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LOCAL LETTER

バリバリ営業マンがUターン。移住相談窓口スタッフ・社会人学生の彼が日常をレポート

MAY. 03

Himi, TOYAMA

富山県氷見ひみ市で、移住や定住に関する、あらゆる相談の窓口スタッフとして働く、大坪 史弥は、元株式会社リクルートジョブズで広告営業をしていた営業マン。お母様の死をきっかけに生き方を考え直し、2015年に富山県にUターンをしました。現在は富山県の空き家を「豊かに生活できる場」にするため、場づくりコーディネーター見習いとして奮闘しながら、仕事の傍、建築意匠を通信大学で学ぶ社会人学生です。

今回はそんな彼の日常を氷見市IJU応援センターよりご紹介いたします。

タマル場の日常vol.9

こんばんは。マネージャーの大坪です。最近は暑かったり寒かったりでどんな服を着たら良いのかよくわかりません。さーて、4月のみらいエンジンは…

新スタッフが加わりました

新年度です。この時期は卒業したり、進学したり、入社したり、異動したり、退職したりとそわそわする時期ですね。そんなみらいエンジンもご多分に漏れずそわそわしてます。だって、新しいスタッフが入るんですもの。そら、そわそわします。

4月からみらいエンジンの新しいスタッフとして藤田智彦さんが加わることになりました。今までは、地域おこし協力隊としてみらいエンジンのイベント企画や情報発信など、非常勤スタッフとしてサポートしてもらっていました。そして、今年3月に協力隊の任期を終え、この度みらいエンジンの常勤スタッフとして加わっていただくことに。正直、新鮮味はさほどないことは、藤田さんの表情が物語ってますが、やっぱりうれしいもんです。

去年の7月から働き始めた私は今一番スタッフ歴が浅いので、藤田さんは初めての後輩になるわけです。「よしよし、入社したてのひよこちゃんに色々教えてやろうじゃないか」と意気込んでいたんですが、勤務初日から、、

「〇〇は〇〇さんに相談したほうがいいです。」
「あそこの空き家が使えるかもしれません。」
「今ひとり移住のご相談に乗っています。」

と、ひよこちゃんらしからぬ言動が飛び出す飛び出す。よく考えてみれば、3年間の地域おこし協力隊の経験があるわけで、氷見の先輩なわけです。どうみても私がひよこちゃんでした。マネージャー交代の日も近いかもしれません。

そんなこんなで今年度のみらいエンジンはスタッフも増え、パワーアップ。
さらに氷見がワクワクするまちになるようにフルスロットルで頑張ります!

Beer Cafe ブルーミンオープン!

春といえば、楽しみにしていた「Beer cafe ブルーミン」が4月11日オープンしました。今までの記事でも何回かお伝えしましたが、ブルーミンは氷見の海岸沿いにあった古いビルをリノベーションしたブルーパブ。昨年、氷見にUターンした山本さんご家族のお店です。

ブルーパブとは「お店の中に醸造設備のある酒場」のことをいいまして、作りたてのビールがその場ですぐ飲めちゃうわけです。去年からずっと楽しみにしてました。お店はセンターから歩いて5分位のところにあります。これから仕事終わりにはめちゃ美味いクラフトビールが飲めるんですよ。いや、もう贅沢。

オープン直前にはプレオープンパーティが開催され、みらいエンジンスタッフも全員ご招待頂きました。
山本さん、ありがとうございます!

通常のビールよりも多くのホップを使用している「IPA」というビールをいただきました。味はいつも飲んでるビールよりも苦味があり、パンチがある味わい。アルコール度数は通常より高いそうですが、でもすごく飲みやすいんです。

私の食レポが下手くそ過ぎて美味しさを1割も伝えられていないのが非常に歯がゆい!是非みなさん自分の舌でその美味しさを味わってみてください。

オープンの裏で

さて、このプレオープンパーティのちょっと前、湊川の桜が咲き始めた頃、山本さんからご連絡頂きました。「グランドオープンの前に、ある方を招待するのでお店来ませんか?」

はい喜んで、と見に行くと、いらっしゃったのは…

お店となったビルの元オーナー、安達さんご家族です。「お店が出来たら最初に招待する」と約束されていたそう。

お店に入るなり、「こりゃすごい…」と大きなため息が。

店内を案内する山本さん。すごく嬉しそう。

住んでいた当時の様子を語る安達さんご夫婦。山本さんご夫婦も興味深く聞き入っていました。

店内を見た後はみんなでカンパイ!初めてこの場所で醸造したビール。安達さんに味をお聞きした所、「花マル!」とのことでした。

懐から取り出したのは今日の招待状。「世界にひとつだけの招待状やから大事に持ってきた」とのこと。

終始和やかなムードな食事会でした。

ほんとは最初ちょこっとだけお邪魔して、すぐに退散しようかと思ってたんです。ほら、私部外者ですし、お店にとってもすごく大事な瞬間だと思うので。邪魔したらいかんと思って。でも、結局最初から最後まで居てしまいました。それは単にお店の居心地の良かったからだけじゃありません。

私が入社して7日目、東京の移住フェアで出店の思いを熱く語ってくれた山本さん。その3週間後、空きビルを使ってくれる人を探していると電話頂いた安達さん。その両者を知っている私としては、この会をずーっと見てたいなと思ってしまったんですね。お二方ともお邪魔してしまってほんとすみません!素敵な時間を有難うございました。

 

今年も新しい年度が始まります。
これから1年、どんな出会いがあるのか、楽しみです。

情報提供元:氷見市IJU応援センター(2018年5月1日配信記事)

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