前略、100年先のふるさとを思ふメディアです。

LOCAL LETTER

八ヶ岳の麓で『2拠点』はじめました。先輩移住者との出会いで一歩を踏み出す、八ヶ岳デュアルライフ体験ツアー開催

SEP. 18

YATSUGATAKE AREA

前略、「2拠点居住」を本気で実現させたいアナタへ

移住、ワーケーション、二拠点生活…。以前は限られた人だけの選択肢と思われていた地方での憧れのライフスタイル。それが昨今、このコロナ渦をきっかけに働き方や価値観が多様化し、より多くの人達にとって手の届く選択肢となり始めています。

そして、そんな八ヶ岳エリアに、ひときわ二拠点生活者が集う場所があります。それが長野県の富士見町にあるコワーキングスペース「富士見 森のオフィス」です。

富士見町の移住促進を目的に2015年にオープンした同施設は、文字通り森に囲まれた自然の中にあり、中に入ると吹き抜けになった開放感溢れる空間が広がっています。

また、2019年11月にはオフィスに隣接する宿泊スペース「森のオフィスLiving」も完成。移住や二拠点、ワーケーション の拠点として、オフィス利用者や地元の人々の休憩スペースやイベント開催の場として、さまざまな利用用途で活用されています。

宿泊スペース「森のオフィスLiving」
宿泊スペース「森のオフィスLiving」

そんな2つの建物の運営を、町からの運営委託を受ける形で切り盛りするRoute Design合同会社。この5年間で会員数は700名を超え、ただの作業場に止まらず地域の“人”や“情報”のハブとして同施設を育ててきました。そんな施設を運営する代表の津田賀央さんに、同施設に移住者や二拠点生活者、ワーケーション利用者が殺到している理由を伺いました。

“建物”ではなく“コミュニティ”に人は集まる

富士見 森のオフィスを運営していますRoute Design合同会社の津田です。「富士見 森のオフィス」は2015年12月、大学の保養所だった建物を改装して作られました。富士見町への移住促進を目的の一つとして設立されたもので、サテライトオフィスやテレワーク拠点としてはもちろん、地域に住む方々にも多く利用していただいています。

津田 賀央(Yoshio Tsuda)さん Route Design合同会社 代表 / 神奈川県出身。2001年より東急エージェンシーにて、デジタル領域のコミュニケーション戦略に携わる。約10年の勤務の末、大手家電メーカーへ。クラウドを用いたサービスやプロトタイプの開発、サービスのUX開発などを手がける。もともと「都心と地方を行き来しながら生活すること」に興味があり、2015年に家族とともに長野県諏訪郡富士見町へ。Route Design合同会社を立ち上げ、『富士見 森のオフィス』を運営しながら、移住相談や地域の仕事づくりといったコミュニティーデザインから、地域の商品やサービスの企画などのサービスデザインまで手がける。
津田 賀央(Yoshio Tsuda)さん Route Design合同会社 代表 / 神奈川県出身。2001年より東急エージェンシーにて、デジタル領域のコミュニケーション戦略に携わる。約10年の勤務の末、大手家電メーカーへ。クラウドを用いたサービスやプロトタイプの開発、サービスのUX開発などを手がける。もともと「都心と地方を行き来しながら生活すること」に興味があり、2015年に家族とともに長野県諏訪郡富士見町へ。Route Design合同会社を立ち上げ、『富士見 森のオフィス』を運営しながら、移住相談や地域の仕事づくりといったコミュニティーデザインから、地域の商品やサービスの企画などのサービスデザインまで手がける。

森のオフィスのオープンから5年、これまで約140ものイベントやさまざまなプロジェクトが生まれました。なぜそんなにも新しいことが生み出せるのかと聞かれることがありますが、ひとつは、運営にあたる僕たち自身が人生に変化を求めてここへきて、そういう意識で運営しているというのが大きいかなと思っています。おのずとそうした意識の人たちや変化を求めている人、そしてそんな意識に共感してくれる人が集まってきてくれるのだと思っています。

