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LOCAL LETTER

日本で最もロマンチックな「星空の下の映画館」がある村が新たなプロジェクトを開始。

MAY. 21

Hara, NAGANO

夏の間だけ星空の下に開館する期間限定の映画館。そんなロマンチックな映画館が日本にあるのをご存知でしょうか?今回の舞台は八ヶ岳の麓、人口わずか7,000人ほどの長野県原村。ここでは毎年夏になると「星空の映画祭」が開催され、多くの映画ファンを30年以上も魅了し続けています。

そんな原村には「星空の映画祭」以外にも、南信州の良質な手作り商品が集まる「八ヶ岳クラフト市」や、八ヶ岳エリアの若い世代によってスタートした「八ヶ岳マルシェ」、「八ヶ岳Village Market」、山や自然環境について考える「山の日サミット」など様々なイベントや取り組みが行われています。

しかし限定的なイベントでは、人が恒常的にいる場所にすることはできません。原村をさらに活性化させるためにはどうしたらいいのか。そんな悩みから原村にあるコワーキングスペース 「富士見 森のオフィス」を立ち上げたRoute Design合同会社は新たなプロジェクトを開始しました。(詳しくはこちら

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今回のプロジェクトに手をあげたのは、原村で生まれ育った若者や、原村に移住をしてきた若者など、若手を中心とした原村が大好きなメンバー。このメンバーを中心に日常的な交流ができるカルチャースペースDELI & CAFE「K」を創っていきます。

Kを立ち上げるにあたり、村の人からは次のような声があったそう。

若い人達で村をなんとかしてほしい。
宿食分離になったら、私達も運営が楽になっていい。
Kに食べられる場所ができると相乗効果がありそう。
村の人たちや子持ちのお母さんにとって気軽に集まれる場所になってほしい。

他にも、原村には交流や集中できる場所がなかったり、夜遅くまで運営しているお店がなかったりしたことから、Kでは、原村の標高を生かした景色と共に、美味しい食事やお酒、コーヒーを楽しみながら、交流したり、一人で読書や作業に集中したりすることもできる空間を目指します。

Kは2018年6月30日にグランドオープン予定。すでにテスト的なオープンもしながら、休館日を使って、準備中です。Kの立ち上げにあたり、地元の大工さんに協力していただいているほか、メンバー地震も大工道具を持って作業したり、他のプロジェクトの合間に東京へ行き家具の買い付けを行ったりもするそう。グランドオープンに向けて急ピッチで作業が進んでいます。

現在Kでは、グランドオープンやその後の運営に向けてクラウドファンディングを実施していることに加えて、スタッフも募集中とのこと。(特に厨房で働ける調理経験者を募集しているそうです!)これを機に移住をされる方にもサポートしてくれるそうなので、気になる方はぜひ一度ご連絡してみてはいかがでしょうか?

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