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ビジネスを加速させる場「co-ba hiroshima」が遂に始動。広島から世界を目指す戦略とは|広島県広島市

JUL. 19

Hiroshima, HIROSHIMA

前略
自分のビジネスをより一層加速させたいあなたへ

偶然にも隣や目の前に座った人が、どんなことを感じて、何を想っているか。

ふと話してみると、自分の中に相手の目線や考え方が増えるような、気づかなかった観点にワクワクする感覚を抱くことがあります。

人に出会って話をすることは、自分の世界を広げるのはもちろん、何かに行き詰まった時突破口を開くもってこいの方法なのかもしれません。

そんな体験を通じて、地方でビジネスをより一層加速させようと2018年7月、穴吹興産株式会社が株式会社ツクルバと共に “あらゆるチャレンジを応援する” をコンセプトに、全国に広がるコワーキングネットワーク “co-ba” を広島にオープンします。co-ba hiroshima が目指すのは、「よりビジネスが加速する場」。

人と出会って何を感じるのかは、本当に人それぞれだと思います。

だからこそco-ba hiroshimaにスタートアップ企業やフリーランス、ビジネスマンやビジネスに関心のある学生が多く集まることで、柔軟な発想で問題解決やアイディアをビジネスに作り変える化学反応を起こしていきます。


co-baの会員であれば誰でも使用できるフリースペース

すでにより繋がりを生み出すためのハブ機能としてのイベント開催をはじめ、会員が作った製品やサービスを検証する実証実験の場の提供や、ビジネスを加速するのに必要な資金需要に応えるなど、手厚い支援を行うことが決まっているco-ba hiroshima。

今回はそんなco-ba hiroshimaでキーマンとなる3名にお話を伺いました。


左より松山敏久さん、幸田良則さん、霜津孝祉さん

プロフィール
幸田良則(YOSHINORI KODA)
co-ba hiroshima コミュニティマネージャー
ビジネスキャリアにおいて数々の新規事業の立ち上げを行う。今回、高松と広島で同時にオープンする co-ba も幸田さんが提案を行った。

松山敏久(TOSHIHISA MATSUYAMA)
co-ba hiroshima 設計士
株式会社ツクルバにて設計士を務める。今回初めて株式会社ツクルバと穴吹興産株式会社が協働でオープンさせるco-ba hiroshimaの設計を担当した。

霜津孝祉(TAKASHI SHIMOTSU)
co-ba hiroshima アンバサダー
株式会社エトセキャラバン 代表取締役をはじめ、合同会社 エージェントゼロ代表社員・CEO、株式会社GAMEZ 企画制作部長を務める。数々のイベントを企画し、co-ba hiroshimaでもイベントの中枢を担う。

未来への「危機意識」から立ち上げたコワーキングスペース

ー コワーキングスペースは幸田さんの3年越しの願いだったとお伺いしました。

幸田良則さん(以下敬称略):そうなんです。(笑)もともとイノベーション新規事業担当として、東京で新しいビジネスや繋がりをつくっていたんです。新しいことをしれば知るほど、現代のスピードに驚かされると同時に、危機感を抱いていきました。

穴吹興産は不動産から始まった会社ですが、不動産の他にも様々なグループ会社を持っています。今まではグループ会社の中でいろいろやってきましたが、ITの時代になった今、スピードにも限界がありますし、知らない領域も増えて新しいことを生み出しにくくなっている現状がありました。

幸田:例えば車のシェアサービスである「Times」で有名なパーク24株式会社は、都内にある本社ビルの中に200人くらいのシステムエンジニアだけがいるフロアがあって、そこで日々Webとアプリの改善をかけているんですね。

これからはそういう特化したリソースを持っている外部の方と一緒に組んでいかないと、時代に取り残されてしまうと危機感を持ちました。

ー 念願だったコワーキングスペースを広島にオープンさせたのはなぜでしょうか?

