかは未知数。いかに日本全国に若者を呼び込むかが鍵となりそうですね。

引用先:http://toyokeizai.net/articles/-/202484


 

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