前略、100年先のふるさとを思ふメディアです。

LOCAL LETTER

家にいても、島へいこう。2/21開催!島々の作り手をめぐるオンラインの旅『Islands Market』

FEB. 19

JAPAN

前略、島めぐりをしながら、全国各地の作り手に “出会う旅” をしたいアナタへ

新型コロナウイルスの影響は、私たちの生活にさまざまな変化をもたらしました。皆さんの中には「会うこと」で、より相手を深く理解できる行動だと改めて感じた人もいるのではないでしょうか。

直接会えない状況で、私たちは試行錯誤をしながらコミュニケーションをとってきました。今回は、2/21(日)に開催する島々の作り手を巡る旅ができるオンライン・クラフト・マーケット『Islands Market』をご紹介。

運営メンバーである平井優美さんと高木孝太郎さん、そして出展者としてレモンラボ代表の石崎浩太郎さんとレモン農家の永井英夫さんに、オンライン・クラフト・マーケットの魅力をお聞きしました。

その地にある営み、温度感をオンラインで。

全国各地の地域に根ざしたものづくりに取組む “作り手と生活者をつなぐ場” として立ち上げ、オンライン・クラフト・マーケット『Local Craft Market』は、2020年5月のスタートからすでに5回開催されています。「場所を超えて、想いに触れる。」をコンセプトに、全国各地の工房や酒蔵、農家と自宅をオンラインでつなぎ、「出会う、話す、買う、旅をする」といった楽しみ方を提供しています。これまでに約90社の作り手と約700名の参加者がオンラインで交流をしてきました。

そもそもLocal Craft Marketは、ミテモ株式会社の澤田哲也さんとトランクデザイン株式会社の堀内 康広さん、株式会社Pの柳瀨武彦さんの3人が発起人となって立上げられたマーケット。

「コロナ禍で行動が制限されて、これまでやっていたポップアップイベントや販売会を行うことができず、地域に訪れる観光客が減少している状況。作り手と生活者が繋がる機会が少なくなっていることに課題に感じ、デジタルやクリエイティブを活用して、場所を越えて作り手と生産者がつながることは実現できるのではないかという想いから、Local Craft Marketが企画されました」と経緯を説明してくれたのは運営メンバーの高木さん。

写真1番左> 運営メンバー:高木孝太郎(株式会社P)さん / 写真右> 平井優美(株式会社ミテモ)さん
写真1番左> 運営メンバー:高木孝太郎(株式会社P)さん / 写真右> 平井優美(株式会社ミテモ)さん

さまざまな地域を訪ねてきた発起人の3人が作り手の課題に触れたことで、ヒトやモノの移動が制限される中で直接会ってモノを見ることができなくても、作り手と生活者がつながる場をつくろうとスタートさせました。

Local Craft Marketでは、Web会議システム「Remo」から参加し、出店者は工房や作業場、店舗などの現場から直接参加をして、それぞれの個性溢れるやり方で参加者に想いを届けています。

島々を巡る一日!『Islands Market』

Local Craft Marketも第6回目となる今回は『Islands Market』と題して、島国である日本の離島地域にフォーカス。島めぐりをするように作り手との出会いを楽しめるマーケットになっています。

運営メンバーの中には離島に暮らす人がいたり、多くの地域を訪ねているメンバーがいたりと、これまでに島の魅力を存分に味わってきたからこそ、“離島ならではの文化を伝えながら島を往来できるマーケットがあったら面白い” と「島」がテーマになりました。

運営メンバーの高木さんも島に魅了された一人。島の魅力を教えてくれました。

「島の文化って、時間の流れ方がちょっと独特だと思っています。島という環境や暮らしの制限の中で試行錯誤の積み重ねでつくりあげられた文化だからこそ、都心にはない独特なものと感じるのかなあ。メンバーはいろんな島に訪れたことがあって、行くとみんな島が大好きになっちゃうんです。一時期は島禁止令が出たくらい(笑)」。(高木さん)

