温泉地であなたも新しい楽しみ方見つけませんか?長野県の温泉街で音楽フェス「音泉温楽」開催!

音楽フェス。それは、皆が同じ曲、アーティストの音楽でその一つの空間を楽しむフェスティバル。最近はいろんな場所でフェスが開催されていますよね。そんな数あるフェスの中でも、長野県で行われる音楽フェスは一味違うんです。

長野県山ノ内町やまのうちまちにある“渋温泉郷“は、東京から車で4時間あまりの、山間の温泉街。ここは、豊富な湯量と泉質が自慢ですが、箱根や熱海と比べれば、その名前はメジャーではないかもしれません。しかし、この街で1年に一度、今年で9回目の開催になる音楽フェス「音泉温楽」には、全国からなんと300人もの方が足を運ぶんです!

「音泉温楽」は、会場のキャパシティがあるため、300人限定しかチケットが用意できないプレミアムフェス。参加者の7割は東京から訪れています。

メイン会場は『千と千尋の神隠し』に登場する湯屋のモデルになったともいわれる、登録有形文化財の温泉宿「金具屋」の大広間

観客は温泉と美酒を楽しみながら音楽を味わいます。そして思わず、「ここが……楽園か……!」そう口を揃えるんです。「音泉温楽」をプロデュースを行い、大分県別府温泉郷にある、老舗の「ホテルニューツルタ」の若旦那でもある鶴田さんは、次のように語っています。

「今は地方でも東京でも同じモノが買えるし、地方の街だけの特別な場所も歴史もある。でも、今はそこに暮らす人たちがそこにしかないコアな価値に気づいていないし、その中身がないだけなんです。

なぜ、地方にこういったクラブを立ち上げたのか。聞くところによると、地方のクラブやDJは、ヒップホップ率が圧倒的に高いそう。しかし、渋温泉では、J-POPや歌謡曲も鳴り響き、地元民が夜な夜な楽しむ文化が形成され始めているんです。それは、スナックやカラオケカルチャーの突然変異でもあり、DJカルチャーの持つ引力でもあるかもしれません。

数々の写真にあらわれている笑顔と熱狂、それからTwitterに参加者や演者から残された言葉たち。それらを眺めているうち、音泉温楽は「ネオ宴会」にして「ネオ寄合」なのだ、というイメージが浮かび上がってくるのかもしれません。なお、同イベントでDJとして活躍している、金具屋の九代目館主の西山和樹は、次のように語っています。

やっぱり、やっている人たちが楽しんでいないとダメだと思うんです。楽しいことしかしないほうがいい。それが成立する田舎を楽しんでもらえる若者が一部でもいればいいかなと。今、起きている変化は、東京にいるだけでは見えないと思います。

当日、フードエリアのフードメニューには「おでん」や、「麦と冬野菜のリゾット」など多種多様なお食事が用意されています。しかも、メニューは地元スタッフが試作をした自信作で、えのき茸や野沢菜など、長野らしい食材がふんだんに使われている。そして、売上もすべて地元へ還元されています。フードの他にも、地場産の「志賀高原ビール」樽生や、「緑喜」などの信州の地酒、地元では有名な「五一わいん」などもあるそうです。

かつて、日本人が見出した「温泉地で遊ぶ」という楽しみの、再発見。普段音楽フェスに行く人も行かない人も温泉と音楽の両方楽しんでみてはいかがでしょうか?


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