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『インタビューライティングに特化した講座を受けたい』
『人の生き方を伝え、誰かの行動を生み出す文章が書きたい』
『インプットとアウトプットを繰り返しながら、実践的に学びたい』
そんな思いのある方々に向け開講する、LOCAL LETTERのインタビューライター養成講座。
これまでにのべ80名以上が卒業したこの講座では、相手の“個性”と“温度”を引き出し、読者に鮮度を持って届けるインタビュー・ライティングのノウハウを余すことなくお伝えしてきました。
第5期生を募集中の今回は、第4期インタビューライター養成講座を受講したばかりの卒業生3名にリアルな感想を伺いました。
前編では、数多あるライター講座の中からなぜ本講座を選んだのか、そして受講で得られた効果を振り返りました。後編では、LOCAL LETTERならではの講座コミュニティの魅力と受講後の変化、そして講座を検討している方ヘのメッセージをお届けします。
「受講者のコミュニティがとてもいい」と太鼓判を押すのは、ほの香さん。他の2人も頷きます。
「仲間ができる感じがするんです。例えば自分の将来の悩みとか、なかなか近しい人にも相談できなかったりするけれど、それを公然と語らえる場がある。
LOCAL LETTERのコミュニティの中にいれば、ローカルに興味がある人とのつながりも増えますし、そういう仲間が増える安心感があるからこそ、一歩踏み出す勇気をもらえる実感があります」(ほの香さん)
ほの香さんは、講座を受講した後に転職活動をスタート。副業を通してキャリアを広げている同世代の受講生に刺激を受け、自分も副業可能な人材系の企業にキャリアチェンジをしました。
またキャリア選択の裏側には、特別取材合宿で山梨県の富士吉田市を訪れた経験も影響しているのだとか。
「事業者さんへのインタビューで、地域ともっと関わりたい気持ちが高まりました」(ほの香さん)
転職先の企業では、地方自治体と連携する業務を担当予定。今回の受講を通して周囲と対話し、自分の働き方を見つめ直したほの香さん。ここから広がる新たなキャリアへ期待を寄せています。
そして、ほの香さんは副業としてライター活動にも本腰を入れていくために、同じ受講生でイラストレーターのミシリさんにライター活動用のアイコンを描いてもらったそう。
講座が終わった後も、全国各地で同じ志を持つ仲間と連携しながら、着実に理想の「働き方」に向かって邁進されています。
「ライター講座を通して、『自分はこういうことをやりたいんだ』っていうのが明確になりました。今まではただのひきこもりだったので、自分の思いを話すことさえなかったんですよね。話してアウトプットして、大事にしていたものを考えるきっかけをくれたのが大きいです」と語るのは、受講生のミシリさん。
インタビューやライティングのスキルアップだけでなく、講座を通しての「気付き」で自分の内面が整理された方も多くいらっしゃいます。
なんとミシリさんは受講直後、自身のやりたいことと向き合い、自分の暮らすまちでインタビュー企画を立ち上げました。
ミシリさんが考案したのは、地域の大人の仕事や失敗談に関する記事を連載していく「おしごとコレ聞き隊」。読者を小学校高学年から中学生に設定し、子ども達が面白い大人を知る、そんな機会づくりを目指しています。
受講前よりライターとしての経験があった柿本さんにも、講座を通して新たな気付きがありました。講座内で学んだことを座右の銘にしているといいます。
それは、インタビューの心得で学んだ「バイアスを持たない」という言葉。
「取材する相手のことを前もって決めつけないという意味ですが、今まではインタビューの時に『この人はこう返してくるんだろうな』と、ある程度予測して進めていた自分に気付かされました。
もっとフラットに人と接することで、その人のありのままを引き出せる。大事な姿勢を学ばせてもらってよかったです」(柿本さん)
本音や感情を引き出し、そのまま文章に乗せて届ける力はどんな分野においても役立つ技術。柿本さんにとって、ライティングは「どこでも生きていけるスキル」だと語ります。
「私は、場所に制約されず、行きたいところができた時にすぐにどこにでも行ける暮らしをしたくて。ライター業は子育てとも両立しやすいですし、この仕事をちゃんと続けていきたいと思っています」(柿本さん)
