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LOCAL LETTER

大手企業を退社し、スタートアップの企業に入った僕が、 会社の「試住研修」でみつけた人との”つながり”。

FEB. 04

前略、“自分”を見失いがちなアナタへ

皆さんは、理想とギャップの中で、日々どうやって自分と向き合っているのだろう僕は目の前の現状を変えたいと思っていた…何か自分とは違う大きなものに向き合うような感覚で…。

そんな僕が、株式会社WHEREが提唱する「試住研修」で、今までの自分の人生体験から抜け出し、新しい自分になって感じた『つながり』について話します。少し、自分のキャリア背景を振り返りながら。

試住研修:「出張」をするのではなく「試住」をすることで、「生きる」という観点から個々の考え方・捉え方のアップデートを目指す研修企画。

改めまして、自己紹介をします。地方プロデュース事業を行う株式会社WHEREの加藤健志郎です。
日々、WHERE入社時のビジョンである「誰もが自分の人生に誇りをもてる社会を実現する」ために、目の前の人、そして地域に対して、向き合っています。

期待を少しずつでも超えていくこと

社会人になる時の僕は、「発展途上国で空港の建築に携わり、人々の暮らしの発展に貢献する」という目標を実現するために、大手建築会社に入社しました。
それは、学生時代にフィリピンの現地NGOで、保育所の建築に携わった経験がきっかけでした。

入社してからは、「人一倍努力し、人一倍仕事をやり遂げる」ことで、社会まで自分の価値を届かせることに必死になっていました。
とにかく、“人に貢献できるチャンス”が欲しかったのです。

社会に起きる社会課題の解決を早く自分が答えを出せるようになりたかった。
だから、会社から個人に向けられる期待を少しずつ、仕事を通じて答えていけるように努力していました。

自分が担当する仕事の規模が大きくなることで、社会貢献の度合いも大きくなっていると感じることが楽しみでさえありました。

実現したけど、“体感できない”

しかし、ある時ふと、規模の大きい仕事や難易度が高い仕事に挑戦して達成しても、心が満足しない感覚がして、向き合っているものが違うのではないかと自問しました。

このまま会社でのスキルと経験を付けていき、入社時の目標を達成する時には、果たして僕は“目の前の人々が幸せで、次世代の子供たちが喜ぶ世界を作っている”と感じることができるのだろうかという問いが現れました。

その問いに対して、確かに大手の企業で成し遂げる仕事が社会に対して与えるインパクトは大きく、自分の目標も実現可能だが、僕が”感じたかった喜び”とは違うかもしれないと思いました。

僕が目標を成し遂げて感じたかったことは、自分の“目の前の人たち”がその人たちだけでは解決できない社会課題や、叶えたい希望に対して、自分が一番向き合い、仲間たちとともに実現して、”喜びたい”のだと気づきました。
そして、地球規模の社会課題や未来への希望に対して向き合って、次世代の子供達にも喜ばれる仕事がしたかった。

そう気付いた時には、仕事として事象として目標達成できても、なぜか自分自身は100%の喜びとして体感できないのではないかと思ったのです。
自分が喜びを体感できるところからはじめるために、向き合うものを変えようと退社することを決めました。

泣けるほどの仕事をしているか

会社を退職した後、2ヶ月後に株式会社WHERE(LL、WHERE URL)のJOINが決まりました。
僕の仕事は、「自分たちのふるさとを本気でよくしたいと想っている」人たちと向き合い、地域の理想を一緒に描き、実現すること。

“数字”を作りながら、“答え”がないものをカタチにすることがいかに大変かを半年間味わいました。
自分自身のあり方が、とても試される環境の中で、地域の人が向き合う課題や理想に僕が一番向き合い切ろうとすることで、地域の人たちが見ている、その先の人たちの笑顔や「ありがとう」を受け取ることができたのです。

それは、泣けるほど、嬉しかった。

まさに自分の体感したかった”喜び”はこういう温かさだったのだと感じました。

24時間一緒に過ごして感じた、”仲間と”いる意味

「自分たちから変革する」

チームや個人の成長の機会として、「試住研修」企画を実践しました。
1日目から今期のチーム目標を設定するために、自分の気持ちが120%込められる言葉になるまで話し合います。
考え、言葉にして、時には雪山を散歩しながら感情をシェアして…一見生産性が低そうなことも、僕らから変革を起こすために、自分たちが自分たちの目標に向き合い切ることをしていました。

しかし、そんな中、みんなの前で僕自身の弱さが出てしまいました。

“僕は、理想を高く広くもつ一方で、今の自分がそれができていないことに辛くなる。

だから、こんな自分じゃダメだと、努力する。自分の成果に悔しくてまた努力する。”

そうやって悔しさで行動し、ギャップを埋めてきたからこそ、それが自分の成功パターンのように繰り返してしまっていました。
今までは人とは程よい距離感で、1人で歯を食いしばって努力してきたからこそ、できたことでした。

24時間一緒に居ながら、自分たちが向き合う現実や理想について話し合う中で、チームメイトはそんな僕のことを受け入れて、鼓舞してくれる。
一人では向き合いきれない自分の理想に向き合うために、仲間として側にいてくれる。

これが仲間なんだなぁと、感謝が溢れていました。

大切な人たちを大切にできる自分であろう

大手企業を退社し、理想だけになった自分。
身勝手な決断を受け入れてくれたパートナー。
それから出逢ったWHEREのメンバー。
WHEREのビジョン、あり方を信じて、一緒に理想と現実に向き合ってくれる地域の方たち。

辛い時も喜べる時も分かち合い支え合う同志とパートナーとともに「試住」しながら、自分の人生に向き合えたこと。
全てに感謝したい。

自分が、自分とは離れたような感覚を持った“現実”を変えようとしていたことから、自分自身が変革し、“心の中のつながり”を周りから感じられた時に、僕は変わりました。

雪の美しさと太陽の温かさに包まれる北海道下川町より

Editor's Note

編集後記

自分が、キャリアを歩んできた中で感じてきた"感情"の振り返りになりました。アップデートされた自分に出会った感覚でした。

大手企業を退社し、スタートアップの企業に入った僕が、 会社の「試住研修」でみつけた人との”つながり”。

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