幸田:コワーキングの話を最初に会社に提案した時には「東京でやった方がいい」と言われていました。でも東京には、中四国地区に18校専門学校を擁する専門学校グループの「穴吹カレッジグループ」がないんです。僕はとにかくこの穴吹カレッジを巻き込みたいと思っていたんです。

会社よりも先に穴吹カレッジの方に話をつけて、会社の方には「穴吹カレッジもOK出しているのでやりましょうよ」という形で提案しました(笑)

ー それほどまでに穴吹カレッジと一緒にやることにこだわった理由はなんだったのでしょうか?

幸田:少子化が社会問題になっている中で穴吹カレッジが5年後、どうやって生徒を募集しているのかなと純粋に疑問を持ったことがきっかけですかね。ここ数年、学校が生徒を募集する際は必ずと言っていいほど「就職率○%」という打ち出し方を行っています。ですが年々子どもの数が減ってきている中で、「就職率○%」という打ち出し方だけでは生き残ることが難しくなっていくのではないかと思ったんです。

「卒業生の30%が起業しています」とアピールする学校が5年後に存在していたら、面白いのではないかと思い、穴吹カレッジの卒業生の進路に興味を持ちました。

霜津孝祉さん(以下敬称略):わかります。広島で数多くのイベントをやらせていただく中で、学生の成長にコミットできないという街の課題を感じていました。東京では当たり前のようにインターンシップがあり、実際の現場で経験を積むことができますが、その点に関して広島は遅れているんです。そもそも学生が起業で働くという概念すらまだ浸透していない状態です。

co-ba hiroshima最大の魅力は「コミュニティマネージャー」

ー 広島県にはコワーキングスペースが数多くある中で、穴吹興産と一緒に挑戦することを選ばれた理由を教えてください。

霜津:幸田さんに初めてお会いした際に「広島でコワーキングスペースを創ろうと思っている」と言われました。その時に「広島にはコワーキングスペースがたくさんあるからそう簡単にはいかないですよ」とお話したんですが、「まあまあまあ、やるんですよ!」と返されたんです(笑)

いい意味でポジティブさを感じましたし、幸田さんが創るコワーキングスペースはどうなっていくのだろう? と、興味も湧きましたね。

幸田:プレッシャーだ、、

霜津:例えこれからどんな問題が起きたとしてもサポートしていきたいと思っています。というより「サポートしなきゃな」と思わせるのが幸田さんは上手いんです。いい意味で「人たらし」です(笑)

一見飄々としているように見えるんですが、巻き込み力があって、気づいたらすでに巻き込まれています(笑)幸田さんの中でこだわりをしっかり持たれながらも、一方的に自分の意見を押し付けることはしません。とにかく気さくですし、コミュニティマネージャーに適任だと思っていますよ。

松山敏久(以下敬称略)さん:僕は、株式会社ツクルバに幸田さんから熱烈なオファーをいただいたことがきっかけで、設計に関わらせていただくことになりました。

もともとツクルバとしても都内で広がっていたco-baを全国に広げていきたいと考えていたタイミングだったのと、ツクルバの代表である中村が幸田さんと知り合いだったこともあって、とんとん拍子に話が進んで行きましたね。

僕としては、co-baのコミュニティマネージャーは30歳前後の若い方がやられるのかなと思っていたので、幸田さんご自身がやられると聞いてとても驚きました。

幸田:そこは社内でも攻防しました(笑)僕自身、年齢が高いと遠慮されてしまったり、新しいものに対する考え方も遅かったりするので、co-ba hiroshimaを活性化するためには30歳前後の若いコミュニティマネージャーがやるべきだと思っていました。

でも事業を提案した言い出しっぺなので、僕がやるしかない状態でしたね(笑)

松山:僕は幸田さんのことを誰よりも精力的な方だと思っていますよ!初めての土地でコミュニティをつくっていくために、知らない場所にもたくさん顔を出して、いろんな方とお話をされている幸田さんの行動力とコミュニケーション能力に脱帽しています。