ライターとして活躍するうえで執筆経験は豊富に積みたいところ。どのようにしてキャリアを積んでいくのかは多くの方が気になる部分です。
LOCAL LETTERでは、本講座を通じて受講生が作成した記事は全てWEBに公開しています。他の記事と同様に、正式なLOCAL LETTERのライターが執筆したものとして掲載されるため、今後の仕事獲得用のポートフォリオとして活用できます。
また、その後も継続的にLOCAL LETTERでのライティングを希望される方には、執筆パートナーとして案件を発注。
講座でスキルアップした後の出口が不安な方も、自信をもって次のステップを歩めるようにサポートしています。
最後に、講座を検討している方へ向けて、3人の卒業生からメッセージをいただきました。
「インタビューライターになることを考えていない人でもぜひ」と話すミシリさん。
「私みたいにライター未経験だったり、どの立場の人でも、何かしらの形で得るものがあると思います。
ただ受け身で1から10まで教えてもらおうという人ではなく、『自分でやれること全部吸収してやるぞ』みたいな人に、めちゃくちゃ合うと思います」(ミシリさん)
インタビュー・ライティングスキルだけではない学びの可能性に、柿本さんも言及します。
「受講生同士でのインタビューなど、課題の大半が自己紹介を題材にしたものだったので、自分を見つめ直す機会になりました。
働き方や生き方にモヤモヤしている人も、受講したら何か突破口が見つかるかもしれないですよ」(柿本さん)
講座を受けている過程で自分の気持ちが言語化され、さらに取材を通して、軸をもって生きるローカルプレイヤーたちの人生に触れる。その一連の体験は、他のライター講座にはないものなのかもしれません。
実際に、働き方や生き方で受講前に悩んでいたほの香さんも、柿本さんの言葉に頷きます。
「自分の生き方を見つめ直すのに、この講座はとてもいいなと思いました。インタビューライティングの興味あるなしに関わらず、受けて損はない講座だと思います」(ほの香さん)
仕事でも活きるスキル面はもちろん、それ以上の学びを得て確実に良い変化を体感している卒業生たち。講座について語り合う3人の会話には笑顔があふれていました。
前編・後編と2記事にわたって紐解いてきた、このインタビューライター養成講座。
講座期間は、約4ヵ月間。全11回のオンライン講義、1泊2日の特別取材合宿が含まれています。※オンラインのみのコースには合宿は含まれません。
このカリキュラムを短いと思う方もいれば、長いと思う方もいるでしょう。
どちらであれ、全国の仲間と濃い学びの時間をものにできるかは自分次第です。
受講後には、広がったキャリアの選択肢から、思いがけず新しい道を見つけられるかも。
思い立ったが吉日。
この機会にぜひ「インタビューライター養成講座」に飛び込んでみてはいかがでしょうか。
次に卒業生として取材されるのは、アナタかもしれません。
インタビューライター養成講座の詳細はこちら
https://academy.localletter.jp/interview-writer
Information
“個性”と“温度”を引き出すインタビューとライティングで、
心を揺さぶり行動を生み出すインタビューライターへ。
多種多様な人の生き方やビジネスをインタビューし、
800地域・1,100記事以上の掲載を誇る「LOCAL LETTER」が
一流のインタビューライターと共同開発したプログラム。
<こんな人にオススメ!>
・相手の言葉を心地よく引き出すインタビューがしたい
・だれかの行動のきっかけとなる記事を書けるようになりたい
・未経験だけどインタビューライターに憧れている
・独学でライティングしていて、仲間と学びを深めたい
インタビューライター養成講座の詳細はこちら
https://academy.localletter.jp/interview-writer
Editor's Note
取材やライティングのノウハウはもちろん、全国各地で活躍するライター仲間、実績を積み上げることのできる場……。講座で得られたものは確実に今の自分の土台となっています。ライターの方もそうでない方も、ぜひ一度ご検討ください。
Hiroka Komatsubara
小松原 啓加