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LOCAL LETTER

満足度95.6%の裏側。インタビューライター養成講座が育む、行動への一歩

JAN. 15

JAPAN

拝啓、インタビューを通して自分がまだ見ぬ 世界に出会いたいアナタへ

「自分が素敵だなと思ったものを、言葉にして多くの人に伝えたい」

「目の前にいる人の想いを引き出せるようになりたい」

「書くことや、人の話を聞くことを仕事にしたい」

そう感じたことはないでしょうか。

「でも、自分にもできるんだろうか」
そんな不安を抱えているアナタへ。

想いを言葉に変え、誰かの心を動かす一歩を踏み出すための特別な講座があります。
これまでにのべ1,100記事、800地域・人を取り上げてきた、WEBメディア「LOCAL LETTER」の実践知を学ぶプログラム、「インタビューライター養成講座」。

これまで全6期を開講し、輩出してきたインタビューライターは100人以上。
当講座は単に書く・聞くを学ぶのではありません。相手の個性や温度を引き出し、読者にとって新たな気付きを届けるライティングとインタビューのノウハウを学び、ローカルライターとして羽ばたく講座です。

今回は5期生として講座を卒業したばかりの3名に、なぜLOCAL LETTERの講座を選んだのか、その胸の内を語っていただきました。

後編では、約5カ月間の講座を走り抜けられた理由と、この講座を通して生まれた変化について伺い、受講満足度95.6%を誇る当講座の価値ついて深堀します。

自然と学びが深まっていく場所。講義の枠を超えた繋がりが生まれる

当講座の一番の特徴は、講師からの一方通行の講義ではないこと。
受講生自身が「実践」を通して学び、講師とのやり取りや受講生同士の交流を重ねながら、スキルを磨いていきます。

インタビューライティングに必要な取材準備・構成づくり・執筆といったすべての行程において、受講生はまず動画で事前学習をし、実践課題に取り組みます。

そしてオンライン講義では、課題に対する講師からのフィードバックを受けます。
一人ひとりに対して講師からコメントがもらえるため、課題を「やって終わり」にすることなく、次のステップへとつなげていけます。

インタビューライター養成講座 紹介資料より抜粋
インタビューライター養成講座 紹介資料より抜粋

加えて、講義内には「受講生シェアタイム」が設けられており、受講生同士で感想や意見を共有し、学びを整理する時間があります。お互いの学びを深めあいながら、「実践」で使えるスキルへと昇華させていく、独自の講義スタイルです。

講師と受講生が、まるでひとつのチームのように、濃密な時間を過ごすことができる当講座。しかし、「課題をこなせるだろうか」「講義の内容についていけるだろうか」と、不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。

約5ヶ月間の当講座を卒業まで走り抜けられた理由について、5期卒業生の遠藤桜さん(以下、さくらさん)は「頑張っているのは、私だけじゃないと思えたから」だと、受講当時を振り返ります。

遠藤 桜 氏 インタビューライター養成講座5期生 / 岩手県一関市出身。京都の同志社女子大学を卒業後、京都の宿泊施設に就職。語学留学のため半年間の海外生活後、地元の地域おこし協力隊に応募。好きなことは旅行と食べることと温泉。

「実は、受講中にモチベーションが下がってしまった時期もあったんです。1人で頑張るのは自分自身、あまり得意ではないタイプなんですよね。

でも、受講生とのペアワークなどの場で、そこで『この課題、私はこう感じたよ』と、お互いの想いを共有する機会がありました。そうしているうちに、自然と仲良くなっていき、1人じゃないなと感じました。

人見知りな私の心の氷を溶かしてくれるような、素敵な出会いもたくさんあって。オンライン上でも、人と触れ合えているような、そんな温かい感覚がありました」(さくらさん)

オンライン講義が終わった後には、2~3人で行う「ペアワーク」も用意されています。ペアワークは、前回の講義を踏まえて習得したことや次回の講義で学びたいことをテーマに、自由に意見を交わしあう機会。

同じ講義を受けても、何を感じとるか、何を学びとるかは人それぞれ。だからこそ、ペアワークを通して「こんな視点もあったのか!」「あんな気付きもあるのか!」と新たな発見や驚きが盛りだくさんです。

さくらさんと同じく5期生の向 夏紀さん(以下、なつきさん)も、「同期からパワーをもらっていた」といいます。

向 夏紀(むかい なつき)氏 インタビューライター養成講座5期生 / 東京から地元大分にUターンした会社員。日頃はITサポートの仕事をしながら、スキマ時間に書く仕事を少しずつ始めています。どんな人にだってストーリーがあるんだってことを伝えていきたい。

