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LOCAL LETTER

【ツアー開催】北海道下川町で暮らしをつくる楽しさを体験する2泊3日の「くらしごとツアー」を実施

FEB. 06

Shimokawa, Hokkaido

前略、自分の暮らしを見つめなおしたい、アナタへ

北の地域では「寒くて雪も多いだろうし、暮らしていくのが大変じゃない?」とよく聞かれます。

わたしが暮らす北海道下川町も、厳冬地。冬はマイナス30度まで下がります。

車がスリップしてパンクしたり、家が冷えすぎて水道管が破裂したり……。

雪国暮らしならではのトラブルには、ひととおり、見舞われたのではと自負しています。

 

北海道下川町

けれど、このまえ自分のスマホの写真フォルダを見ていて気づいたのです。

「夏より冬の写真の方が多いな」ということに。

筆者は静岡県出身です。そのため雪のある暮らしは、下川町に来て初めて体験しました。

もちろん、南国やあたたかい地域に比べれば、着るものも多いし、靴もしっかり防水・防雪されているものを準備しないと出かけるのもままならないし、常にストーブは焚きっぱなしだから暖房費が月々1万円くらいするし……大変なことはたくさんあります。

けれど、下川町の冬の晴れた日は、もしかしたら、わたしが下川で一番好きな風景かもしれません。

そんなの、雪国出身の方からすると当たり前なのかもしれないけれど、わたしにとっては、ずっと見ていられる風景なのです。

 

北海道下川町 北海道下川町

下川町

都会は、自分の行動が、他者(人間)によって影響されることが多いです。

けれど地域は、自然によって影響されることが、より多くあります。

毎日同じ環境であることが前提で作られたインフラは、便利ではありますが、突発的な自然の変化(雨が降ったり雪が降ったり)には、なかなか手早く対応できないように思います。

自然を相手にするのが日常だと「イライラしても仕方ない」と、いい意味で諦めるようになってくるのです(筆者がそうでした)。

だって自然は、人智を超えているですもの。

そもそも人の手でコントロールできるものでは、ないんですもの。

……というのは筆者の意見ですが、とにかく自分の暮らしを支えているものが、人のチカラはもちろん自然のチカラでもあるということを、身近に感じれば感じるほど、予定通りにいかないことがあっても気にならなくなっていくのです。

そんな心の平穏は、暮らしにもきっと良い影響をもたらしているはず。

ということで、厳しいけれど穏やか、寒いけれど心はあたたかくなる、冬の2月末に下川町の暮らしを体験できるツアーを開催します。

暮らしと仕事を体感する「くらしごとツアー」

くらしごとツアー

「くらしごとツアー」は、2016年から1年に4回から3回、毎年おこなってきました。

切り口や行程を変えながら企画し、道内や道外から毎回8人から10人の方々が参加。ツアーを始めてから合計で、のべ80人ほどに「くらしごとツアー」を体験していただいています。

くらしごとツアー

くらしごとツアー

くらしごとツアー

くらしごとツアー

今回は「ていねいな暮らしの作り方」を考える

2月の「くらしごとツアー」のテーマは「ていねいな暮らしの作り方」。

 

衣食住、それから趣味など、自分の暮らしに潤いを与えてくれる、好きなこと──。自分のこだわりたいジャンルに、こだわって暮らしている下川町の方々と交流し、体験をするプログラムです。

自然や趣味に、こだわる

北海道下川町 Photo by: Yujiro Tada Photography

下川町の約9割は森林。実は、雪が降った方が森の雑草が圧雪されるため、歩いて入れる範囲が広がるのです。

ツアー中は、スノーシューを履いて、ゆっくりと森を散策します。ガイドを務めてくれるのはNPO法人「森の生活」に勤めている、藤原 佑輔さん。

藤原さんは植物が大好き。植物好きが高じて、時には町のイベントに仲間と出店して、お客さんに大好きな植物の説明をすることもあります。

食に、こだわる

野菜作り

下川町の住宅は、どの家にもたいてい広い庭があります。 そのため、家庭菜園を楽しむ人も少なくありません。

 

自宅の庭で育て、秋に収穫した野菜たちは、雪の下に埋め、食べる時に掘り出します。これを「越冬」と言います。寒い地域ならではの、生活の知恵の一つです。

 

雪の布団をかぶった野菜たちは、甘みが増してさらにおいしくなるのだとか。ツアー中は、厳しい冬を超えた越冬野菜と、地元産食材を使って、ごはんをみんなで作ります。

 

