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LOCAL LETTER

【予告】都心から20分で体感するリアル下町ロケット ?墨田区の町工場を取材しました

NOV. 12

前略、”ローカルの魅了”に都内で触れたいアナタへ

職人の熱い眼差し、洗練された手つきと技術、金属の音と匂い。

メイドインジャパンの凄さを五感で感じられる場所、町工場。都心からわずか20分でそれを体感できる場所をぜひ知ってほしい。

東京都墨田区。

江戸時代から日用品を作る職人が多く住んだ「ものづくりのまち」にはかつて9,000社ほど工場が区内に存在し、日本人の生活の豊かさを縁の下で支え続けてきた。多種多様な技術が揃うここから生まれたものはあらゆる部品パーツはもちろん、衣類、石鹸、ドアノブ、ポスター、水泳帽など。

近年ではものづくり産業の逆風を受け工場数はかつての3分の1にまで減っているが、スマホやカメラなどの精密機器、ボールペンのクリップ、宇宙被服、世界初7,800m深海での生物撮影に成功した深海探索機などなど。あらゆる分野の進歩には、町工場の技術が大きく貢献している。

まさに暮らしの豊かさ・便利さの”縁の下の力持ちだ”。

しかし、注目してほしいのは技術力だけではない。どんなに技術があっても、ものを作るのは”人”だ。そして墨田区のものづくりでは、自社ブランドの立ち上げ、海外進出、国内外ITベンチャーとのコラボ、一流大学からの新卒採用など、町工場の常識を超えて、新たな風を吹かせようとする”墨田人”がいる。

ぜひ、この熱量に注目し、興味をもったら体感してみてほしい。

11月17日、18日に墨田区では町工場の現場を自由に巡れるイベント”スミファ”が開催されます。気軽に行けるローカル体験に興味を持つ人が増えて欲しく、今回は墨田区をピックアップ。

高い技術力だけでは生き残れない現代のものづくり産業の中で、墨田人はどう生き残るのか。生き方、考え方、日常を取材しました。

特集テーマ

1.ものづくり×マーケティング。”日常ヒット用品”はどんな発想から生まれているのか(14日公開予定)

2.ものづくり×日常。思わず元気が出る、町工場の日常を写真でのぞいてみる。(15日公開予定)

3.ものづくり×経営。業界の逆風にどう立ち向かう。イノベーションを起こす3社が町工場経営で大事にしていることとは(16日公開予定)

※記事タイトル、公開日は変更する場合がございますのであらかじめご了承ください。

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