数年前から地域産業の後継者不足による産業の衰退が叫ばれ、各地で様々な対策が取られていますよね。しかし現在でもこの状況を打破できている地域は非常に少ないのが実状なのではないでしょうか。

福井県坂井市にある三国町も実は深刻な後継者不足に悩まされている地域。三国町は海に恵まれていることから、海と共に成長してきた地域でもあり、福井県最大の観光地として年間500万人以上の方が訪れる福井を代表する港町でもあります。

しかし今から約5年前の2013年から、急激な漁師の高齢化によって、漁師を続けられる人の減少と同時に、後継不足が目立つようになります。そして2018年に入ると「あと1つ漁に出る船がなくなれば、三国町は市場の経営ができなくなり、町が消滅する」という危機的状況にまで追い込まれました。

この危機にいち早く気づいた伊藤俊輔さんは「自分が生まれ育った三国町を守りたい」という想い一心で、27歳で脱サラし、三国町で地域のプロデュース会社を設立します。

そして今回、三国町の市長や議事の方々と共に、これからの三国町の水産業活性化を目指し、クラウドファンディングを開始。「釣りをしたいと思っていたけど、実現できていなかった」といった釣り初心者を対象に、インストラクターと共に釣りを体験するクラウドファンディングを始めています。

釣った魚を捌いたり食べたりすることも可能。日帰りでも十分に楽しめるプランとなっていますので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか？

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