いま、岩手が熱い!?活躍中の若者がその心境を赤裸々告白!(後編)

今回のイベントでは岩手県8 市町村で面白い活動をしている8 人の「若手」が大集合!岩手県でどんな仕事や暮らしをしているのか?それぞれの地域や立場から語ってもらおうと開催されました。今回は前回お届けした前編に続き、後編をお送りします。

前編はこちらからお読みいただけます

【イベント概要】
「岩手(いわて)× 若手(わかて)~リアルな岩手ライフ編~」
日程:2017 年11 月5 日(日)
会場:ふるさと回帰支援センター

(スピーカー)
花巻市 :内田 祐貴さん (㈱ココロマチ、若者の力で花巻を盛り上げる団体!HANALLE→離れ家 代表)
久慈市 :佐々木海里さん(久慈市役所)
一関市 :佐藤 柊平さん((一社)一関平泉イン・アウトバウンド推進協議会)
二戸市 :高橋 光子さん(二戸市地域おこし協力隊)
八幡平市:古屋 亮輔さん(八幡平市地域おこし協力隊)
雫石町 :吉田 麻里子さん(NPO法人まちサポ雫石)
葛巻町 :嵯峨 檀(まゆみ)さん(㈱岩手くずまきワイン)
滝沢市 :小綿 元貴さん(滝沢市役所)

地域おこし協力隊として、多くのことに挑戦し好きなことを増やす。そして定住へ


古屋亮輔さん

八幡平(はちまんたい)市から参りました、地域おこし協力隊の古屋亮輔と申します。よろしくお願いします。まず自己紹介をさせていただきます。私は山梨県山梨市の出身で、実家は「桃」と「葡萄」農家の長男です。前職は神奈川県藤沢にある会社で開発業をしてました。前職はいわゆる “ ホワイト ” 呼ばれるとても安定した企業だったのですが、もともと自然がとても好きで、前職で働き3 年が経った時「好きなことにチャレンジしてみたいな」と思うようになり、地域おこし協力隊になりました。

どうして全国で数多く募集している地域おこし協力隊の中から、八幡平市を選んだかと言いますと、大学時代にたまたま旅行で訪れたことがあって、「すごく自然や人が良いところ」という印象があったのと、地域おこし協力隊のことを相談した方に「八幡平市」を紹介してもらい運命を感じて今年の4 月から八幡平市の地域おこし協力隊になることを決めました。

私の実家は農家なのですが、今まで農業の勉強をしたことはなく農業の勉強もしてみたいなと思うようになり、今地域の農家さんから農業を教わっていたりします。そして今後は農園管理と地熱を生かした活動を展開していきたいなと思っています。地域おこし協力隊は、自分自身の「定住」に向けて事業の準備段階とも考えていて、私自身も地域おこし協力隊の任期が終了した後も八幡平市に住み続けたいと思っているので、今後自分の事業に繋げられるように意識して活動しています。

あと最近ご縁があって副業も始めました。八幡平市の地域おこし協力隊は「自分の活動に支障のでない範囲」であれば、副業を認めているので、正式に副業をしています。何をしているかというと、八幡平市には「認知症」や「終末医療」を専門とするお医者さんがいるのですが、その方がプロデュースしたカフェ「やさしさcafe ことのはきっちん」の非常勤社員として働いています。

このカフェは、健康に気を配ったカフェで、診療所と併設して色んな人が訪れ、交流できるカフェをつくりたいという想いでつくられました。カフェでは薬剤師の方が作った「コールドプレスジュース」など、身体に良いものを提供しています。

最後に今後の私の予定をお話したいと思います。先ほども少しお話しましたが、私は地域おこし協力隊の任期が終了しても八幡平市に残りたいなと考えているので、まずはたくさんのことに挑戦して「好きなことを増やしたい」、「好きなことを仕事にしたい」と思っています。農園管理と地熱を生かした活動はもちろん、お酒や写真が好きなので、それらを使った企画やプロモーションをしたいです。

あとは、今農業を教わっている林檎農家の方の林檎を使って、何かできないかなとも考えていたり、本当にたくさんのことに挑戦したいと思っています。

 

