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LOCAL LETTER

鈴虫やコオロギの鳴き声をこんなにも聞いたのは、いつぶりだっただろうか

OCT. 10

IBARAKI

いよいよ茨城県での2拠点生活がスタートしました!私は10/10〜10/16の一週間に「笠間市」を選びました。笠間市は、茨城県の中央に位置する、人口約75,000人の町です。

茨城県の最初の場所にここを選んだ理由は、私が茨城で体験したかった「田舎の豊かな暮らし」が実現できそうだったことです。自然と伝統芸術が融合するこの町で、1週間がスタートしました。

今回は、笠間市が提供しているお試し住居のかさちょこHOUSEにて滞在することとしました。

まずは、笠間市役所へご挨拶に。まちづくり推進課の方々と観光協会の方が待っていてくださいました。とっても温かく迎え入れてくださり、笠間市のおすすめを伺いながら、早速滞在するかさちょこHOUSEへ案内してくださいました。笠間市内の中心部から車で約15分。

雰囲気の細い道を上って行くと、4LDKの平屋がででーんと、建っていました。

元々住んでいた方がお引っ越しされた際に、市がお試し住居用にと管理しはじめたそうで、利用開始から約2年、40人近い方が利用されているとのことです。

和室が4部屋と広々ダイニングキッチンの大きなお家です。もちろんFreeWi-Fiつき。家も存在感があるのですが、周りには畑も備わっていて、もちろん利用することができます。

こんな素敵な場所で1週間、お世話になります。今日はお休みだったので、日本三大稲荷に数えられる「笠間稲荷神社」へご挨拶へ行ってきました。

神社の前の通り(門前通り)は、地場産材「みかげ石」が敷かれており、空家を改築したカフェや八百屋さん等があります。もう夕暮れ時でしたので、まずは今晩の夕食用にと、八百屋さんにて地元産のお野菜を購入しました。帰って来て(もう自分の家にしてる)早速夕食準備に。

ここで、かさちょこHOUSEのもう一つのおすすめがこちら。

なんとお家に備わっている食器が全て笠間焼のものなのです。陶芸が大好きな私はとってもテンションのあがる食器たち。そんな食器と先ほど八百屋さんで買ってきたお野菜で、初日の夕食はこちら。

・土鍋ごはん
・かぶのお吸い物
・長なすのホイル焼き
・蓮根とひらたけのきんぴら
・かぶの酢の物
・かぶの葉のふりかけ

しめて200円。(お米と調味料は東京から持って来ました)

ご飯を作りながら東京と違うなあと感じたことをつらつらと。

BGMが機械的な音楽ではなく、鈴虫やコオロギの鳴き声であること。こんなに虫の声に耳を澄ませたのはいつぶりだろうかと、ほっこりしながら作っていました。

そして、すぐに食材や飲み物を買いに行けるわけではないので、野菜の葉っぱも全て使おうと思えたり、食後のティータイムも丁寧に沸かして飲もうと思えたり、必然的に丁寧な生活になりました。

一つ一つを丁寧に。

明日からはいよいよ仕事もスタート。遠隔でどんな感じになるのかそわそわしながら、トライアル1日目終了します。

引き続きお楽しみに!

株式会社CRAZY 吉田有希

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