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LOCAL LETTER

地域バイヤー発掘!水のまち三島発、新商品を東京で体験しよう

MAR. 15

SHIZUOKA

拝啓、この春に新たな挑戦をしたいアナタへ

地域バイヤーが各地を視察して事業者の声や熱意、商品に触れて選定した商品が並ぶ期間限定POPUPストアが、2024年3月23-24日(土日)の2日間でAKOMEYA TOKYO 新宿店にて開催されます。

本記事では、視察で感じた事業者や商品のリアルな魅力を地域バイヤーの視点からお届けします。POPUPストアの詳細はこちらからご確認くださいね。

舞台は伊豆エリアの「水のまち」三島市

視察で訪れた三島市は「水の郷百選」に選ばれた水の都として知られており、街中のいたるところで湧水を見かけます。市街地にも関わらず蛍が見られる透き通った綺麗な川が流れるなど、自然が文化と共存。緑溢れる自然環境が印象的です。

三島にはコワーキングスペースやゲストハウス、コミュニティスペースが点在し、地域内での交流促進やスタートアップ支援が行われていると、現地のコーディネーターさんから教えてもらいました。住民みんなで三島を盛り上げていく、熱い想いがまちの活力に繋がっているようです。

古き良き日本の景色もありつつ、現代的な部分もある三島市。街中を流れる源平川のほとりには井戸の手押しポンプが残っていたり、廃園になった幼稚園をリノベーションし新しい活動拠点が作られていたり、新旧が時代を超えて共存しているように感じました。

一押しはウィスキーのスタートアップ企業が生み出した、クラフトジン

今回のPOPUPに向けて我々バイヤーが一押ししているのは、三島製造のクラフトジン。

クラフト・スピリッツの製造・販売をするWhiskey&Co.さんがウィスキーに先駆けて販売を開始した、クラフトジン「On Spring(オンスプリング)」と「TeenSpirits(ティーンスピリッツ)」です。

ジンを紹介する前にぜひ知っていただきたいのは、製造元であるWhiskey&Co.さんの取り組み。

Whiskey&Co.では、現在ウィスキーを蒸留し熟成に入っています。蒸留されたウイスキーはまとまったスペースで熟成するのが一般的。しかしここでは「ウィスキーの眠るまち・三島」を合言葉に、あえて三島の至る所にある空きスペースに分散させて熟成するという新たな取り組みを行っています。

また販売方法も特徴のひとつ。WEB3トークンを活用することで、遠方の方も商品や取り組みに興味を持ち、三島に訪れるきっかけになると期待しています。トークン×お酒で関係人口創出拡大を目指す、地方創生の新しい形です。

Whiskey&Co.の挑戦を続ける姿は、不安を感じがちな新生活に勇気をくれるように感じます。特にこの春新たな挑戦をする方へ、背中を押すプレゼントとしておススメしたい商品です。

地域と共にウィスキーを育てる、事業者のこだわり

Whiskey&Co.さんが掲げるのは「①街中で作る」「②まちでしか手に入らない」「③まちなかで熟成」「④関係人口とともにつくる」という4つのコンセプト。

「街なかの小規模蒸留所」と「地域内での限定販売」により、クオリティを磨き抜いた1本のウイスキーが地域の魅力を深堀りする「鍵-key-」となり、地域への新たな扉を開くことを目指しています。

業者内で酒作りを完結するのではなく、地域やお酒作りを応援してしてくれるコミュニティの方と一緒に「地域ブランドの創り手」になれる。この「体験」がプロジェクトの醍醐味だとおっしゃっていて、自分たちの活動で地域を盛り上げたい、という強い意志を感じます。

そういったソフト面だけではなくハード面にもしっかりと力を入れており、ウイスキーやジンの質に大きく影響を与える蒸留機の形も部材一つ一つの角度まで入念に考えて独自に設計。こだわりのあるクラフト・スピリッツを作っています。

ブランドのコンセプトと行動がマッチしていて、応援したい!と素直に感じる事業者です。

クラフトジンのおすすめポイントとは?