運営メンバーもおすすめする、島々の作り手をめぐるIslands Marketでは、大きく4つの楽しみ方があります。

  1. 自分で見て巡る!
    ガイドマップを見て話しを聞いてみたい、見てみたいと思う作り手のブースを自由に巡ることができます。
  2. ツアープランナーに相談して巡る!
    当日ツアープランナーに相談すれば、希望や興味に沿ったおすすめの作り手ブースの巡り方を案内してくれます。どこを回ったらいいかわからない人や興味があるモノの作り手を探している人など、巡り方にちょっと迷っている方におすすめ。
  3. グループツアーに参加して巡る!(※事前予約あり)
    ツアーガイドがテーマに沿って、作り手のブースを参加者と一緒に巡ります。
  4. 体験プログラムに参加して巡る!(※限定枠の事前申し込みあり) 
    作り手の工場見学や作業見学など、作り手が思い思いに魅力を届けてくれる体験プログラムです。

運営メンバーは、作り手と生活者の「つなぎ手」であるという意識をしながら、表面的なことだけではなく深くまで知れる仕組みをつくり、さらに参加パターンを複数用意することで、気軽に参加できるようになっています。

作り手も生活者も、自然体で楽しめる。

では、「出展者」にはどんな方たちがいるのでしょうか。

今回は、第3回目のLocal Craft Marketにも出店された広島県生口島を拠点に柑橘類の販売や商品企画を行う「Remon.Lab(レモンラボ)」の代表石崎浩太郎さん、そして共に活動をするレモン農家の永井英夫さんが、出展者の目線としてマーケットの魅力を教えてくれました。

「人柄にやられた!(最高!)」と運営メンバーから親しまれている石崎さんと英夫さん。彼らのつくるレモンや柑橘は、農薬や肥料を使用しない自然農法で栽培しているのが特徴です。2年程前にレモンづくりに真面目に楽しく取組む英夫さんの想いに感銘を受けた石崎さんが、「より多くの人に知ってもらいたい!」と思ったことから、一緒に事業をすることを提案。現在の活動につながっています。

写真左>レモン農家の永井英夫さん / 写真右> レモンラボ代表の石崎浩太郎さん
写真左>レモン農家の永井英夫さん / 写真右> レモンラボ代表の石崎浩太郎さん

第3回目のLocal Craft Marketに出展したことを皮切りに運営メンバーとも交流を深めてきたレモンラボさん。マーケット開催後には、3つの拠点を同時につないで飲み会までも実施。実際に届いた柑橘を見て、食べて、話を聞いた運営メンバーは興奮が止まらなかったそう。

「届いた柑橘を見ながら、オンラインで話を聞くと英夫さんたちに直接会ってみたい、会いに行かないわけにはいけない!とテンションが上がりましたね(笑)」と高木さん。オンラインで飲み会をしたときは、レモンの旬の時期ではなかったことから時期を待って実際に現地に訪れたそうです。

「レモンづくりに対する愛がすごい。話を聞いてから英夫さんから届いたレモンを見るとなんだか我が子のようにレモンがかわいく見えてきた(笑)」と話すのは、運営の平井さん。

「モノに愛着が湧いてくると、誰かにプレゼンしたくなります。誰かに届けるときに、作り手の想いとかこだわりを知っていると、自信を持って相手にも渡せるんですよね。現地に行ってみたい!もっと知りたい!誰かに共有したい!って、高まりが生まれる場がLocal Craft Marketなのではないかなと思います」。(平井さん)

直接会えずとも、リアルな話を聞くことや購入して手に取ってみることで、自分自身の理解が深まり、よりひとつのものにも愛着が湧いたり、誰かに共有したくなる気持ちが生まれてくるといいます。

Islands Marketで作り手を巡るときには、出展者に参加者から直接質問をすることも可能です。ここでは、現場を実際に見せながら相互に話ができることから、些細なことも気軽に質問できるので、自然体で生産者側も参加者側も楽しめる点に、レモンラボの石崎さんは可能性を見出しています。

「例えば、レモン畑の景色を見せながら英夫さんが説明をしていると『めっちゃ雑草生えていますね。手入れってどうしているんですか?』と少々心配しながら質問されたりすることもあります。そこで自然農法であることを説明しながら、雑草が生えている理由をお伝えすると、なるほどとなる。オンラインでも堅苦しくなく会話のやりとりができるのがいいですね」と石崎さん。

「このマーケットがなかったら、おそらくzoomを使って会議をする機会もなかっただろうし、オンラインで伝えることもできていなかったように思います。一方的に話すことには慣れないけど(笑)。参加者とのやりとりができるからいいですね」と英夫さん。マーケットに参加することで農家として発信の仕方や思いの届け方の幅が広がっていることを楽しんでいるようです。

