教育
「起業」という言葉を聞くと、アナタはどんなイメージを持つでしょうか?
「ワクワク楽しそう。いつか自分もやってみたい。」そんな風に前向きに捉える方もいれば、「大変そう。自分とは縁遠いもの。」と感じる方もいるかもしれません。
そして圧倒的に後者の感情を抱く人の方が、多いのではないでしょうか。
「起業」に大きなハードルを感じるのは、そもそも「起業」という経験を多くの人がしたことがないから。
ならば、高校生の頃から実際にお金を扱いながら「起業」をする経験ができたら…。起業家との接点機会が多くあれば…。「起業」が、会社員と同じくらいに、当たり前の選択肢になるのではないだろうか。
そんな思いで、名古屋市とミテモ株式会社がタッグを組み、高校生が本物の起業家のようにビジネスを創造する『スタートアップ・ユースキャンプ』をこの夏開講!
今回開催するオンラインイベントでは、2年目の取り組みとなる『スタートアップ・ユースキャンプ』の運営者であるミテモ株式会社の飯田さんを中心に、プログラムへの思いや、今後の「地域 × アントレプレナーシップ教育」をお聞きします。
『スタートアップ・ユースキャンプ』で大切にしているのは「起業という生き方を知る」こと。プログラムの対象者は高校生。
「ゼロからサービスをつくる生々しさの中にある面白さを伝えたい」と、高校生たちへ実際に事業資金を渡し、高校生たちはその資金を元手にビジネスをつくり、2週間という短い期間の中で、結果をだすことを目指します。
「起業を “すごいもの” から、“身近なもの” にしていきたいんです。今回のプログラムを通じて、“やってみたら意外と起業できちゃった” という成功体験をつくれたらと思い、綺麗事ばかりではなく、生々しくお金を扱った事業づくりをしてもらいました」(飯田さん)
実際に過去参加した高校生たちは、どんなニーズがあるかを調べ、テレアポなどの営業から企画、実行までを2週間で行い、学童で夏祭りを企画することで対価を稼いだり、カフェのメニュー開発のアンケート代行を行ったり、日本で仕入れた筆を南米の書道の先生と繋がり販売したりと、多種多様なアイディア・実行力でビジネスを創っていったという。
今回は、そんな『スタートアップ・ユースキャンプ』の中心メンバーであるミテモ株式会社の飯田さんを中心に、前回プログラムで先輩起業家としてゲスト講師を務めるなど、高校生向けの起業体験事業を応援しているレオス・キャピタルワークス代表取締役会長兼社長最高投資責任者の藤野英人さんと、過去プログラムに参加し、終了後には実際に起業をした現役高校生ふたりが、トークセッションを開催!
時代の変化に伴い、産業構造の変化が起きる中で、日本全体として新たな産業を生み出していくことが求められるいま。どうしたら、次世代の起業家が育まれていくのか?
それぞれの立場から、お話を伺います。地域教育に関心がある方はもちろん、今後の地域未来を考えていく上でも大事な観点ですので、まちづくりに携わっている方必見のイベント。ぜひ、奮ってご参加ください!
8/12 12:00-13:00 @オンライン
・12:00-12:05:オープニング
・12:05-12:25:トークセッション①
→ 藤野さんと飯田さんが「起業家に必要な要素」や「起業家を育成する上で重要なポイント」など、次世代の起業家を育むためのポイントをお話ししていきます
・12:25-12:40:トークセッション②
→ 藤野さんと飯田さんに加えて、昨年の本プログラムの参加者であり、その後実際に会社をつくった現役高校生が交わり、実際にプログラムに参加してみての体験談や、今取り組んでいるビジネスを中心にお話ししていきます
・12:40-12:50:質疑応答
・12:50-13:00:クロージング
・地域 × 教育に興味がある方
・高校生 × アントレシッププレナー教育 に興味がある方
・高校生に向けた教育事業に関心のある方
・次世代のまちづくりに関心がある方
Editor's Note
教育業界に熱きメンバーと、実際にプログラムに参加し、起業をしてしまった高校生メンバーが交わる初のトークセッション!ぜひ実践者たちの赤裸々な話を聞きにいらしてくださいね!
NANA TAKAYAMA
高山 奈々