ZENKOKU
全国
いつもLOCAL LETTERをご愛読いただき、誠にありがとうございます。
おかげさまで、私たちLOCAL LETTERはこのたび8周年を迎えることができました。
これまでに出会った多くの方々、記事に登場いただいたみなさま、そして日々読んでくださる読者のみなさま、ともに記事を制作するライター・編集者メンバーのお力添えがあってこそ、今日まで歩んでくることができました。心より感謝申し上げます。
私たちはこの8年間、地域に生きる人々の「意思」を見つけ、言葉にし、形にすることを大切にしてきました。
短期的な話題づくりやバズらせることを目的にするのではなく、ローカルに関わる人の熱、想いを丁寧に伝えていきたい。
これからも私たちはアナタと「信頼を積み重ねるメディア」であり続けます。
8周年を迎えるに当たり、編集部で改めて話し合いました。
「LOCAL LETTER」とは、どんなメディアなのか?
地域で活動される人を単純に紹介したいわけではない。地域事例の列挙で終わりたいわけでもない。
ローカルで活動する「人」を丁寧に、そして今、地域と関わろうとする「アナタ」へ向けて記事を書いていきたい……議論はつきませんでした。
話し合いの末にたどり着いたのは、これから歩むLOCAL LETTERのかたち。新しいコンセプトを掲げることになりました。
「アナタに紡ぐ。人と地域のドキュメンタリーメディア」
このコンセプトに込めたのは、たった一人の想いや物語を丁寧に紡ぎ、その背景や地域との関係性までを描くという姿勢です。
「紡ぐ」という言葉は「つなぐ」よりも深く、人と人、人と地域のあいだに生まれる調和や温度感を表します。
LOCAL LETTERは、文章や写真を通じて、人の生き方や地域の風景を手触り感を持って残していく“ウェブ上のドキュメンタリー”を目指します。
既存のキャッチコピー「100年先のふるさとを思ふメディア」はそのままに、新しいコンセプトは、LOCAL LETTERを一言で表すための“みんなの合言葉”として使っていきます。
「アナタに紡ぐ。人と地域のドキュメンタリーメディア」であるために、私たちは、この3つのポリシーを大切にします。
1.書くことで終わらせない
読者が記事から学びや気づきを得て、「次の一歩」を踏み出せる内容を届けます。
(書き手だけが満足する、自分語りの記事にはしません)
2.たった1人のひとに届ける
実在する「アナタ」を思い浮かべ、手紙を送るように言葉を紡ぎます。
(属性やSEOだけを意識した大衆向けの記事にはしません)
3.挑戦の歩みを記録する
取材者の本音を引き出し、その人の軌跡を“歴史”として残します。
(誇張した表現や過剰な演出、対立を煽る表現は避けます)
これからも読者のみなさま、ステークホルダーのみなさま、そしてLOCAL LETTERにとっても「三方よし」の良質なコンテンツをお届けします。
8周年を機に、これまで以上に一人ひとりの物語を丁寧に紡ぎ、地域と人を深くつなぐ記事をお届けしてまいります。
最後に、みなさんに質問です。アナタにとって「ローカル」とは何でしょうか?
私たち編集部が考える「ローカル」とは、「手触り感のある人とのつながりや風土が、自身のアイデンティティと強く結びつき、愛着を持てるエリア」のこと。
都市部でも地方部でも関係なく、ローカルで暮らす人々や、そこに息づく文化や事業にスポットを当て続けます。
これからもLOCAL LETTERを通じて、新たなローカルとの出会いや、ローカルで生きる発見が生まれることを願っています。
引き続き、温かいご支援とご愛読をよろしくお願いいたします。
Editor's Note
8周年おめでとうございます!私もLOCAL LETTERの一員として、人の想いを大切に言葉を編んでいきたいです。
ASAHI KAMOSHIDA
鴨志田あさひ