お料理を教えてくれるのは、昨年秋から地域おこし協力隊として「駅カフェイチノハシ」で活動を始めた細江美和子さんという女性です。

お子様と一緒に関西から移住してきた細江さん。

地域のコミュニティカフェである「駅カフェイチノハシ」で、どんな活動をしているのか細江さんのお話をじっくりおうかがいする時間も設けます。

健康に、こだわる

懇親会の時間には、薬膳茶ブレンド体験を同時開催。

2019年12月に移住したばかりの、起業型地域おこし協力隊「シモカワベアーズ」の一人、塚本あずささんが講師です。

アロマセラピーと漢方の事業を始める塚本さんが、みなさんの体に寄り添ったお茶のブレンド方法を教えてくれます。

選べるワークショップで、好きなジャンルに“こだわる”時間

ツアーの2日目と3日目の午前中は、それぞれの興味があること、理想に近い暮らしを体現している方の話を自分で選び、集中して聞ける時間になります。

それぞれどの方の暮らしぶりを体験してみたいか、参加の際は、ぜひじっくり選んでみてください。

1日目の午前中:①DIY体験

北海道下川町DIY

DIY体験では、当日はカッティングボードを制作します。教えてくれるのは、起業型地域おこし協力隊「シモカワベアーズ」として下川でDIY事業を始める山口駿人さん。

息子さんとの時間も大切に過ごす、お父さんでもあります。事業にかける思いや、パパ目線の暮らしについてのお話もお聞きします。

1日目の午前中:②化粧水作り体験

SORRY KOUBOU

「SORRY KOUBOU」は、下川町の東側にある一の橋という地区で、農薬をつかわずに大切に育てたハーブを使って化粧品をつくっています。

今回は彼女たちの、肌にやさしいハーブチンキを使って、自分の肌の声に耳を傾けながら、お好みの化粧水を作ります。お土産に持って帰れますよ。

「SORRY KOUBOU」の社長である山田香織さんに、この事業を始めるに至った経緯や、思いなどもお聞きします。

2日目午前中:①編み物体験

編み物体験

当日は未経験者でも簡単に編める小物を、十勝から移住してきた富永宰子さんという女性が、教えてくれます。

 

彼女は資格を生かした英語教室を営む傍ら、たまにおすすめの洋書を集めた本屋さんを開きます。

薪屋さんを営む旦那さんのお仕事する姿からヒントを得て「薪エプロン」を考えて販売したり、得意な編み物を町内の方々に教えたり(筆者も教えてもらった一人です)。

 

暮らしと仕事がグラデーションになっている、そんなお話もお聞きします。

2日目午前中:②乗馬体験

北海道下川町のハナちゃん

雪の牧草地で、小峰博之さんが育てる北海道和種馬ハナちゃんに乗馬させてもらいます (天気などコンディションが悪くない場合)。

 

「今のお金に依存しない暮らしのほうが便利」と話す、もと国家公務員の奥さまとともに、馬と暮らし、薪ストーブと太陽光発電、森林(所有林)づくり、エゾシカ肉活用、家庭菜園など自給自足・地産地消を目指した豊かな暮らしを実践しています。

 

今後の暮らしの作り方のヒントになりそうなお話が聞けそうです!

こんな方におすすめです!

・下川町に移住を考えている方
・北海道への移住を検討している方
・自分の暮らしを見つめなおしたい方
・ていねいな暮らしをしてみたい方
・自給自足・持続可能な暮らしに興味がある方
・北欧の暮らしに憧れている方

 

思い切り違う環境に身を置くことで、思ってもみなかった自分自身の変化に気づくことがあります。

 

ぜひ未知なる自分の一面を見つけに、おこしくださいね。

「くらしごとツアー」詳細

受付終了
2020年2月22日(土)~24(月・祝)

◼︎日程:2020年2月22日(土)~24(月・祝)
◼︎集合場所:JR名寄駅
◼︎参加費:5,000円(ツアー中の昼食代・夕食代として)
 ※JR名寄駅までの交通費、滞在中の朝食代(実費)はご負担ください。宿泊費・ワークショップ代・視察代等はこちらでご負担いたします!
◼︎スケジュール
DAY1:2月22日(土)
 13:00 JR名寄駅集合
 15:00 下川町の概要説明、町の案内
 18:00 【変化】お話会&夕食
DAY2:2月23日(日)
 9:30  DIY体験 or 化粧水づくり&一の橋巡り
 12:00 昼食
 13:30 【自然・趣味】四季の移ろいを感じる森歩き
 15:00  自由時間
 17:00 【食・体】
   ・体がよろこぶほっこりご飯作り
   ・懇親会
   ・薬膳茶ブレンド体験
DAY3:2月24日(月)
 9:00 チェックアウト
 9:30  編み物体験 or 道産子乗馬体験
 12:00 昼食
 13:00 クロージング
 14:00 名寄市見学
 15:30 解散
 ※各体験は、ていねいな暮らしの作り方を深く考えていただけるよう、お話会とセットとなっています。

◼︎お申込み:peatixよりお申し込みください。

◼︎定員:10名

 

◼︎締め切り:2月14日(金)

 

 ※定員になり次第締め切りといたしますのでご了承ください。

 

◼︎宿泊先:森のなかヨックル

 ※アメニティがありませんので、ご自身でタオルや歯ブラシ・タオル等をご用意ください。

 ※朝食がつきませんので、ツアー中にご自身で調達いただく時間を設けております。

◼︎お申込み・お問合せ先
下川町産業活性化支援機構タウンプロモーション推進部
電 話 01655-4-3511
メール info@shimokawa-life.info

Editor's Note

編集後記

下川の人は天気の話をするときに、マイナスをつけない。どういうことかというと「今日は20度でしばれたね」とか「今日は10度であったかいね」というふうに表現する。毎日氷点下だから、わざわざマイナスとは言わないらしい。わたしはまだ、わざわざ「マイナス10度だ!」と言いたい。

くらしごとツアー

自分らしい暮らしを見つけるための2泊3日のツアーを開催します。

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