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LOCAL LETTER

地域に根ざす場づくりのプロフェッショナルへ。「コミュニティマネージャー養成講座」2期生募集!

NOV. 18

JAPAN

拝啓、地域に根ざした場づくりを目指し、日々奔走するアナタへ

コワーキングスペース、中高生の居場所、地域の交流拠点ーー。いま、ローカルでは多様な場やコミュニティが生まれています。

一方で、活動の持続性や地域への影響に悩み、孤独を感じるコミュニティマネージャーも少なくありません。

「コミュニティ運営に携わっているけれど、自己流でなんとなく自信が持てない」 
「地域おこし協力隊の活動の一環で、交流拠点の創出をしているが相談できる相手がいない」 
「地域に根ざしたコミュニティ運営を具体的に学び、実践に生かしたい

こうした声に応え、WHERE ACADEMY*では共創パートナー4社とともに【コミュニティマネージャー養成講座】を開講します。

*WHERE ACADEMY…これまでに6つの講座を開講し、卒業生は242名(2024年10月時点)。受講満足度は95%以上を達成。受講後のアクション率は88%と多くの方が講座の学びを地域での実践に活かしています。

コミュニティマネージャー養成講座では、つい曖昧になりがちな「場の設計」から、日々の利用者さんとの「現場での関係の育み方」までを体系的に学びます。地域の特色を活かした拠点の形成を学び、人々の「想い」をつなげるためのスキルを磨きましょう。

経営の視点と現場の視点を兼ね備えた、持続可能なコミュニティ運営を一緒に学んでみませんか?

理論と実践経験で「場づくり」の本質を学ぶ、独自カリキュラム

本講座では、人々が集い、つながりを生む場をつくるために必要な一連の工程を学ぶカリキュラムをご用意。

「どんな場を目指すのか?」というコンセプトメイキングから、空間や体験デザイン、施設管理、イベント企画、共創の仕組みづくりまで、多岐にわたるスキルを習得可能です。コミュニティマネジメントの理論を基に、ビジョンを形にする力と実践的なスキルを身につけましょう。

黄色の網掛け部分は、超実践プランをお選びいただいた方のみの実践カリキュラムです。オンラインプランには含まれません。

また、本講座の特徴は「座学から“実践知”に落としこむ」こと。
オンライン講義に加え、講師陣の活動拠点を視察する「現地フィールドワーク」と、講師に活動相談ができる「アフターメンタリング」もご用意しています。

現地フィールドワークでは、現場を体感しながら、コミュニティマネージャーに求められる、現場での適応力対人影響力を学びましょう。

アフターメンタリングでは、講座での学びを実際の活動にどのように活かすかを、講師に直接相談しながら具体的に落とし込んでいきます。

充実の講師陣とともに築く、安心の学びの場

これらの知見を届けてくれるのは、場の立ち上げから運営までを自ら経験し、今なお実践を続けている起業家や、日々現場でより良い場づくりに取り組んでいるコミュニティ運営者の方々です。

現地フィールドワーク先(後述)の「753(ななごーさん)プロジェクト」から関口春江さん・大谷浩之介さん、「株式会社Rebe(りーべ)」から狩野良太さんをお招きするほか、さらに多角的な視点を学ぶべく実践者のお二人をお呼びしています。

まず、起業家であり、人類学者の中村寛さんは、国内外のコワーキングスペース等を巡り研究を深めており、現在、多摩美術大学美術学部リベラルアーツセンター/大学院で教鞭を執っています。民間とアカデミック、双方の視点から地域拠点づくりを紐解いていただきます。

「地域の人びとの生活に向き合いながら思考を練りあげてきた文化人類学の観察や対話方法から学びつつ、地域の未来を志向するデザインリサーチの方法も活用し、一緒に文化づくりを試せたらと思っています。

あるく、みる、きくを基本とするフィールドワークに加えて、みる、つくる、ためすというプロトタイピングを掛け合わせて、わくわくする未来を切り拓いていきましょう!」(中村さん)