もう一つは、富士見町って、生活と仕事がとても近いんです。僕も東京で働いていましたが、東京に限らず大きな都市では職場まで時間をかけて通勤して、また時間をかけて戻ってくるということが多いですよね。ここ富士見町の生活は、一緒にプロジェクトやってる人や、オフィスを利用している人とスーパーでばったり会うことも多いし、プライベートでも仲良くなって一緒に飲む事も日常的にあります。当たり前のようで、「仕事の場所」と「生活の場所」が近いというのは、非常に多くのメリットがあると感じています。共通項が多いことが意識的なまとまりを生みやすくしているんですよね。互いに無理なく、ゆるく繋がることで、話しやすい雰囲気が自然にうまれる。気軽に夢を話せたり問題提起できたりすることで、前に進みやすいし、プロジェクトが生まれやすいのだと思います。

森のオフィスの日常の様子。利用者同士が気軽に情報交換ができる雰囲気がある。
森のオフィスの日常の様子。利用者同士が気軽に情報交換ができる雰囲気がある。

近年、各地にコワーキングスペースやシェアオフィスができていますよね。実際見に行ったり、話を聞いたりすることがありますが、それぞれにカラーを持っていて、どこも面白い。じゃあ「森のオフィス」は、どういう立ち位置かな?って考えると、単なる「働く場所」ではないと感じています。

森のオフィスにきたら、たまたま隣に座った人、別の業種の人とも、まずは気軽に話をしてほしいと思っています。実際、僕たちも積極的に利用者さんと話をしています。挨拶はもちろん、暑い?寒い?近くで猿が出た?家が見つからない?など、世間話から仕事の話まで本当に色々です。そうしてつながりを生み出していきたい。ただの場所としての利用だと、自分事にならないような気がしていますし。自分事だと捉えられれば、この人とこの人とのアイデアをつなげたら面白いものができるんじゃないか、とか、自然に結びつけもできると思うんです。あらゆるつながりを自分事として捉え、良いアイデアを見逃さず、プロジェクト化させていきたいと思っています。

人とのふれあいが「観光地」を「住みたい場所」に変える

もう一つ「森のオフィス」の大きな特徴として、富士見町の移住促進というのがあります。長野県は観光地としてはもともと有名で、富士見町にも観光で訪れる人はそれなりにいるんです。

でも観光で訪れたところというのは、どんなによいところでもなかなか観光地の域を出ないように思っていて。それがどうすれば「住みたい場所」に変わるのかと考えた結果、地域の人と触れ合ったり、知り合いができたりすることかなーと考えたんです。

地元の人と知り合い触れ合うことで、そこは自分の関係のある場所になる。僕はここを訪れる人に、帰属意識というか安心感を持ってもらいたい。それが生まれてこそ、また訪れたい、住んでみたいと思える。ただの憧れからの移住ではなくもう一歩踏み込んだ移住が実現できるのではと考えています。

ワーケーションという言葉が作られて「地方」が注目されていますが、僕としては単に観光地で仕事をするといったことではなく、異なる場所に住む人同士が仕事を通じて会話をすることを生み出す、といったところからのアプローチをしていきたいんです。

今後、ますますいきつけの田舎の存在感は重要になっていくと思っています。2019年11月には、オフィスに隣接する宿泊スペース「森のオフィスLiving」がオープンしました。

企業合宿にて森のオフィスLivingでの打ち合わせの様子。
企業合宿にて森のオフィスLivingでの打ち合わせの様子。

ここもやはり既存の建物をリノベーションしたもので、ここでは宿泊者同士、またオフィスを利用している人やオフィスを訪れている人も交流することができます。すでに何度も訪れてくれている人もいて、今後ますます地域の人とのつながりを生む拠点になっていってほしいと期待しています。そうしたこれからの社会にマッチしたイベントを創出し、これまでとはまた違った切り口で富士見町の関係人口を増やして行きたいと考えています。

