母の日
今年の母の日は2022年5月8日(日)。
毎年4月中旬から、デパートやコンビニが「母の日」で彩られ、そろそろプレゼントを決めなくてはと焦ってきますよね。
とはいえ、毎年ある母の日。何をあげるか悩みます…。
そこで、今回は日本全国で “実用的で” おしゃれな商品をつくる職人さんたちをご紹介!
日頃の「ありがとう」を伝えるにはとっておきのプレゼントになるはずです。
まず最初にご紹介するのは、tototoがつくる「魚の皮(フィッシュレザー)」で作られた、小物たち。牛皮や毛皮は聞いたことあると思いますが、「魚の皮」は初めて聞いたという方も多いのではないでしょうか?
フィッシュレザーは、食の宝庫・富山の中でも価値が高い氷見市の魚屋さんから、廃棄予定の魚の皮をいただき、一つ一つ人の手で加工されたもの。
フィッシュレザーの開発に3年、1枚の皮をレザーにするまでに15工程・最低でも1ヶ月の月日をかけて、一つ一つを丁寧に作るフィッシュレザーには、tototo代表 野口さんの「食べるために頂いた魚の命を、少しでも大切にしたい」という想いが込められています。
\tototoの思いを取材しました/
ネクタイを筆頭に世界の有名店でも取り扱われているKUSKA。京都で300年以上の歴史がある「丹後ちりめん」の伝統を残しながらも、あえて「全て手織り」に振り切り、デザイン性と表現力の高さで注目を浴びています。
最近はネクタイだけでなく、女性もののスカーフやストール、バレッタなども販売しているので、母の日と父の日に同じKUSKAでプレゼントを購入するなんてことも可能です。
オンラインショップからも購入可能ですが、京都と東京にも直営店があるので、直接手に触れることもできますよ。
\KUSKAの思いを取材しました/
毎日肌に触れる日常品だからこそ、こだわりたいけれど、日常品だからこそ、あまりお金はかけない。なんてこともあるのではないでしょうか?
だからこそ、プレゼントとしてお勧めしたいのが、渡辺パイルの「今治タオル」。タオル好きのタオル屋さんが、お客さんの声を常に聞きながら改良に改良を重ねているタオルは、お客さんの大半がリピート客という「一度使ったら手放せなくなる」タオル。
お風呂上がりや、手や顔を洗った時に、自分を包み込むタオルの質感は、日常のテンションを上げてくれる素敵なアイテムになりますよ。
\渡辺パイルの思いを取材しました/
富士山の麓にあることから、家庭の水道水は全て富士山から濾過された天然のミネラルウォーターというほど、水に恵まれている富士吉田市。水に恵まれているこの土地で長年愛され、大切に受け継がれているものの一つが「織物」です。
市内に数ある織物屋さんの中でも、今回お勧めするのが「Watanabe Textile」。写真家・建築士・織物職人という、多彩な顔を持つ代表 渡辺さんは、これまでにない糸と糸の組み合わせから、作品を生み出すアーティスト。
決して派手ではないけれど、質感にこだわった膝かけは、冬でも夏でも重宝すること間違いなし。他にもカバンやストールなど、様々な商品があります。
オンラインショップがないので、お近くの方はぜひ山梨のショップへ足を運んでみてください。
\Watanabe Textileの思いを取材しました/
最後は、地球に負担をかけない家具づくりを目指している、北海道東川町の家具メーカー「北の住まい設計社」の家具をご紹介。
樹齢40〜100年の木を使って家具づくりをしているからこそ、「101年使えないと消費サイクルの方が速くなってしまう」と考える彼らは、101年使い続けられるような耐久性やデザイン性を大切にものづくりをしています。
母の日に家具はちょっと・・・というアナタもご安心を。未来を大切にする北の住まい設計社さんは、家具以外にも、地球環境に配慮した商品を取り扱っていますので、まずはぜひオンラインショップをのぞいてみてくださいね!
\北の住まい設計社の思いを取材しました/
Editor's Note
毎年あるからこそ迷ってしまう母の日のプレゼント。感謝を伝える日だからこそ、自信と思いを持って、商品を作っている職人さんをご紹介しました。とっておきのプレゼントがみつかれば嬉しいです!
NANA TAKAYAMA
高山 奈々