そして、全国で「コミュニティナース事業」を展開し、地域に根ざしたコミュニティの活性化に取り組む株式会社CNC 執行役員の北垣佑一さんもお招き。「ケア」の視点から地域のつながりを育む取り組みを広げ、全国規模で培った実績と知見を共有していただきます。

「僕らが考えるコミュニティとは、ただ地域に存在しているだけではなく、『地域の人たちと繋がりがうまれている状態』のことを指しています」(北垣さん関連記事より)

こうした豪華講師陣とともに学ぶ本講座ですが、未経験の方でも安心して受講できるように講師と受講生をつなぐ、本講座専属の「コミュニティマネージャー」がサポートにあたります。

「こんなことを聞いても大丈夫かな」といった小さな疑問も気軽に相談できる存在として、受講生の学びを最大化する一助となっています。

選べる2つの現地フィールドワーク先

本講座の魅力の1つである「現地フィールドワーク」では、講師陣が活動する拠点を直接訪れ、地域に根ざした場づくりのリアルを体感できます。

1つ目の候補地は、奈良県東吉野村にある株式会社Rebe。ここでは、「泊まる・繋がる・学ぶ」をキーワードに、ワークショップや宿泊を通じて地域との深い結びつきを生み出すコミュニティスペースを運営しています。

2つ目の候補地は、神奈川県横浜市を拠点とする753プロジェクト。空き家を活用したカフェの立ち上げや、地域と連動したマルシェの開催を通じて、人々が地域を楽しみながら関わる機会を増やす取り組みを行っています。

①奈良県東吉野村 / 株式会社Rebe  2024年2月1日(土)〜2月2日(日)

株式会社Rebe とは?(HPはこちら
2021年コロナという世界的な危機の最中に「誰もがありのままでいられる地域社会をつくる」をミッションに株式会社Rebeを設立。高齢であっても、障害があっても、誰もが最期までその人らしく暮らせる地域社会を作るため、宿泊や研修を通じた関係人口・交流人口の創出、介護事業所支援・地域支援事業を主な事業として行っています。

奈良県東吉野村 はどんな場所?
東吉野村は奈良県中東部に位置し、面積の96%が森林の山あいの村です。明治維新の先駆けである天誅組(てんちゅうぐみ)に関わる歴史の地であり、ニホンオオカミ最後の捕獲地としても知られています。2014年オフィスキャンプ東吉野が誕生しクリエイティブビレッジ構想のもと、移住者が増え最近では海外のアーティストも多く移住する村となりました。

現地コーディネーターからのメッセージ
人は1人では生きていけません。お互いほどほどに気にかけあい必要な時に支え合う。そんなちょうど良い関係性、コミュニティが身近にあると良いと思いませんか?そのためにはまず地域で暮らす「お一人お一人を知る・知ろうとすること」から。必要な時に必要とされるためには?実践をしながらともに考えていきましょう。

②神奈川県横浜市  / 753プロジェクト 2024年2月9日(日)

753プロジェクト とは? (HPはこちら
私たちはJR横浜線中山駅にほど近い住宅街の一角、半径100m内にある複数の空き家を有効活用しているエリアを「753village」と名付けて活動しています。100年後も豊かさや希望を持てる環境を残したいという心意気のある地主さんとともに、「自分たちの暮らしは自分たちでつくる」をコンセプトにコミュニティを活気づけています。また、組織や企業ではなく住民主導である点が特徴です。

神奈川県横浜市 緑区中山 はどんな場所?
中山のある横浜市緑区は森と谷戸と呼ばれる田んぼや畑など生産緑地が住宅街と近接している地域。市内で唯一、緑比率40%を維持しており、新鮮な野菜や卵などが農家より直接手に入れることができます。また、753エリアでは醤油や味噌、酢などを手作りすることがコミュニティを育む一助を担っています。