先輩移住者との出会いで一歩を踏み出す、八ヶ岳デュアルライフ体験ツアー開催

では、二拠点生活者達は実際、どのようなデュアルライフを送っているのでしょうか。どんなメリットを感じて、逆にどんなデメリットを感じているのでしょうか。今回は八ヶ岳での「二拠点生活」特集として、森のオフィスを拠点に二拠点生活を実践する3人に密着し、それぞれの二拠点生活のリアルを深掘っていく記事を連載でお届けします。

また、10月末には実際に八ヶ岳エリアや森のオフィスを訪れ、3人の先輩移住者と一緒にデュアルライフを体験する1泊2日の体験ツアーを開催します。

■連載記事

【第一回】掲載日9/23:新宮圭(WEBエンジニア/会社員&経営者)

週半分は東京の会社に出勤し、もう半分は長野でリモートワークを行う傍ら、週末は近くの山で大好きなクライミングに打ち込む新宮さん。 最近は趣味が高じて、クライミングの映像制作チームも立ち上げました。“好き”をとことん追求しながら仕事と趣味を両立する、新宮さんのこれまでの試行錯誤の軌跡と、“夢”に向けた展望を取材しました。

週半分は東京の会社に出勤し、もう半分は長野でリモートワークを行う傍ら、週末は近くの山で大好きなクライミングに打ち込む新宮さん。 最近は趣味が高じて、クライミングの映像制作チームも立ち上げました。“好き”をとことん追求しながら仕事と趣味を両立する、新宮さんのこれまでの試行錯誤の軌跡と、“夢”に向けた展望を取材しました。

<ツアー体験内容>山梨県にある山の岩場でクライミング体験(ビギナーも参加可)  

【第二回】掲載日9/25 :馬淵沙織(広報/会社員)

都心の大手企業に勤めながら、週末に長野で古民家再生や農業に取り組む馬淵さん。移住者ながら地域のコミュニティにどっぷり入り込み、老若男女、様々な人たちと協働してプロジェクトを推進しています。職場の上司、同僚の理解と協力を得ながら、2拠点生活をスタートさせた。馬淵さんの熱い想いと行動力の源泉を取材しました。

都心の大手企業に勤めながら、週末に長野で古民家再生や農業に取り組む馬淵さん。移住者ながら地域のコミュニティにどっぷり入り込み、老若男女、様々な人たちと協働してプロジェクトを推進しています。職場の上司、同僚の理解と協力を得ながら、2拠点生活をスタートさせた。馬淵さんの熱い想いと行動力の源泉を取材しました。

<ツアー体験内容>地域の人達と協力して作り上げた古民家見学、畑での収穫体験

【第三回】掲載日9/28 : 栗原大介(映像・WEB制作/自営業)

東京で磨いたスキルや知識を活かし、地域でいくつものプロジェクトに携わる栗原さん。映像やWEBの制作からプロジェクトのディレクションまで、マルチなスキルを活かし、地域で絶大な信頼を得ています。移住者がどうやって地域で仕事を作るのか、また地域で求められるスキルは何なのか、地域プロジェクトの極意を取材しました。

東京で磨いたスキルや知識を活かし、地域でいくつものプロジェクトに携わる栗原さん。映像やWEBの制作からプロジェクトのディレクションまで、マルチなスキルを活かし、地域で絶大な信頼を得ています。移住者がどうやって地域で仕事を作るのか、また地域で求められるスキルは何なのか、地域プロジェクトの極意を取材しました。

<ツアー体験内容>地域プロジェクトの紹介、ステークホルダーとの交流体験

■デュアルライフ体験ツアー

【ツアー開催日】
・10月24日(土)-10月25日(日) 1泊2日

【内容】
10月24日:
10:00-          新宿駅集合(森のオフィス手配バスに搭乗)※詳細は追ってご連絡
13:00-14:00   森のオフィス見学
14:30-15:30 八ヶ岳散策
15:35-16:00 野菜直売所見学、買い物
16:15-16:45 セルフビルドで建てた移住者宅見学
17:00-20:00  懇親会
夕食は蓼科にあるイタリアンレストランのシェフが地元の旬な食材を使った料理を提供してくれます。

