YUUKI, IBARAKI
茨城県結城市
自らの「好き」を起点に、古き良きまち並みと挑戦が混在するまち、茨城県結城市。
すでに、自らの「好き」と歴史が残る「古民家」を掛け合わせ、自己実現を果たす居住者で盛り上がりをみせているまち、結城市。
そんな結城市が、2020年12月中旬に、新たな挑戦者を受け入れるため「古民家」と「古民家を活用して“好き”をカタチにしたい人」を繋ぐ、2泊3日の現地マッチングプログラムを開催しました。
今回、現地マッチングプログラムに参加したのは、20 – 50代の男女8名。結城市に訪れたことのある方・ない方、古民家の活用を具体的に考えている方・まだまだふんわりとしている方など、全く違う8名の参加者が、結城市に降り立ち、3日間でみっちり結城市を「知る」「学ぶ・深める」「(古民家活用のプランの)プランニングをする」ところまでを一連として行いました。
「古民家の活用を具体的には考えられていなかった」「古民家を活用してやりたいことはあったが、結城市でやるとは決めていなかった」という参加者も、最終日には「結城市で何かやりたい!」と鼻息荒く帰っていく姿がとても印象的だった、今回の現地マッチングプログラム。
結城市は、知れば知るほど「好きになる」だけでなく、「仲間になりたい!」と思わせてしまうほど、アグレッシブルな地域プレイヤーや、新しいチャレンジャーを応援する風土があると、改めて感じる時間でした。
地域に根付く「文化」や「歴史ある建物」を活かして、すでに15以上の飲食店をはじめとする施設が生まれ、盛り上がりをみせる結城市ですが、実はまだまだ魅力的な古民家が多く眠っている状態でもあります。
一見、外観からは想像できないほど重厚な蔵づくりの建物や、路地裏にひっそりと佇む和の平屋など、今回の現地マッチングプログラムでも参加者から歓声があがる物件が存在しています。
そこで今回は「結城市に眠る古民家」を掘り出し、より多くの方に知ってもらおうと、結城市が新たなチャレンジをスタート。
古き良き城下街の風情が色濃く残るまち・結城市に眠る「古民家」の可能性を探る研究所として、結城市公式note「YUILABO」をオープンさせました。
結城市に眠る「古民家」を随時ご紹介していくことはもちろん、「YUILABO」では、自らの「好き」を形にしてきた古民家活用事例をご紹介しながら、新たな活用方法を、読者の皆さんと一緒に探っていきます。
「自分の “好き” を形にしたい」
そんなアナタのチャレンジのキッカケになることを祈って。
少しでも気になったアナタへ。
まずはぜひ一度、ご覧になってみてください。
Editor's Note
気づいたときには、もう結城市のファンになっていて。次の瞬間からは、結城市の仲間の一員としてまちに関わっている。地域の中の人も外の人も、それぞれが関わりたい距離で、楽しく、助け合いながら、自分の「好き」を形にしている。温かさがありながら、刺激もある。それが、結城市というまちだと思っています。
都心からわずか1時間半の距離なので、コロナが落ち着いたら一度足を運んでみてはいかがでしょうか?(「結いのおと」や「結い市」などイベントを開催しているタイミングが1番おすすめです!)
NANA TAKAYAMA
高山 奈々