現地コーディネーターからのメッセージ 
コミュニティは人が作ります。風土や地域のカルチャーを知り、どんな人たちと育むか。自分がどれだけ根を張って関われるかなのではないかと思います。できることを一つずつ積み上げていけば見えてくる景色があるはず。トライ&エラーを恐れず、チャレンジあるのみ。結局はたのしい、うれしいがあるかが肝だと思っています。

卒業後も学び合い+メンタリングで継続サポート

また、本講座は「学んで終わり」ではありません

プログラム修了後も、全講座の卒業生が集まるオンラインコミュニティで活動のシェア・学び合い、仕事の公募でみなさんの活動を推進しています。

200名以上の卒業生が集まるオンラインプラットフォーム内では、新たなイベントの創出や仕事機会の提供をし合うなど、これまで孤立しがちだったローカルプレイヤーの間に新たな広がりが生まれています。

さらに、希望者には、起業家や先輩実践者から定期的なメンタリングを受けられる「ACADEMY MEMBERSHIP」へご招待します。

「場づくり・コミュニティに関わりたいけど何からはじめたらよいかわからない」
「活動・運営しているコミュニティをどう進化・改善したらよいかアドバイスがほしい」
「ローカル x コミュニティの立ち上げに向けて、仕掛け作りのクオリティを高めたい」

そんな悩みに寄り添う、講座卒業後の場にもぜひご期待ください。

参加者のリアルな声とプログラム受講料

第1期受講生の卒業後のアンケートからは、
「講師の方の手触り感のある経験や、現場の感覚を体験することで、学びを自分ごと化しながら受講することができた

「学びに積極的に、主体的に関われる仕掛けがきちんと整っていて、(講座に)参加しながらコミュニティ運営自体の勉強にもなっていました」

受講していなければ絶対に出会うことができなかったであろう方と、ざっくばらんにお話する機会を頂けた」などと高い評価をいただいています。

▼第1期卒業生の声はこちら

■ プログラム概要

期  間:2024年11月〜2025年3月(修了後3ヶ月間はアフターメンタリングあり)
回  数:全8回+実践2回
対  象:
こんな方におすすめ
・コワーキング等の場作りでコミュマネをしているけど独学で困っている方
・まちづくりで場づくり・コミュニティづくりをしたい方
・地域おこし協力隊で地域の居場所づくりを担っている方
・熱量高く活動する地域や参加者との出会い、濃いつながりがほしい方
準  備:
・PC
・インターネット回線
注意事項
・プログラム中に写真撮影が行われます。もし写ることを避けたい方は、開始時にお申し出ください。撮影された写真の一部(背中など)がSNS等で発信される可能性があることをご了承ください。

■ 受講料 

2024年12月8日(日)23:59までお得な1万円割引!

・現地フィールドワークでの交通費・宿泊費は参加者実費となります。
・「学生限定」料金は学生且つ24歳までの方が対象です。
・お申し込み数が、最小催行人数15名に満たない場合は開講を延期・中止する可能性がございますのでご了承ください。

まずは、講座を無料でおためし!

▪️所要時間
・特別公開講義+体験会:120分(特別講義60分、講座説明30分、質問30分程度)
・無料オンライン体験会:60分(講座説明30分、質問30分程度)

特別公開講義は、講座検討者に向けておこなう講義となります。講義の内容、講師陣の活動などを知りたい方はぜひご参加ください。

(*) は必須項目です。

特別公開講義・体験会 お申し込みフォーム:
https://share.hsforms.com/1wO5TbgJfT6GOPwD7VCmURAr7259

みなさんとともに学べることを楽しみにしております!

Editor's Note

編集後記

誰も取りこぼさない場所をつくりたい。
そんな思いを持ちながら、コワーキングスペースの管理運営をしていた私にとって、心の底から「出会いたかった!」と思える講座です。今期からは人類学者の中村さんも加わり、さらにアカデミックに学べる講座へと進化しています。
心細さを感じているコミュニティマネジャーのアナタへ、ぜひ受講をおすすめしたいです。

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