宿泊先: 森の中のコテージ・森のオフィスLiving

10月25日:グループに分かれてデュアルライフ体験

A. 新宮圭 :山梨県にある山の岩場でクライミング体験(ビギナーも参加可)
B. 馬淵沙織:地域の人達と協力して作り上げた古民家見学、畑での収穫体験
C. 栗原大介:地域プロジェクトの紹介、ステークホルダーとの交流体験(山小屋まで30分ほど歩きます)

15:00-
B.C馬淵、栗原チームは森のオフィス集合 →バス搭乗
A.新宮チームは双葉サービスエリアにてバス搭乗

新宿駅到着 解散

※上記スケジュールは一部変更になる可能性がございます。予めご了承ください。

【料金】
¥28,000
・新宿⇄森のオフィスまでの往復高速バス交通費
・宿泊代
・現地アテンド
・夕飯(24日)
・昼食(24.25日)
上記は料金内に含まれます。
※24日,25日朝食代は含みません。
※ A.新宮コースに関しましては、別途mont-bell山行保険加入必須(保険種類:SD12 ¥2,000)が必要になります。

【定員】
定員15名(各グループ最大5名まで)
※最小実施人数:2名

【申込み方法】
下記ボタンをクリックして頂きGoogleフォームにてご予約をお願い致します。
※申込み期限:2020年10月13日(火)

【持ち物】
A 新宮圭のコース クライミングシューズ、チョークバッグ、クライミングができる服装
B 馬淵沙織のコース 作業用手袋、汚れてもいい靴
C 栗原大介のコース 軽登山ができる服装、靴

当日は、地域おこし協力隊として森のオフィスで働いているお二人が案内役を務めます。

写真左:緒方麻弥さん 
ここ何年か自然豊かな場所での移住を考えていて、移住サイトをきっかけに八ヶ岳に魅力を感じ、2020年5月に東京から地域おこし協力隊として移住しました。

アパレル業界で10年間の勤務の末、食に興味を持ちイタリアンレストランでの勤務、イタリアが更に好きになり、イタリアのチョコレートの輸入会社へ転職。現在も業務委託で仕事を受けながら、森のオフィスの仕事も行なっています。

写真右:水飼啓子さん
東京でフリーランスのカメラマンとして雑誌、広告などの撮影に携わってきました。プライベートではカメラと調理器具を車に積み、車中泊をしながら出会った風景や人々を撮影することが好きで、これまで日本中を旅してきました。富士見町に移住を決めたのは標高の高い森に住みたいという思いからです。カメラマンとしての仕事もしながら2020年4月より地域おこし協力隊として森のオフィスで働いています。

(水飼・緒方コメント)
生活の拠点を変えたいと思ったとき、まずはネットなどで情報を調べる方が多いと思います。しかし移住して困った事やリアルなお金の話、またコミュニティをどう作っていったのかなどの情報はなかなか得ることができません。だからこそ実際に2拠点生活をしている方がどのような生活をしているのかを追体験できるツアーを企画しました。私たちも今年の春に八ヶ岳に移って来たばかりなので、皆さんと一緒にこの地域をめぐることを楽しみにしています。

移住や二拠点生活に興味がある方、興味はあるけど不安があってなかなか一歩を踏み出せない方など、ぜひこの機会に八ヶ岳エリアを訪れ、先輩移住者や地域住民と触れ合い、何かヒントを持ち帰っていただければと思います。

※トップ画像はカゴメ野菜生活ファームのレストランより撮影

ぜひ八ヶ岳デュアルライフ体験ツアーへお越しください!

ぜひ八ヶ岳デュアルライフ体験ツアーへお越しください!

ぜひ八ヶ岳デュアルライフ体験ツアーへお越しください!

Related
Articles

あわせて読みたい

LOCAL LETTER Selection

LOCAL LETTER Selection

ローカルレターがセレクトした記事