イタリアは地方が強い!?カギは地方と企業の関係性!

イタリアは、文化・経済ともに先進国で、世界で第8位の経済大国。日本からも年に45万人の観光客が訪れる人気の高い国です。日本でも海外でも、旅行をするとなると、都市部の観光地に目が向きがちですが、イタリアは、地方にも大きな魅力があるため、観光客も多く訪れているのが一つの特徴です。

イタリアは地方を盛り上げようとする日本とは対照的に、地方に魅力があり、人が集まってくるだなんて、なんだか興味が湧いてきませんか?

地方創生のヒントは、地方と企業の関係性

日本では、人口減と都市部への流入によって、地方の衰退が著しい中、政府も地方創生を重要事項に掲げていますが、抜本的な対策を打ちにくいのは、日本が中央集権国家ゆえに、地方自治の考えがまだないから。

イタリアは、第二次世界大戦後、中央政府が牽引して復興を果たしましたが、アジア諸国との競争で経済成長が緩やかになったため、産業政策の権限を地方自治体に譲渡しました。今や、コモのシルク、ベッルーノのメガネ、ムルジャやウディネの家具、パルマやシチリアの食品、エンポリのアパレル、ファエンツァの陶器など、イタリアで生産されるこれらは、どれも世界トップクラスの生産量を誇り、多くが輸出されています。

イタリアは、日本と同様に中小企業が多い国ですが、生み出す付加価値は、日本が5割なのに対して、イタリアは7割といわれています。

元々イタリアは都市国家の集まりで、統一されたのは1861年。そのためイタリア人は、 “イタリア人” であることよりも、地方への帰属意識のほうが高いそう。その上、地場産業が強くて将来性があるため、企業も人も離れない故に地方が強くなっているのです。

イタリアのグローバル企業の多くも、地方と深く結びつくことで成功を収めています。こういった他の国の戦略や哲学、そして地域への郷土愛を知ることは、日本の地方創生を進めるうえでも役立つかもしれませんね。

引用先:https://forbesjapan.com/articles/detail/19189


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