FUKUOKA
福岡県
近年、福岡カルチャーの動きが活発ですよね。福岡に住みながら、日本全国にファンがいるイラストレーターや、ミュージシャンの存在はもちろん、日本国内外とのハブとなるギャラリーやアートスペースが誕生したりと、その影響力は日本全国に広がっています。今回は、そんな中でも今回は日本国内外に発信されている「福岡のコーヒー」についてご紹介いたします。(詳しくはこちら)
都内でも街を歩くとよく見かけるコーヒー屋さんですが、福岡はその数が本当に多く、コーヒー業界は年々盛り上がりを見せている状況です。
この福岡のコーヒーブームの火付け役となったのが、福岡県でコーヒーを広める活動を行っている古賀さん。彼女が2007年に開催したコーヒーの勉強会がきっかけで、知り合ったコーヒー屋さん同士の横の繋がりが生まれ、情報交換が活発に行われていったそう。
そして2014年に福岡県内のカフェで働く3名のコーヒーマンが、日本スペシャルティコーヒー協会が主催する各競技会でそれぞれ優勝したことにより、一気に盛り上がりが増していったのだとか。
同業者の繋がりを生み出し、結束力を高めていくことで、本来はライバル同士であるはずのお店をお客さんに自然と勧める文化が形成されたり、お互いが切磋琢磨し合うことで、世界レベルのコーヒーを提供できるお店が増えていってるのは、とても興味深いですよね。
まだまだ福岡のコーヒーブームを終わらせないと意気込む古賀さん。福岡がコーヒーを目的に人が訪れる街になる日はそう遠くないかもしれません。
NANA TAKAYAMA
高山 奈々