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茨城県で自分のスキルを活かす。県庁,リビタ,茨城移住計画,ヤフー主催のプログラムとは

AUG. 10

IBARAKI

前略
未来の大きなチャレンジのために仲間探しや、実力を試したいあなたへ

今回の主人公は、東京と茨城県を約3ヶ月間行き来しながらチームで茨城県の魅力を発掘し、企画・デザインを提案するプロジェクト「if design project~茨城未来デザインプロジェクト~」を運営する㈱リビタの増田 亜斗夢さん。

「全国都道府県魅力度ランキング」で5年連続最下位を記録し、人口減少にも歯止めがかからない茨城県。そんな茨城県を盛り上げようと、増田さんが茨城県、ヤフー株式会社、茨城県移住計画とタッグを組み挑戦する「if design project」についてお届けします。

場づくりのスペシャリストが茨城県へ

増田さんが茨城県に関わり始めたのは、昨年の2017年。物語は、増田さんが株式会社リビタに転職し数ヶ月が経った頃から始まります。

増田さん:もともとリビタは、リノベーションを手がける会社。マンションを一棟丸ごとリノベーションしたり、戸建て住宅をリノベーションしたりと、主要な事業は住宅のリノベーションなのですが、僕がいるチームはそこには携わっていません。ちょっと変わった事業をやっているチームにいるんですよね(笑)

そう笑いながら話す増田さんは、大人の部活がうまれる街のシェアスペース「BUKATSUDO」や、シェアアパートメント・シェアオフィス・シェアスペースを融合させ新しい暮らしを提案する「the C」などオフィスやシェアスペースの運営や企画を行う場づくりのスペシャリスト。

増田さん:これまでもBUKATSUDO、the C等のシェアスペースや公共施設等にも携わってきましたが、基本的には企画から運営までを行うのがリビタスタイル。小さくても実際に人が交わるリアルな場所で、まちのイメージを変えていくような場づくりをたくさんしていくことで、それぞれの点が有機的につながり、いずれ面的にも楽しいまちをつくると信じ、活動を続けています。

そんな中、BUKATSUDOの利用者さんを通して、茨城県結城市から仕事の委託が。結城市が持つコワーキングスペースのコンサルや、BUKATSUDOやthe Cに結城市の移住相談窓口を設置。相談を待つだけでなく、BUKATSUDO等のコンテンツやコミュニティを活かし、結城市に多くの人を呼び込むことに成功します。


BUKATSUDO の餃子部が結城市で行った活動の様子


昨年結城市で行われた「茨城県トライアル ワークステイ」の様子

この結城市での取り組みが評価され、今年茨城県庁が行う「いばらき移住・二地域居住推進業務」で増田さんは、ヤフー、茨城県移住計画と一緒に県と個人の継続的な関係をつくるプロジェクト「if design project」を行うことになります。(詳細はこちら

「茨城県と言ったらこれ」をつくりたい

「if design project」は、フィールドワークや様々な分野で活躍している講師陣からの講義、企画ワークショップなど全4回、約3か月のプログラムを通して、チームで茨城県の魅力を発掘し、企画・デザインを提案するプロジェクト。

増田さん:茨城県には “茨城と言ったらこれ” というものがないんです。正確にいえば、魅力はたくさんあるのにその魅力を地元の人ですら知らずに、活かし切れていないことがまだまだ多いんです。

増田さんの言葉通り、茨城県はブランド総合研究所が毎年実施している「全国都道府県魅力度ランキング」で5年連続最下位を記録するなど、東京に近いからこそ、特にこれといった印象が薄い地域。

増田さん:僕自身も茨城出身ですが、今回茨城県に携わって初めて知った茨城にしかない魅力がたくさんありました。だからこそif design projectを通して “茨城県と言ったらこれ” というものを生み出したいんです。(詳細はこちら

参加者の企画を夢物語にしたくない

増田さん:ですが昨今、地方創生のブームがあるなかで、正直、こういった地域のプロジェクトって多くの地域でやられているんですよね。だからこそ、改めてどんなプロジェクトがいいのかを他の地域のプロジェクトを参考にしながら考えました。

今回もっとも増田さんが重要視したのは、if design projectに茨城、地域に想いがあり、自らの地域の未来を見据える地元の企業が参画していることだといいます。

増田さん:せっかく参加者のみなさんから企画をご提案していただくからには、ただの夢物語にしたくないと思いました。地域の未来を考える、想いのある地元の企業が参画することで、僕たちはみなさんからご提案いただいた企画を企業が実現していく、あるいはその企業と一緒になって、このプロジェクト後も継続的に関わり、実事業化に向けて動いていくところまで見据えています。

実際に今回のif design projectでは、県内にあるサッカークラブ「水戸ホーリーホック」、生産量日本一を誇り県内でも有数の産地である笠間の栗をブランド化している「あいきマロン」、筑波山頂入口でカフェの経営や観光スポットの紹介などをしている「日升庵」がパートナーとして参画する予定です。(お申し込みはこちら


県内にあるサッカークラブ「水戸ホーリーホック」


笠間の栗をブランド化している「あいきマロン」


カフェの経営や観光スポットの紹介などをしている「日升庵」

増田さん:「スポーツ×地域」「食×地域」「山×地域」と、全く異なる幅広いテーマの中から挑戦したいテーマを選び、各テーマに長けたメンターと共にチームで企画していくことができるのも大きな特徴ですね。基本的にif design projectは、企画提案までのプログラムですが、提案が採用されれば、その後も継続的に関わりたい人たちが地元の企業とタッグを組んで、事業を推進させていくこと可能性もあるとのこと。その場合には、今回運営として一緒に携わっている茨城移住企画さんが全力でサポートしてくれるといいます。(お申し込みはこちら

茨城県を実験の場にしてほしい

増田さん:「いつかは地方に移住したい」と思っていても、仕事や生活を考えると戸惑ってしまう人って多いと思うんです。だからこそ、茨城を実験の場にして今の自分の知識やスキルがどう活きるのか試していただけたらいいなと思っています。正直、茨城県には興味がないけど、「地方」「ローカル」という点には興味があるという方でも大歓迎です。けど、今回のプロジェクトに参加したら、きっと茨城の魅力に気づくはずです。

他にもif design projectのプログラム中には、チームを横断して参加者やメンターが交流できるようみんなで茨城に行く機会も設けられる予定とのこと。

増田さん:if design projectを通してでしかつくれない仲間をつくりにきて欲しいと思っています。例えば、何年後かに地方に移住して「DIYをしてカフェをつくりたい!」と思った時、if design projectで出会った仲間を呼んで一緒にDIYするとか、何か地方でプロジェクトを立ち上げて、クラウドファンディングをするとなったときに、皆でシェアし合ったり、応援し合ったりする関係性がつくれると、嬉しいですね。(お申し込みはこちら

東京から一番近いローカルな場所「茨城県」を実験の場に、あなたもプロジェクトを立ち上げる挑戦をしてみてはいかがでしょうか?

if design projectの詳細・お申し込みはこちらからどうぞ

 

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