Nigata, NIGATA
新潟県新潟市
日本酒ブティックを新たな観光スポットにー。
今代司酒造(新潟市中央区、田中洋介代表取締役社長)の手がける、新潟産品などの発信拠点「日本酒ブティック」が、本日30日よりオープンします。
日本のらしさあふれる様々なコンテンツが海外での日本のファンづくりに貢献していますが、「日本酒」もその1つ。海外からのインバウンド流入を増やすため、地域の食と観光を結びつけた “ガストロノミーツーリズム” にも注目が集まっているようです。
にいがた経済新聞 よりご紹介いたします。
今代司酒造(新潟市中央区、田中洋介代表取締役社長)は30日、新潟産品などの発信拠点「日本酒ブティック」をオープンする。本社内の直売スペースをリニューアルし、面積も大幅に拡充した。
同社は近年、酒蔵見学を常時開設するなど観光事業に注力してきた。その結果、現在では年間の酒蔵来訪者が3万人を超え(平成29年度)、世界的な旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」の「新潟市観光ランキング」で「ぽん酒館」を抑えて1位、「外国人来訪者に聞いた新潟市の地域資源に関する認知度ランキング(平成29年度)でも1位に評価されている。
そうしたなか、このたび酒蔵のエントランス部に配された直売スペースをブティック然としたたたずまいにリニューアル。新たにテイスティングスペースなども設け、観光スポットとしての魅力を高めた。
田中社長は、「日本酒はインバウンドを呼び込むキーワードでもあり、ガストロノミーツーリズムの核となれるコンテンツ。これまでただの酒蔵見学と売店だったが、今回のリニューアルで、日本酒とその周囲にある新潟の食・風土・文化・伝統を知り体験へとつなぐ場となれば良い。この日本酒ブティックを通じて、様々な結びつきを実現したい」と話す。
今後は、様々なワークショップやトークライブなどのイベント開催や、IT/FIT向け旅行プランの造成なども計画している。
情報提供元:にいがた経済新聞(2018年3月28日 配信)