霜津さんのおっしゃっていた「人たらし」という言葉もわかりますね(笑)幸田さんは信頼する力が強いんだと思います。今回の設計でも「プロにお任せした方が素敵なものができる」と、かなり信頼してお任せいただけたので、プレッシャーを感じつつも、、(笑)こだわり抜くことができました。


個人デスクや個室も用意されています

co-ba hiroshimaを「ビジネスが加速する場」へ

ー 幸田さんが最初から株式会社ツクルバとやりたいと思われていた理由を教えてください。

幸田:ツクルバさん以外考えられなかったんですよね。もともとツクルバさんのことをよく知っている知人がいて、会社設立当初からの話を聞いていたので親近感がありました。あとは、コワーキングが世の中に溢れている中で、会員なら全国どこのコワーキングでも使える制度を持っているところとやりたかったんです。

霜津:単独で他のコワーキングと差別化を図るのは限界がありますもんね。

幸田:そうそう。そういったツクルバさんの強みとあなぶきグループの強みであるリソースを活かしてco-ba hiroshimaでは「ビジネスが加速する場」をつくりたいと思っています。

ビジネスが加速するためには、自分が苦手な分野をお互いが補い合うような関わり合い方が必要だと思っています。僕はパソコンが苦手なので、よくco-ba takamatsuの荒木にパパッとつくってもらっています(笑)苦手なことを1週間かけてやるより、得意なことでお互いに協力し合う方がビジネスは圧倒的に加速すると思うんです。

合わせてこちらもどうぞ:
【co-ba takamatsuが誕生】オープンイノベーションで地域活性化を図るコワーキングとは

あなぶきグループの強みは「多種多様なリソース」です。不動産をはじめ、人材派遣、ホテル、旅行、スーパーマーケット、タクシーなどなど、多くのことをやっているからこそ実際のサービスをすぐに検証することができます。あとは「あなぶきスタートアップ支援ファンド」を活用した資金面でのサポートや会員さんと一緒にオープンイノベーションができる社内体制を整えていることでしょうか。

霜津:今まで広島のコワーキングは場所をお貸しするだけのところが多くて、その先の事業化までをサポートしてくれるところは、ほとんどありませんでした。同時に、今までの広島の課題として、事業がなかなか大きくならないという状況がありました。ベンチャー企業にもいかない、個人事業主で終わってしまうことが多かったんです。

だからこそ「co-ba hiroshimaだったら最後のゴールまできちんと描ける」と思ってもらえるのではないかなと思っています。

松山:co-ba hiroshimaの強みを空間的な観点でお話しさせていただくと、ビジネスを加速させていくためには、co-ba hiroshimaに来てくださった方が活発的にコミュニケーションをとっていくことが大切だと考えています。

実際に広島にあるコワーキングスペースに足を運んで、利用者や運営者のニーズを聞いたからこそ創れる「抜け感」をぜひ体感していただきたいですね。

ー 最後に、幸田さんが考える「co-ba hiroshima」を教えてください。

幸田:最終的にはco-ba hiroshimaの会員さんを軸にしたエコサイクルができたらいいなと思っています。会員さん同士、会員さんとあなぶきグループ、会員さんと学生とか、いろんな形のオープンイノベーションでビジネスが実現したら面白いですよね。学生もそのまま起業したり、会員さんの会社に入社したり(笑)

あとは会員さんが大きくなっていったら、必ずco-ba hiroshimaを卒業していくことになるんですが、卒業してもco-ba hiroshimaのOBOG企業ということで、繋がりを持ち続けられる仕掛けはつくりたいと思っています。

東京の方でも「広島だったら、とりあえずco-ba hiroshimaに相談してみようか」と言ってもらえるような存在にはなっておきたいですし、、やりたいことはたくさんあります(笑)

霜津:幸田さんは世界を見ているんですもんね?

幸田:うん、ネット上で仕事をする人たちはもう東京を通す意味ないからね。東京は超えて広島から直接世界にでますよ。

co-ba hiroshimaのオープンは、もうまもなく。乞うご期待。

 

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