地域おこし協力隊を自ら卒業し、別の形で地域に関わろうと思った理由


吉田麻里子さん

雫石町(しずくいしちょう)から参りました、吉田麻里子と申します。よろしくお願いします!まずは自己紹介をさせていただくと、出身は埼玉県さいたま市旧与野市という所です。私は雫石町に来て1 年と3 ヶ月になるのですが、最初は地域おこし協力隊として雫石町にやって来ました。

昨年の8 月から地域おこし協力隊として経理を担当しつつ、まちづくりも扱っていたのですが、まだ雫石町にきたばかりで、まだ雫石町の良さもあまり知らないのに「自分から発信できることってあるのかな」と考え、雫石町のことを知ってほしいのであれば「まずは自分の顔を覚えてもらって、町民の方と触れ合う機会が必要なのではないか」と思って今年の3 月に地域おこし協力隊を卒業することを決めています。そして、今年の4 月からは「NPO法人まちサポ雫石」にて経理業務と高齢者の方と一緒に体を動かす「レインボー体操」にてインストラクターとして働いています。

ここからは移住したきっかけをお話させてください。私、趣味が「山登り」で、とにかく “ 岩手山 ” が大好きなんです。存在感のある岩手山を初めて見たとき「ここに住もう」と思いました。そして昨年の6 月に初めて岩手山を登ったのですが、そのときガイドをしてくださった三浦明夫さんという方のガイドが本当に丁寧で、基本の歩き方から呼吸方法、休憩の仕方まで本当に些細なことなのですが一つ一つ教えてくださったんです。将来山岳ガイドになりたいなと思っている私にとっては本当に運命的な出会いで「私も三浦さんのような山岳ガイドになりたい」、「三浦さんの近くで学びたい」という気持ちが後押しして、雫石町に住むことを決めました。

私はあがり症で、正直人前は得意ではないのですが、日頃お世話になっている方に何か恩返しがしたいと思い、自治会の班長としてお手伝いをしたり、地元のお祭りで踊ったり、町人劇場に出演したりと様々な活動を行っています。こういう活動をたくさんすることで、私が求めていた「町民の方と触れ合うことで、雫石町や岩手山の魅力を知る」基盤が徐々にできているところです。地域おこし協力隊を卒業してからの方が、私の地域おこし協力隊が始まったような感覚です!

これからも山岳ガイドを目指し、町では私の顔を覚えてもらい、夏は岩手山はもちろん、岩手県のあちこちの山を登って人懐っこく心配症で、世話好きな雫石の町民の方々と絆を深めていきたいと思っています!

 

仕事も趣味も、心も身体も本当に充実している毎日を過ごしています


嵯峨檀さん

葛巻町(くずまきまち)から参りました、嵯峨檀です。よろしくお願いします。早速ですが、私が葛巻町で働くことになった経緯をお伝えできればと思います。私は青森県八戸市の出身で、岩手県には大学進学の際に来て、盛岡市で大学4 年間を過ごしました。大学では地元企業やまちづくりを取り上げた授業を受講していて、その授業で葛巻町の町長から直接お話を聞く機会があり、葛巻町が「地域の資源を使って持続可能な発展をしていくまちづくり」を行っていることを知りました。

資源の中でも特に「山葡萄」にとても興味を持って、葡萄の色は日本に昔からある色と言われているのですが、本当に素敵な色なんです。この葡萄色に一瞬で惚れてしまい、葛巻町で葡萄に関わる仕事をしたいと思い、今年の4 月から「株式会社岩手くずまきワイン」で働き始めました。

簡単に仕事の内容をお話すると、今は総務部に所属していまして、ワインの注文を取る電話対応や工場見学を盛り上げるための掲示物作成、あとは毎年行っている収穫祭のパネルを作成したりしています。葡萄が収穫される秋には製造部の方にお手伝いに行くこともあって、ワインの瓶詰めをこの前行いました。他にも隣接しているレストランや売店で働くこともあって、様々な仕事ができたり、お客さんと関わる機会も多いので、毎日とても楽しいです。

