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LOCAL LETTER

世代を超え、価値観の “凝り” をほぐす「問い」に出会える場。『ART THINKING WEEK 2022 〜よそおうのこれから〜』開催

AUG. 16

拝啓、アートを「体験」し、正解のない「問い」を楽しみたいアナタへ

※本記事は「だれでも送れるレター」の企画を通じて、読者の皆さまから投稿いただいた記事となります。

「アート思考」をキーワードに、アートとビジネスの結び目をつくる事業を行う『uni’que。ビジネスセミナーの “ふり” をして現代アーティストの作品を体験してもらったり、企業の社内研修として現代アーティストと一緒にワークショップを行うなど、美術館やギャラリーではない場所でアートに触れ、体験できる機会をつくっています。

そんな『uni’que』がこの夏、年代を問わず “親子” でアートを楽しめる企画展「ART THINKING WEEK 2022 〜よそおうのこれから〜」を開催。

uni’que』がアートとビジネスの結び目をつくる事業に取り組む理由、そして、企画展に込めた思いとは。

「アートの問い」との出会いをつくり、社会の創造性を高めたい。

日本ではアートに触れたり楽しむ機会がまだまだ少ないのが現状。更に社会では、既存の常識に縛られることや、同調圧力もまだまだ多く、閉塞感も漂っているように感じます。私たちは、そうした価値観の “凝り” をほぐし、正解も前例もないことを楽しんでいけるようになってほしいと思っています。

企業やビジネスパーソンにとって、正解がなく既存の価値観に縛られない「アートの問い」に触れることは、新しい価値観を生み出すヒントになるはず。また、未来の主役である子どもたちにとっても、創造性に蓋をせず、さらに延ばしていくきっかけになるのではないでしょうか。

私たちは、ビジネスとアートの結び目や、未来の担い手とアートの出会いをつくることで、「アートの触発」を生み、社会の創造性を高めたいと思っています。

アートと、ビジネス。「翻訳者」となることで、言語も考え方も働き方も “異なる” 両者を結ぶ。

私たちが行なっているのは「アートとビジネスの結び目をつくる事業」なのですが、「アート×ビジネス」というだけでアート界からは「お金目当て」と取られることがあり、拒絶反応も一定数あります。もちろん「金儲け」にアートをつかうのはいけませんが、アート界にとってもお金は必要ですし、アートに触れる人口やファンが増えることも良いことだと思っているので、誤解が生まれないよう、丁寧に進めるようにしています。また、「ビジネスの人」と「アートの人」では言語や考え方、働き方もちがうので、反発や齟齬が生まれないように「翻訳者」になることも、常に意識してるポイントの一つ。

その中で、最も大切にしているのは、アートが、コンテンツや商材、投機の対象として消費されるのではなく、アートそのものの面白さを「体験」してもらうこと。また、アート界では報酬が十分に支払われていると必ずしもいえない現状があるため、アートやアーティストの価値が適正に評価され、(ビジネス側だけが儲かるとかではなく)アーティストにきちんとお金が回っていく仕組みをつくる、ということを必須条件に活動しています。

©日経COMEMO

大人が価値観を柔らかくし、子どもの創造性を伸ばし育む。年代を問わず “親子” でアートを楽しめる、企画展をこの夏開催。

私たちが目指すのは、アートに触れ、正解のない問いを楽しみ、自分らしく生きられる人が増えていく未来。大人が価値観を柔らかくし、子どもの創造性を伸ばし育んでいけるよう、年代を問わず「アートとの接点」を増やしていきます。

今回の企画展「ART THINKING WEEK 2022 〜よそおうのこれから〜」でもあえて美術館ではなく渋谷駅直結の共創施設「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)」を会場に、AKI INOMATAさん、市原えつこさん、ヴィヴィアン佐藤さん、高嶺格さん、西尾美也さん、長谷川愛さんといった一線で活躍する現代アーティストのみなさんに参加いただき、子どもでも見たり触ったりして楽しめるような展示や、アートを体験するきっかけとして、西尾美也さん、ヴィヴィアン佐藤さん、澤奈緒さんによる「服や化粧やジェンダーなどの様々な “よそおう” を体験して考えるワークショップ」を実施。性別や人間ではないものに変身することで、大人も自分らしく「よそおう」ことを楽しんでいただけます

さらに、子どもたちや学生により多く楽しんで頂けるように「ペイフォワード」という仕組みを取り入れ、余裕のある大人が「ペイフォワードチケット」で支援することで、その分無料チケットが発行され、子どもたちや学生が無料で企画展に参加できるようにしました。

ここまでお読みいただきちょっとでも「アート」の世界に触れてみたいと思ったアナタヘ。ぜひ、一人でも多くの “未来の主役” である子どもや学生たちと一緒に「よそおうのこれから」について語りましょう!

<この記事を投稿してくれた人>
株式会社uni’que 代表取締役CEO
若宮 和男さん

建築士、アート研究者を経てIT業界に転身、ドコモ、DeNAにて多数の新規事業を立ち上げる。2017年、「全員複業」で女性主体の事業をつくるスタートアップ・uni’queを創業し、東洋経済「すごいベンチャー100」選出。資生堂などの外部ブレーンを務める他、ビジネスに限らず、アートや教育など領域を超えて活動。ダイバーシティやコミュニティ関連でも取材多数。著書に『ハウ・トゥ・アート・シンキング』『アート思考ドリル』。福岡女子大学客員教授、長野県立大学客員准教授。

uni’que」がこの夏仕掛ける企画展「ART THINKING WEEK 2022 〜よそおうのこれから〜」。

フィルター加工されたSNSの写真、画面越しのリモート会議、服やメイクのジェンダーフリー化、そしてメタバースの到来。

コロナ禍、ジェンダー、リアルとバーチャルの関係の中で大きく変化している「よそおう(装う/粧う/扮う)」の価値とこれからを問う企画展です。

あなたにとって「よそおう」とはなんですか?
これからどんなよそおいを求めますか?

「ART THINKING WEEK 2022 〜よそおうのこれから〜」は、2022/8/20(土)〜28(日) まで,shibuya QWS(渋谷スクランブルスクエア15F)にて開催

アートを体験してみたいアナタ、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

Information

「だれでも送れる LOCAL LETTER 」 第二弾は8月16日より募集開始!

誰もが公式メディアのライターに。「だれでも送れる、LOCAL LETTER」。

アナタ自身が綴ったお手紙をベースに、LOCAL LETTERが読者へお手紙を届けます。

企業の活動やサービス、イベント情報などなど、PRしたいけど、なかなかできていないこと。すでにPRできているけど、もっと届けたい情報。ぜひ、LOCAL LETTER を通じて広げていきませんか?

ご好評いただいた募集第一弾で集まったお手紙は、7月〜9月の間に読者の皆さまへお届け予定。

また、募集第二弾は8月16日より開始!まちの人・モノ・コトの魅力を発信したいアナタ、ぜひご応募してみてくださいね。

だれでも送れる、 LOCAL LETTER 第二弾募集の詳細はこちら!

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