Himi, TOYAMA
富山県氷見市
忍者ハットリくん、怪物くん、プロゴルファー猿、喪黒福造ー。
これらのキャラクター名を聞いて思わず反応してしまった人は、どこか懐かしい思い出を頭に思い浮かべたことでしょう。そう、日本が誇るマンガ家「藤子不二雄Ⓐ」先生が生み出したキャラクターたちです。
今回ご紹介する富山県氷見市、実は藤子不二雄Ⓐ先生の生まれた地なのです。意外と知らなかった方もいるのではないでしょうか。氷見市にあるお寺「光禅寺」は大先生の生家として、ファンならば必ず行きたくなる聖地になっています。今回は氷見市が運営するメディア『氷見の暮らしとコミュニティ』から、日本を代表するマンガ家「藤子不二雄Ⓐ」先生ゆかりの地を辿ってみましょう。
氷見市IJU応援センター よりご紹介いたします。
氷見市にある650年以上の歴史を持っている「光禅寺」というお寺をご存知でしょうか?
ここはただのお寺ではなく、あの漫画家「藤子不二雄Ⓐ先生」の生家でもあるのです。
というのも、藤子不二雄Ⓐ先生のお父さんがこのお寺の第49代住職で、先生が小学5年生のときに高岡市へ引っ越すまで、このお寺に住んでいたという。
今回は、普通のお寺とはちょっと違う、氷見らしいお寺「光禅寺」をご紹介します。
まずは光禅寺に行く前に、光禅寺近くの比見町商店街を散策してみましょう。
藤子不二雄Ⓐ先生にとって比美町商店街は庭みたいな存在だったはず!
この氷見市比美町から中央町にわたる商店街には、氷見を盛り上げるために作られた「まんがロード」が存在するのです。
まんがロードのあちこちでは、忍者ハットリくんなど、立体モニュメントになった藤子不二雄Ⓐ先生のキャラクターに出会うことができます。
見慣れてしまったけど、改めて見ると藤子不二雄Ⓐ先生のキャラクターがそこらじゅうにいる商店街って面白いですよね。バスまでも怪物くんです。
いいよ!いいよ氷見!
どんどん藤子先生の作品に乗っかろう!あやかろう!
藤子不二雄Ⓐ先生のファンにとっては、まさに“聖地”ですよね。
まんがロードには全部で8種16体が設置されており、近づくと内蔵されたセンサーが反応してお喋りをしてくれます。(急に音が鳴るので、知らずに近づくとかなりビックリします)
ただ通り過ぎてしまう商店街ではなく、楽しみながら歩ける商店街なのです。
まんがロードを歩き、氷見市の藤子不二雄Ⓐ先生への愛の深さを感じたところで今回のお目当ての光禅寺にやって来ました。旧氷見市役所(現在は駐車場)のお隣にあります。
思っていたよりも綺麗!
それもそのはず。光禅寺は昭和13年に起こった氷見の大火で全焼しており、本堂や庫裏、開山堂などを順次再建し、平成20年に山門が再建されたそうです。
すでにチラ見えしていますが、この山門をくぐると「忍者ハットリくん、怪物くん、プロゴルファー猿、喪黒福造」の石造が出迎えてくれます。
藤子不二雄Ⓐ先生のキャラクターを惜しみなく前に出している感じ、好きです。
藤子不二雄Ⓐ先生の聖地だということを、これでもかっというぐらい感じます。
これを見て、石の加工技術って凄いんだなという感想を持ちましたが、皆さんは何を思われたでしょうか?他に感想があったら私に教えて下さい。
喪黒福造をドアップで見たらこんな感じ。
怖いよね…小さなお子さんは遠目で見ることをオススメします。
有名漫画家の生家のお寺であり、その漫画家が生み出したキャラクターの石像があるお寺って、全国探しても珍しいのではないでしょうか?
氷見らしさと言えば…海、魚と言われますが、藤子不二雄Ⓐ先生も氷見らしさの1つと言っても過言ではないですよね。
氷見の皆さん。これからも、藤子不二雄Ⓐ先生と共に生きていきましょう。
ADDRESS:富山県氷見市丸の内1-35
情報提供元:氷見市IJU応援センター 2018年3月5日 配信
NAOTO KAWANISHI
川西 尚仁