前略、100年先のふるさとを思ふメディアです。

LOCAL LETTER

生粋のCITY GIRLの私が茨城にトライアル移住する3つの理由

OCT. 06

IBARAKI

生まれも東京。
育ちも東京。
生粋のCITY GIRLの私、26歳。

社会人になってからは、
会社が移転する度に引っ越しを重ね
常に会社の傍に住み付き文字通り
「仕事中心の生活」をしてきた4年間。

とにかく力をつけたくて
がむしゃらにこの4年間は
仕事に没頭!没頭!没頭!

気づけば、社会人4年目になっていた。
夢中で仕事と自分の成長にコミットした時間は、
それくらいあっという間だった。

移住の体験記を始めるにあたって
私の事を少しでも知ってもらえたらと
そんな5年間を振り返ってみる。

私が今の会社、株式会社CRAZY(https://www.crazy.co.jp/)と出会ったのは
創業1ヶ月前。まさに創業の瞬間でだった。

大学3年生だった私は、
当時たった5人のベンチャー企業に
インターンをしたいと直談判。


創業期のランチ風景
「まだ創業前だからね」と断られるも、
「何もいらないから、ここで学びたいんです!」と
無給でのインターンを申し入れ。
熱意に押される形で、私のインターンは始まった。

週の6日を学生インターンとして
創業メンバーと共に過ごし
会社の立ち上げのすべてを見て、
この会社を一緒に作ってきた。

その創業の日々は、
「これからどんな会社にしていこうか?」
「どんな未来をつくろうか?」と
夢みたいな話を、大真面目に繰り返す
そんな毎日だった。

本当に価値のある仕事を
最高の仲間と作り上げる。

自立した個人が自分の人生を謳歌しながらも
やりがいのある偉大な仕事に取り組む。

そんな生き方がしたかった。
そんな生き方のできる会社を作りたかった。
そんな思いに共感し、何もないこの会社に飛び込んだ。

 

3畳のワークスペース

一度メインスペースで打合せが始まれば
ほかのメンバーはたった3畳ほどの個室にかくれ
息を潜めて仕事をする。そんな日々だった。
真冬でも、狭い部屋には酸素が足りず
窓を開けながら仕事をした。

それでも、オフィスには希望が溢れていた。
そんな創業期を、全速力で駆け抜けること5年。

たった3畳だった作業スペースは、
4階建てのオフィスになった。
70名を越える個性豊かなメンバーに囲まれながらも
私は、変わらず最高の仲間と
大好きな仕事をしている。

この会社の成長とともに
自分もちょっとづつ成長していく。
そんな感覚を喜びながら
自分の成長に集中し続けた日々。

そんな会社も仕事も大好きな私が
会社を離れ茨城にトライアル移住を決めた理由。

それがこの3つの理由。
1,会社をフラットに見る為に、外の世界を知るために。
2,自分の人生と会社を、程よく切り離すために。
3、挑戦できる自分でいるために。

その背景を少しだけ、紹介したい。

1,会社をフラットに見る為に、外の世界を知る。

入社から、新卒採用責任者、ウェディングプロデューサー、
営業部門立ち上げ、などいろいろな経験を積ませてもらいました。

今は、営業チームと掛け持ち経営企画の社長室で
「組織文化」を担当。
これは、私がずっとずっとやりたかった仕事。

「組織文化」
このCRAZYのカルチャーがどのように生まれ、
どのようにこのCRAZYを形作っているのか。
それをこの5年間の歴史とともに紐解き、
今必要なカルチャーを強化していく。

カルチャーとは、無形で、
目に見えない空気みたいなもの。

カルチャーとは究極、
このCARZYの中にいいる人たちの関わり合いの集合体。
それが結果としてカルチャーを形作っている。

それは、仕組みであり、
コミュニケーションであり、
意識であり、無意識であり、、、
なんともつかみようのないものを相手にする毎日。

測れない目標と格闘する私は
今このカルチャーは前進しているのか
いつまでたっても不安だし
だれも、その正解を知っているわけじゃない。

そんな中、私の強みは
「この会社しか知らない、純粋さ」であり
同時に弱みでもあることを痛感した。

世間の基準がわからないから
この文化が特異なのか平凡なのか
段々わからなくなってくる。

偏った目ではなく、ある程度のバランスを保って
全体を見れるようになる為に
外の世界を知る必要がある。

これが、1つ目のトライアル移住に挑戦する理由。
(意外と、真面目なんです笑)

2,自分の人生と会社を、程よく切り離す。

この会社と仕事が、人生の全てだった今まで。
それは、悪いことではないけれど、
ちゃんと仕事以外でも、自分の人生を考えなきゃなと思う。

良くも悪くも、この会社が自分の体の一部ぐらい
密接に絡んでいるから、切り離すことは到底出来ないけど
会社の為に自分の人生を二の次にすることを
望んでいるわけではない。

また、この会社をそういう会社にしたくもないから
私が、自分が自分の人生をちゃんと考える必要がある。

「ひとりのひととして」私はどう生きたいのか?
そんな個人的なことも、勝手ながら発信していこうと思っています。

自然に触れて、心に余裕ができて
いろいろな人と触れることで見える
未来が居る事を信じて。
これが、2つ目のトライアル移住に挑戦する理由。

3、挑戦できる自分でいるために

挑戦する力が弱まったと思う瞬間があった。

傍若無人に、無給でインターンを申し込んだあの時。
新卒は取らないという会社の意思決定を突っぱねて
「この会社に入りたい!」そう叫んだあの時。
誰かの「一生に一度」背負って、
全国を駆け回っていたあの時。

私は、その時を越える挑戦をしているかな?
心地の良い今に満足しているんじゃないか。

自分をよく知ってくれている人に囲まれて
ぬくぬくと生きることを覚えた今。

私は、自分で理想を実現できるようになったんじゃない。
実現できる理想しか描かなくなったんだ。
そんなことにふと気づいた。

新しい場所に飛び込むこと。
そこで、自分の感覚をもう一度確認したい。
それが、3つ目のトライアル移住に挑戦する理由。

きっと同い年で同じようなことを考えている人は
多いんじゃないかなって想う。

この体験記は、素直な私の変化を書いていきます。
どんな人と出会って、どんな景色を見て
何を感じてどう変化するか。

この経験で生まれる私にもまだわからない変化を
楽しみながらゆっくりと残していきます。

 

ぜひぜひ、お楽しみに!^^

株式会社CRAZY 小守由希子

LOCAL LETTER Selection

LOCAL LETTER Selection

ローカルレターがセレクトした記事