「同期が、commune(コミューン)*で『この記事、書き上げました!』と発信していらっしゃるのをみて『みんな学びを活かしている。すごい!でも、すごいで終わっちゃいけないから、私も頑張ろう!』のように、講座を枠を超えて熱いパワーをもらっていました」(なつきさん)

*commune(コミューン)…講座内で使用するコミュニティプラットフォーム。講義のお知らせや受講生同士の振り返りのアウトプットが行われている。

講座という「場」を通じて、それぞれの可能性が大きく花開いていく。
受講生同士の繋がりは、講義時間内だけにとどまらず、講座を卒業した後も、お互いを応援しあい、切磋琢磨していく、かけがえのない財産となります。

「LOCAL LETTER」のLポーズをする受講生たち。オンラインでの交流のほか、特別取材合宿で実際に顔を合わせる機会も
「LOCAL LETTER」のLポーズをする受講生たち。オンラインでの交流のほか、特別取材合宿で実際に顔を合わせる機会も

新たな価値観との出会い。そして生まれた変化とは

経験してきた仕事も、年代も、住んでいる地域も、みんな違う。
十人十色な受講生との交流や講義を通して感じたことをきっかけに、講座の卒業後、新たな道へ力強く歩み始めた受講生もいます。

久高 敬基さん(以下、 いつきさん)は、その一人。
受講当時、沖縄県在住だったいつきさんは講義の受講後、関東で就職先が決定。住み慣れた故郷を飛び出し、WEBライターとしての新たな道を歩み始めました

いつき 氏 インタビューライター養成講座5期生 / 大学生の頃に、Web支援会社のアルバイト業務の一環としてライティングを経験。新卒で入社した会社を退職後、「本格的にライティングを学んでみたい」と思い、インタビューライター講座を受講。現在は住み慣れた故郷から移住し、自立した人間になるために奮闘中。

「受講当時、前職を退職してその後はまだ決めてないタイミングにいました。なので日常生活では、家族や友達ぐらいしか関わる人がいなかったんですね。

でも、LOCAL LETTERの講義を通して、自分とは全く違う価値観やバックグラウンドを持つ方々とお話することができました。それがきっかけで、『ライティングをもっとやっていきたい』『沖縄県外に出てみるチャレンジをしてみよう』と、これまでとは全く違う環境に、自ら踏み出す気持ちが芽生えてきたんです」(いつきさん)

関東への移住後、初めての旅行先として群馬県へ。新生活を楽しむいつきさんの様子が伺える
関東への移住後、初めての旅行先として群馬県へ。新生活を楽しむいつきさんの様子が伺える

なつきさんは、特別取材合宿での取材者さんへのインタビューを通じて、「何かを選択し、行動することへの“怖さ”」の捉え方に、大きな変化があったといいます。

「特別取材合宿で、モバイルサウナを運営する高野さんという起業家へインタビューさせていただきました。取材中、本当に多くの気づきがあって。中でも一番心に残っているのは、『選択するのって、怖くないですか?』と質問した時に、『怖いですよ』と即答された瞬間です」(なつきさん)

特別取材合宿での取材者の高野隼人さんへのインタビューの様子
特別取材合宿での取材者の高野隼人さんへのインタビューの様子

「高野さんは、海外移住を考えたことがあったり、地域おこし協力隊をされていた期間があったり、現在は起業されているなど、とてもアクティブに動かれている印象でした。なので取材準備をしている時は、『新しいことに対して、ためらいなく飛び込んでいける方なのかな』と感じていたんです。

でも、インタビューを通して、そういう方でも『怖い』と感じることもあるんだ、と知ることができました。そして、怖いからと言って、何も選択しないという“選択”をしないんだなと。怖いと思っていていいんだなと、心が軽くなりました」(なつきさん)

写真右からなつきさんと高野さん、同じく取材を担当した受講生のまいさん
写真右からなつきさんと高野さん、同じく取材を担当した受講生のまいさん

そのインタビューをきっかけに「選択するのは怖いけど、私自身は今後こうしたいから、動いてみよう、と以前より恐怖やためらいを捨てて動けるようになりました」となつきさんは続けます。

受講当時、東京在住だったなつきさんは、地元大分県へのUターンを考えていました。
ただ、なかなか仕事が決まらない状況が続きます。「私本当に地元に戻れるのかな」「フルリモートの仕事を探していたけど、間違っているのかも」

特別取材合宿が行われたのは、そんな不安を抱いていた時でした。

インタビューで取材者から得た気付きをきっかけに、「大分県にいる家族のそばでフルリモートで仕事をするんだ」と気持ちを新たにすることができたそうです。

そして特別取材合宿から2週間後には、なんと大分県での仕事が決定。
「仕事がこのタイミングで決まったことは、偶然かもしれない。でも、やはり自分の力で『決めること』は大事なんだなと、実感しました」となつきさんは話します。

