日本を今一度洗濯いたし申候。
坂本龍馬が日本を外国にも負けないくらい強い国にするため、日本を一つにまとめようと決意の証として記した言葉。
多くの人が一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
今回は、そんな坂本龍馬が生まれた地「高知」から、我こそが平成の次を地元から盛り上げるんだ、という9自治体をお招きし、公務員が日本一アツクルシイイベントを東京で開催します。
「相手の本当にやりたいことなら、僕は地域の人に土下座をしてでも、挑戦できる環境をつくる」「自分のやりたいことをここでやってみたらいい。僕らはそれを全力で応援する」
そう語るのは、四万十町の公務員でいながら、他の地域の公務員も束ねてしまう高瀬氏。しかし、この言葉の通り、高知県の公務員は誰よりも目の前の相手に寄り添い、お互いにとってのベストを選択し続ける。
実は今回のイベントを主催している私は12月から高知と東京の二拠点生活を開始。もともと生まれも育ちも(ほぼ)東京という私にとって、高知は社会人になるまで縁もゆかりもない土地だった。
それでも高知で暮らすことを選んだのは、とにかく熱く(むしろ熱苦しいくらい)、面白い公務員さんが多かったから。彼らは、新しいことや話題性のあることが大好きで、どんな人ともでもすぐ仲良くなってしまう。口癖は「面白いことがやりたい」。
そんな彼らの姿がとにかくかっこよくて、「この人たちにもっと関わりたい」「一緒にもっと面白いことやってみたい」純粋にそう思った。
そして、実際に地域に入り込んでみたからこそわかったのは、彼らは実行力がすごい。誰かの「やりたい」を形にするために助成金を取ってきてしまう、クラウドファンディングを成功に導いてしまう、外からいろんな人を巻き込んでくる。
決して簡単ではないこれらのことをなんとかして形にしていく。たとえ自分の仕事領域を超えていても、誰かの「やりたい」を形にするために思考し続け、行動をするのが彼らなのだ。
今回はなんと、9自治体の高知のアツクルシイ公務員が集結。
「やりたいことはたくさんあるけれど、身体が足りない」
というのも彼らの口癖。ワクワクするアイディアをいつも頭に忍ばせながら、一緒に動いてくれる人を常に募集している。そんな人たちと出会えることを彼らは楽しみにしてます。
人によって挑戦したいことも、挑戦の方法も人それぞれ。挑戦をするために高知に移住するという選択をする人もいれば、東京と高知を行き来しながら挑戦する人もいれば、東京にいながら高知に関わることを望む人だっているかもしれない。中には、まだ自分の中で挑戦したいことが具体的になっていない人や、具体的な挑戦方法が見えていない人だって多くいるだろう。
けれど、どんな人にも共通して言えるのは、あなたが何かに挑戦したいと思った時、間違いなく高知には自分の「やりたい」を後押しし、サポートしてくれる土俵、心意気があるということだ。
(ちなみに今の私のベストは、高知の地域おこし協力隊として、高知に家を持ちながら、高知の活性化のために東京と高知を行き来しながら働くということだった。そして決断してから圧倒的サポートにより、なんと3ヶ月ほどでそれを形にできてしまった。)
まずは高知という地域を深く知り、高知に暮らしている人と仲間になるところから始めたらいい。今回はそんな繋がりが生まれるような場をご提供します。
高知を今一度洗濯いたし申候。
これから先の生き方・暮らし方をアツクルシイ地方で、高知で、模索したいと思っているアナタはぜひこの機会に遊びにきてください。