最後に私の葛巻町でのプライベートもお話できたらなと思います。大学時代にはオーケストラに所属して、クラリネットを演奏していたのですが、大学のクラリネットを借りていたので、卒業とともに返却しなければならず、趣味がない状態で葛巻町にやって来ていました。

そこから会社や町の人に色々教えていただいて、今は私も乗るとは思ってなかったのですが・・・「オフロードのバイク」にチャレンジしています!いつもお世話になっているガソリンスタンドの方に「一度はバイクに乗ったほうがいいぞ」とアドバイスをもらい、まだ5 回くらいしか乗れていないのですが、少しずつ練習しています。今年の冬には国体にも出場した元スキー選手の方が葛巻町に住んでいらっしゃるので、クロスカントリースキーを教えていただく予定です。とてもワクワクしています!あと少し前から葛巻町の中にある中学校の吹奏楽部が廃部になってしまい、そこで使用されていたクラリネットを半永久的にお借りできることになりまして、会社の方と一緒に隣町の楽団や、地元の秋祭りに音楽隊の一員として参加しました。

他にも葛巻町は「酪農の町」でもありまして「くずまき高原牧場」が有名なのですが、ここの牛乳がすごく美味しいです。野菜もとても新鮮でして、会社で関わりのある方で、農家をやられている方から野菜をもらうことも多いので、いつも新鮮な食べ物が食べられます!

 

「IT企業といえば滝沢市だよね」と言われる未来を目指して活動しています


小綿元貴さん

滝沢市から参りました、滝沢市役所の小綿元貴です。よろしくお願いします。まず滝沢市の紹介をさせてください。滝沢市は盛岡市の西側に位置してまして、人口約5 万5,000 人、昔は「人口日本一の村」でした。実は若い人が多くて、高齢化率も高くありません。盛岡市のベッドタウンということもあって、3 次産業が多く第1 産業は少ないです。

今までの滝沢市はベッドタウンで「滝沢市って働く所がないよね」と言われていたのですが「働く場所の創出を希望する声が大きい」ということで、市内にある岩手県立大学のソフトウェア情報学部に注目して、IT企業の誘致を進めました。

具体的にはIT企業を誘致できるように、新たに働く場所を創ろうと、オフィスタイプの貸し研究室「滝沢市IPUイノベーションセンター」を創設しています。現在19 社の企業が入居しており、100 名以上の方が働く場所として機能しています。19 社のうち首都圏の企業が14 社、県内企業が5 社と首都圏の企業の方が圧倒的に多いんです。首都圏の企業が岩手県にオフィスを持つ理由として「岩手出身者の社員で地元に戻りたいと思っている方を地元で働かせたい」「岩手の人材を求めている」という企業さんが多いですね。今後は「滝沢市ってイノベーションセンターがあるよね」、「IT企業といえば滝沢市だよね」と言われることを目指してさらに活動を加速させていく予定です。

イノベーションセンターに入居している企業は、皆さんとの出会いを求めています。プログラミングが出来る人、営業、事務などなどたくさんの募集があるので、気になった方は是非、滝沢市IPUイノベーションセンターHPFacebookを覗いてみてください。新しい出会いがあるかもしれません。

 

前編はこちらからお読みいただけます

 


(END)

様々なバックグラウンド・理由で岩手県を盛り上げる「若手」の皆さん。「まだまだ話しつくせないほどお伝えしたいことはたくさんあるんです!」とイベント終了後に皆さんおっしゃるほど、活発的に活動されており、エネルギーをたくさん感じるイベントでした。そしてきっと岩手県で活躍する若者はもっとたくさんいるのだろうなと感じました。岩手県では現在様々なWebサイトで情報を発信しております。こちらもぜひご活用ください。

「イーハトー部に入ろう!」HP(岩手県 移住・定住Webサイト)
岩手県地域振興室twitter
いわて暮らしサポートセンターFacebook

なお、ふるさと回帰支援センターでは、岩手県に限らず、全国各地様々な地域のイベントを開催しています。馴染みのなかった地域でも一人知り合いができれば、たちまち愛着のある地域になったりするものですよね。皆様もぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか?

ふるさと回帰支援センター イベントページはこちら

 


 

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