なつきさんが大分県Uターン初日に撮影した写真
なつきさんが大分県Uターン初日に撮影した写真

この講座を通して、受講生同士、そして取材先の方々など、普段の生活では出会うことのない、新しい価値観に触れることができます。様々な人の想いやヒストリーに触れることで、今後自分が歩みたいストーリーも見えてくるのかもしれません。

ライティング経験者も未経験者も。新しい一歩を踏み出したいあなたへ

最後に、LOCAL LETTERのインタビューライター講座の受講をおすすめしたい人はどんな人かお聞きしました。卒業生からの言葉は、受講を迷っているアナタの背中をそっと優しく押してくれるはず。

いつきさんは、「ライティングの経験有無にかかわらず、何かにチャレンジしてみたいけどあと一歩踏み出せない人におすすめしたい」と話します。

「『一歩踏み出そうよ!』と、安易に言ってしまうのは、ちょっと違う気もするんですが…」と、少し照れながらも言葉を紡ぎます

「自分自身、この講座を受講してインタビュー実践にチャレンジしていなかったら、もしかしたら今もまだ、沖縄から飛び出していなかったかもしれません。

講座では、いろんな価値観・バックグラウンドを持つ方々と関わりながら、意見や感想を気軽にシェアできます。なので、現状先がふさがってる感覚がある方や、今の仕事は順調だけれど、自分に何かプラスアルファのスキルを身に付けたい、と感じている方に、ぜひ受講してほしいなと思います」(いつきさん)

生まれ故郷を離れ、新しい土地で新たな一歩を踏み出したいつきさんからの力強いメッセージが印象的
生まれ故郷を離れ、新しい土地で新たな一歩を踏み出したいつきさんからの力強いメッセージが印象的

さくらさんは「自分の視野を広げるきっかけを作りたい人におすすめしたい」と話します。

「この講座では、自分の住んでいる地域だけに留まっていたら出会えなかったであろう人や地域に出会えます。自分の地域とは全く違う場所で、頑張っている人のエピソードを聞くこともできます。様々な世界や、様々な人に触れ合うことで、自分自身の殻を破る、良いきっかけになると思います」(さくらさん)

さくらさんが取材したのは、おでん屋さんを営む園田 翼さん。(取材記事はこちら)
さくらさんが取材したのは、おでん屋さんを営む園田 翼さん。(取材記事はこちら

LOCAL LETTERでは、地域や人の魅力、商品の味わい、人のぬくもりや感情の起伏をどう伝え、届けられるか。そのようなことと9年以上真摯に向き合い、メディア運営をしています。

その想いに共感し、講座を受講する地域おこし協力隊の方も少なくありません。今回の5期にも、さくらさんの他に2名の地域おこし協力隊の方がいらっしゃいました。

講座で学んで終わりではなく、学びを活かして次のフェーズへ

LOCAL LETTERのインタビューライター講座で大切にしているのは、「誰かの心を動かす記事」を書くこと。
机の上で知識を学ぶだけではなく、実際に地域へ飛び出し、人に会い、話を聴き、記事を生み出します。

あなた自身の言葉で、誰かの心を動かし、行動を促す。そんなライターを目指して、まずは、あなたから、一歩踏み出してみませんか?
あなたの行動のきっかけが、きっと、誰かの心を動かす、大きな力となるはずです。

(2025年1月現在、新規受講生を募集しています。詳細はこちら

Information

受講生募集開始!インタビューライター養成講座

“個性”と“温度”を引き出すインタビューとライティングで、
心を揺さぶり行動を生み出すインタビューライターへ。

多種多様な人の生き方やビジネスをインタビューし、
800地域・1,100記事以上の掲載を誇る「LOCAL LETTER」が
一流のインタビューライターと共同開発したプログラム。

<こんな人にオススメ!>
・相手の言葉を心地よく引き出すインタビューがしたい
・だれかの行動のきっかけとなる記事を書けるようになりたい
・未経験だけどインタビューライターに憧れている
・独学でライティングしていて、仲間と学びを深めたい

 

まずは体験会・特別公開講義へ!
参加申し込みはこちら:
https://whereinc.co.jp/academy/interviewwriter/

Editor's Note

編集後記

インタビューは相手のことを深掘りするだけではなくて、実は自分のことも深掘りする作業だと、3人のお話を聞いて改めて感じました。講座を通して価値観や考え方に変化があった3人ですが、この記事を書いている私自身も「今までの人生と違った動きをする」と決めて、全国いろんな地域を巡り中。まさかライター自身の行動も変わるなんて。「インタビュー」って面白い!

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