Whiskey&Co.の地域活性に繋がる取り組みもおススメする理由の1つですが、着目いただきたいのは今回販売するクラフトジン「On Spring」と「TeenSpirits」。味やパッケージにもこだわりが詰まっており、とてもユニークな商品です。

ピンクのラベルが印象的な「On Spring」は、梅・八朔・生姜、そしてバニラ・トンカ豆と贅沢なボタニカルを使用。少量ずつ丁寧に蒸留されています。飲んだ時に広がる桜餅のような香りが春風をイメージさせ、新たな挑戦に向けた門出の季節にぴったりです。

トニックウォーターで割ると甘さや香りが際立ちますし、スッキリと飲みたいときはソーダ割りもおススメ!さわやかな朝にお花見をしているような気分を味わえます。

一方「TeenSpirits」は鮮やかな青色が目を引きますが、トニックウォーターやレモン等を混ぜると変色するため「Magic Gin」と呼ばれています。どんな色になるかは、試してみてのお楽しみ!

「TeenSpirits」に使用しているのは、特別な山椒と三種の柑橘・紫蘇、その他多様なボタニカル。三種の柑橘には市場に出回ることが少ない青レモンと青みかん、そして国産ライムをふんだんに使用し、「青い」味わいにこだわってつくられています。

活力やチャレンジ精神が表現されていて、これから始まる新生活をエネルギッシュに迎えられそうです。

そしてラベルにも注目!「On Spring」、「TeenSpirits」は共に壁面アート集団「OVER ALLs」によるオリジナルアートをラベルに使用しています。ビンを並べて置くだけでもオシャレな雰囲気が漂いませんか?

ジンは「飲む香水」とも呼ばれています。新生活を華やかに彩る商品としておススメです。

商品選定に込めた願い。バイヤーとして意識したことは?

今回は5事業者を回りました。どの商品も作り手の思いや願いが込められているため、商品を厳選するのには難航。そこでまずは視察チームの皆で、今回のPOPUPが3月開催であることを踏まえてテーマを決め、そのテーマに合わせて商品をピックアップする方法を取りました。

最終的には「三島の春を感じてもらう」をテーマにWhiskey&Co.さんのクラフトジン「On Spring」と「TeenSpirits」、三島発のプロダクトレーベルFloyd(フロイド)さんの「コトリザラ」・「Butterfly 箸置き」・「八角ブナ箸」を選びました。

商品が魅力的なのはもちろん。加えて作り手さんの願いや挑戦がこれから新生活を迎える方への励みになればと思い、これらの商品に厳選しました。ぜひ一度手に取ってみていただきたいです。

三島は東京から約40分。自然と暮らし、レトロとモダンが調和した、良い意味で不思議なまち・三島には都心から1時間足らずで行くことが出来ます。今回開催するPOPUPストアでは、それぞれの商品の素晴らしさと合わせて、三島の面白さもお伝えいたします

「好奇心が踊る、伊豆&飛騨高山フェア by 地域バイヤー」POPUPストア概要

◉ 開催日時
2024年3月23-24日(土日)
3/23(土) 11:00 – 20:00
3/24(日) 11:00 – 18:30
※入場自由・無料なのでお好きな時間でお気軽にお越しください

◉場所
AKOMEYA TOKYO NEWoMan新宿
〒160-0022 東京都新宿区新宿4-1-6 NEWoMan新宿 1F
新宿駅新南口直結

POPUPストアの詳細はこちらからご確認くださいね。

Editor's Note

編集後記

実際、視察に行ったからこそ感じたのは三島というまちの面白さ。このまちを面白くしたい、事業者さんの想いに感動しました。

私たちは、商品はもちろん三島のまちにも興味をもって頂きたいと思っています。三島の街に込められたストーリーを商品とともに感じ、実際に三島を訪れていただき、街の空気や雰囲気を肌で感じていただきたいと思っています。

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