Ebino, MIYAZAKI
宮崎県えびの市
「いつまでも自分たちの故郷を好きでいたい…!」
そんな思いを持った宮崎県えびの市の高校生と、一流アーティストがコラボして制作した楽曲「忘れられない歌」が公開されました。
高校生のリアルな思いが込められた歌詞と映像は、視聴した人がそれぞれの故郷を思い出せるようなあたたかさを持っています。このミュージックビデオを見て故郷が懐かしくなったら、旧友や家族に連絡を取ってみてはいかがでしょうか。
宮崎県えびの市HPよりご紹介させていただきます。
宮崎県えびの市では、シティセールスの一環として高校生視点でのPR動画制作を実施。市内唯一の県立高校である飯野高校3年B組の生徒と、本プロジェクトの趣旨に賛同した曽我部恵一(サニーデイ・サービス)、Bose(スチャダラパー)が制作した楽曲のミュージックビデオが完成し、本日YouTube上にて公開された。
PR動画制作は生徒たちがワークショップの中で「えびの市の魅力」を掘り下げることから始まった。曽我部恵一、Boseが制作したデモ音源を元に映像の内容を考えるなど、一流アーティストと高校生のコラボレーションが実現。ワークショップ中にはBoseがサプライズ登場する一場面も。その場で生徒たちからアイデアを直接聞いたり、意見交換を行った。
生徒たちの思いが込められた楽曲は、誰もが口ずさめる歌詞とメロディーに共感できるメッセージがラップで重なる。「忘れられない歌」と題される本作品は、えびの市の雄大な景色や空をイメージさせる、一度聴いたら「忘れられない」楽曲となった。またミュージックビデオは、映像監督を気鋭の映像作家・木村和史が務め、宮崎県出身の女優・工藤綾乃が主人公を年代の異なる一人三役で熱演。映像にはワークショップに参加した生徒たちも出演し、高校生とクリエイターが一体となって作り上げた。ミュージックビデオを観る人それぞれが、自分の「ふるさと」を想い起こしたり考えたりすることが出来る内容だ。
本日の公開に際して、曽我部恵一は「この曲を聴くと、えびの市が自分のルーツだと思い出すようになってくれると嬉しい」、Boseは「これから成長していくにつれ、より一層楽曲や映像が染みてくると思う」とコメントを寄せた。卒業を間近に控えた生徒たちにとって、プロフェッショナルのクリエイターと共に、まちの未来について考え、アイデアを育んだ時間は貴重な時間となった。そんなメッセージを込めたPR動画は、同市から日本全国に向けての忘れられないメッセージとなっている。
HINAKO TASAKA
田坂 日菜子