前略、100年先のふるさとを思ふメディアです。

LOCAL LETTER

まずは、この場所を「好き」になるところから。

OCT. 08

IBARAKI

茨城県トライアル移住プロジェクト DAY2

まずは、この街を「知る」ために。
まずは、この街を「好き」になるために。
初めの2日は、休日にした。

この街を好きになって
「好きな場所で仕事ができるなんて!」という
喜びに浸りながらこれまた大好きな仕事をしたい!
そんな思いで、あえてお休みを取った。

その作戦は、大成功だった♡
「好き」になるということは
よそ者じゃなくなるということだと思った。

どこか離れていた街との距離が
「好き」ということだけでぐっと縮まる。
企画だからじゃなく、好きだからここに居る。
そんな感覚が、人との距離も近くしてくれた。

ちょっとずつ知っている人や
挨拶できる人が増え、
心のそわそわは、ちょっとづつ軽くなった。
それと同時にとても緊張していたんだなとも想う。

移住っていかにこのそわそわを
自分からこの場所と関わって
取っていくことなんだろうななんて思って
移住する人の心のタフたに感服した。

そんな私は、今日は朝から寝坊。
(きっと昨日緊張していたせいか、
早く寝たのに9時に起きた笑)

朝食終わりギリギリの時間に行くと
お米と太陽の優しい香りが広がっていた。

咲くカフェ(http://saku.cafe/)さんは、
ゲストハウスに泊まると朝食がついてくる。

「カフェの好きなところに座っていいよ」
そう言われたので、テラス席に一番近い
日あたりのいい席を陣取った。

ゆっくり目を閉じて大きく伸びをする。
太陽をいっぱいに浴びて、深呼吸。

テラスの緑を眺めながら
キラキラ光るお米を口に運ぶ。
こんな豊な朝はいつぶりかな。

朝食は、甘口の卵焼き。ナスの煮浸し。
冷奴。お味噌汁。ご飯。

全部優しい味がして、
愛情を食べているそんな感覚だった。

いつも急ぎがちの朝だけど
今日はゆっくり味わおう。
そんなことを想いながら食べる朝食は
いつもよりお米の甘みを感じた。

そこからは、袋田の滝へと向かった。
天気のいい今日はこの街の自然を感じたい!
そう思って、この場所を選んだ。

いざ出かけようとすると
汽車で行くと1時間くらいかかると聞いた。
(隣駅なのにそんなに時間かかるんだ!と驚き)
「駅からも歩くんだから、
ハイキング行くなら送っていくよ。」と
結局、車で送ってもらうことになった。
感謝感謝である。

実際に駅からは結構な距離があり、
車で送ってもらえなかったら
きっとハイキングは断念していた。

車をおりてからは一人袋田の滝へ!
長い長いトンネルを抜けると
いきなり滝が現れる。

日本三名瀑に数えられ、
高さ120メートル、幅73メートル!

滝の流れが大岩壁を四段に落下することから、
別名「四度(よど)の滝」とも呼ばれ、
また一説には、その昔、
西行法師がこの地を訪れた際、
「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」と
絶賛したことからとも伝えられています。
(私は、この話を聞いて、
次回紅葉した姿も見に来ようと決めました!)

ちなみに、次回来るときには、
こんなイベントをしていて
こんな風にライトアップされるとのこと!楽しみ!

滝もライトアップ!

次回のライトアップでの変化も楽しみ。
次回は、11/9~11/15 で滞在予定なので
この間に行く予定です。

そこからは、月居山ハイキングコースへ。
「ハイキング」と書いてあるものの
実は約20分石段を登り続けるという
結構な修行僧な時間を過ごした。

 

どこまでも続く階段

途中からは、無我の境地にいたり
修行を完遂し、無事生瀬の滝までたどり着いた。

そこに、兄弟ふたりがやってきて
お父さんお母さんが到着するまで
ずっとお話をしていた。

5歳のしーちゃんは沢山質問をしてくれ
私達は、あっという間に仲良くなった。
お父さんお母さんが息を切らして到着。

そこからしばらくご家族に混ざって休憩をし、
すっかり家族の一員として仲間に入れてもらい
家族写真を取ろうと言って一緒に撮ってもらった笑

その後、私は一足先に下山。
「しーちゃんと下で会おうね!」と
指きりげんまんした。

下りの道は、元の階段を延々と下っていく。
上りの人たちが、息を切らして懸命に登っている姿をみて
いてもたってもいられずに
「あと少しですよ!」
「ここ越えたら急な階段はもうないですからね!」
「お疲れ様です!」
とすれ違う人みんなに声をかけた。

ここのハイキングコースには、
地図がほとんどなく
自分がどれくらい進んだのかわからない。
みんな、後どれくらいでつくのだろう、、、
と不安に思っている人が多かった。

だからこそ、少しでも自分の現在地がわかることが
「あともう少し頑張ろう!」という希望になれば
そんな願いを込めて。

そして、下のベンチでしーちゃんの下山を待つ。
無事到着し、一緒にハイタッチ!^^
かわいいしーちゃんに癒やされた。

そこからは、古民家カフェでゆっくり読書
&このブログ記事の作成。

有形文化財の古民家カフェDaigo Cafe

お気に入りの窓側のカウンター
そこから、ゲストハウスに戻る。
咲くカフェで夕飯を頂きました^^

お一人様サラダと自家製ミントのモヒート
明日からは、いよいよ仕事が始まる。
とてもいい両立ができる気がする。

株式会社CRAZY 小守由希子

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