そして、平井さんは運営でありながら自身もこのマーケットを参加者目線でかなり堪能している様子。「レモンラボさんであれば、例えば参加者は『どんなところにレモンがあるの?』と気になったりしますよね。英夫さんは、いつもレモン畑から配信してくれるんです。農家さんの日常の景色を見ることができるのは魅力だと思います」。

単に資料や商品を見せて説明するだけでなく、その地の景色や作り手の日常を自然体で見せてくれるというところが、離れていても温度感を感じられるこのマーケットの魅力です。

直接会うことは叶わなくても、作り手のリアルを知れる。

Islands Marketはその名のとおり「島」がテーマ。魅力的な島が日本にたくさんある中で、実際に巡ろうとすると、時間もお金もかかります。Islands Marketはオンラインだからこそ、一度に多くの島や作り手と出会うことを可能にしてくれます。

確かに工房見学などで実際に現場に訪れて、作り手の話が聞けるのは理解を深めることにつながりますが、見学となると作り手には見学者を「お客様」としてしまい、堅苦しい説明になったり、時間の制約や安全を考慮して見せれる範囲を限定したりといったことが起こり、作り手の日常を伝えるところにまで至らないという場合も。その点、オンラインでは思い思いに作り手が伝えることで、普段見ることのできない景色も見ることができるのです。

「モノ自体ではなく、どういう風景でどんなものを活用しながら作っているのか?という点では、オンラインだからこそ伝えられることがあります。だからこそ、より深い理解や共感につながっていくとも思うんです」と運営の高木さん。

直接会って話を聞くことができなくても、リアルを知ることはできる。Islands Marketには作り手の日常を届けてくれるからこそ、参加者の心が動かされることがたくさんあるはずです。

取材中に石崎さんと英夫さんがレモンのオススメの食べ方として教えてくれたレモン鍋。おふたりにレモンを語られるとお腹が減ってきます。(笑)
取材中に石崎さんと英夫さんがレモンのオススメの食べ方として教えてくれたレモン鍋。おふたりにレモンを語られるとお腹が減ってきます。(笑)

最後に、運営メンバーとレモンラボさんから参加者に向けてメッセージをもらいました。

ていねいな暮らしをしたいと思っている方にはぜひ遊びにきてほしいですね」(英夫さん)

「これから事業として、島の中に栽培した食材を味わえるようなシェアキッチンなどをつくろうと計画しています。体験することを楽しめる場所を用意していきたいんです。なので、せっかくなら一緒に楽しんでみたいと思ってくれた方にぜひ来てほしいですね!」(石崎さん)

買うということに想いを込めたい方にこそ、参加してほしいなと思っています。モノの性質とか技術の素晴らしさももちろんですが、人やモノへのこだわりが面白いんです!出会いを望んでいる方にもぴったりだと思います」(高木さん)

島に行きたくてうずうずしている方にぜひ来て欲しいです!離島は行くのにハードルが高いと感じている方もいると思うので、オンラインで島巡りができるのはおすすめです」(平井さん)

現場ならではの温度感をオンラインで。
ぜひ、『Islands Market』に遊びに行ってみてください。

— イベント概要 —

◉開催日時:2021年2月21日(日)13:30〜17:00
◉使用ツール:オンライン・コミュニケーションツール Remo
◉参加費:無料
◉参加申込み方法:
◼️申込みのステップ
1.以下、お申込みサイトから登録情報を入力。
2.登録情報を確認後、申込みボタンをクリック。
3.イベント当日は予約完了メールを持って会場へ行こう。

Editor's Note

編集後記

今、私たちはコロナ禍で会うことに少々ためらいを覚えるような日常を過ごしています。そんな中で生きる作り手と生活者をつなぐオンラインマーケットの取り組みは前向きで、ニューノーマルな時代に新しいマーケットの形を提案してくれています。

聞く、見る、買う、旅をする楽しみを同時に味わうことができる『Islands Market』の開催が今から楽待ち遠しいです。

今週末はぜひ『Islands Market』へ遊びに行きませんか?

今週末はぜひ『Islands Market』へ遊びに行きませんか?

今週末はぜひ『Islands Market』へ遊びに行きませんか?

LOCAL LETTER Selection

LOCAL LETTER Selection

ローカルレターがセレクトした記事