Ama, SHIMANE
島根県海士町
前略
日本の学校教育に違和感を感じているあなたへ
“昔は地域のみんなで、子どもを育てていたんだよ。”
幼少期の頃、祖父母が話してくれた昭和以前の日本は、まるで絵本の中の昔話を聞いているみたいに、今では滅多に目にしない光景。
現在の地域社会は、繋がりの希薄化により、地域社会の教育力が低下し、家庭教育の重要性が叫ばれる一方で、教育に求められるものが多様になり、学校が抱える課題が複雑化しています。
今後は、学校内で全てを補うのでなく、これまで学校と繋がりの薄かった地域や行政、民間やNPOらが学校と協働していくことで、新しい価値を生み出そうと、新たなプロジェクトが立ち上がりました。
プロジェクトの発端は、島根県海士町にある「島根県立隠岐島前高校」が深刻な「過疎化」により、廃校寸前にまで追い込まれたこと。
高校がなくなれば、中学校を卒業したほぼ全ての子どもたちが島を出ていき、島の人口減少に拍車をかけるのは明らか。そこで、海士町は「地域の魅力化」を行うことで、地方への新たな人の還流を生み出す「島前高校魅力化プロジェクト」に踏み出します。その後、一時は89名にまで落ち込んでいた生徒数も現在では、160名までに増加しました。
▼こちらの動画も是非ご覧ください。
「辺境からの日本イノベーション ~学校を核とした地域再生のスケールアウト〜」
魅力化プロジェクト最大の特徴は、地域の学校、行政、民間企業リーダーらが一緒に「どんな町にしたいか」「どんな子どもを育てたいか」「どんな学校をつくりたいか」を考え、それを共有・言語化すること。これにより、チームとして「地域の魅力化」を目指すことができます。
しかし、学校を社会に切り開いていくことは、忙しい学校の先生たちの力だけでは、なかなか難しい状況も。だからこそ、重要になってくるのが「統括ディレクター」と呼ばれる人の存在です。
統括ディレクターは、地域の未来の命運を握る公立高校の現場改革を推進する人のこと。地域を客観的に見る第三者として、行政や学校、民間企業を行き来し、多方のニーズをしっかりとヒアリングした上で「地域の魅力化」を目指し、機動力高く動きます。
海士町で統括ディレクターを8年間勤めていた岩本悠さんは、2016年に島根県教育魅力化特命官に就任。「教育による持続可能な地域づくり」に向けて、県単位のシステムチェンジを目指して活動の幅を広げ、今や島根県全域の小中高校にまで広がりを見せています。
同年、2016年には、日本財団のソーシャルイノベーター最優秀賞を受賞。2017年3月には、水谷智之(元リクルートキャリア)さん、今村久美(NPOカタリバ代表)さんと共に「一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォーム」を設立しました。
同社は、民間企業でありながらも「公教育の現場」に入り込み、教育を学校だけに閉ざすのではなく、社会や世界と接続した魅力ある教育の実現されることで、地域に意志ある若者を育て、地方への新たな人の還流が生まれる社会を目指します。
そして今回、地域・教育魅力化プラットフォームでは、公立高校の現場改革を推進する統括ディレクターを募集中です。
※ 教育委員会、または学校の職員室にデスクを構えます。
▼こんな方におススメ!
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URL:https://drive.media/dc-customer-admin/projects/preview/19512
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