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LOCAL LETTER

伝統を生かして商品開発へ。消費者に購入してもらうための「こだわり」とは・・・

APR. 11

Tango, KYOTO

地域活性化を図り、地域の昔ながらの伝統を生かした商品開発を行っている自治体は多いですよね。しかし、商品化まではできたとしても、消費者に手に取ってもらうことに苦戦してしまう場合もありますよね。

そこで今回は、商品開発に力を入れている自治体にフォーカスし、そのこだわりをご紹介します。

京都府丹後たんご地域は、地域活性化を目的に、株式会社JTB西日本と連携し、2017年5月より「丹後織物桃源郷プロジェクト」を開始しました。

京都府の丹後地域は、奈良時代から続く国内最大の絹織物の産地。その中でも、「丹後ちりめん」は2020年に誕生から300年を迎えます。そこで今回、「丹後ちりめん」が誕生300年を迎えることを契機に、地域のブランド化につなげるため、伝統産品である丹後織物をリブランディングし、商品開発が行われました。

 

今回の商品開発では、「丹後の織物素材 × 世界レベルの職人 × ストーリー」に重点を置き、世界的ブランドのデザインを手掛けるフランス人デザイナーを起用し、今のマーケットに響く商品を開発するための「商品開発チーム」を編成しています。

世界品質の織物素材を使用するだけでなく、美しい織物を育んだ美しい自然、機織りの文化や技術を受け継ぐ日本の着物文化を生んだ絹織物のストーリー性を訴求することで、消費者により「欲しい」と思ってもらえるような商品開発を行っています。

起用デザイナー:Mathilde Bregeon(マチルダ・ブレジオン)氏
パリ在住のフランス人デザイナー。パリ国立高等装飾美術学校でファッションデザインの学士号、surface/textileデザインについて優等で修士号を取得。以降、ニューヨーク、チューリッヒ、パリにおいて高級ブランドや小規模クリエイティブスタジオで実績を積む。現在、ハイエンドのテキスタイル企業やインテリアデザイン企業、ファッションブランドのコレクションやオーダーメイドのプロジェクトのデザインを手がけている。

商品化されたストール6品は、2018年1月20日(土)より大阪市内のJTBグループ店舗や丹後地域の宿泊施設で販売開始します。ぜひ、実物を手にとって見てみてくださいね。

商品詳細

■販売価格
18,000 円 ~ 57,000 円(税別)

■特徴
・シルクベースに糸状の牛革を一本一本手で織り込んだ新素材レザーシルクのストール
・真綿(絹)をループ状に仕上げた糸を使用して織り上げたストールであり、肌に優しく、柔らかさとぬくもりがある
・強くねじりをかけた横糸を織り込むことで、光が膨らむような光沢を生む絹の素材をベースに日本古来の染めの技術によって仕上げたストール
・生地に隙間を作りながら織り、部分的に透けるところを作る「からみ織り」を使って柄を生み出したストール

■販売店舗
JTB店舗
・JTB関西 東梅田支店(大阪市北区曽根崎2-11-5梅田OSホテル1階)

佳松苑グループ(3か所)
・夕日ヶ浦温泉「佳松苑」(京都府京丹後市網野町木津247)
・夕日ヶ浦温泉「佳松苑はなれ櫂(かい)」(京都府京丹後市網野町浜詰669)
・ふく松喫茶(夕日ヶ浦木津温泉駅前 京都府京丹後市網野町木津798)

■販売期間
2018年1月20日(土)~ 3月25日(日)

引用先:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001406.000005912.html

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