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LOCAL LETTER

あなたも森の関係人口になってみませんか?森を使って本気で遊ぶ大人たちが集まる、長野県根羽村とは…?

MAR. 23

Neba, NAGANO

初めての目的地に心弾ませながら、新宿からバスに揺られること4時間。
目に飛び込んだのは、山一面に広がる杉林。一本一本が空に向かってまっすぐそびえ立つ様子に圧倒された。
バスを降りるとすぐに、静かで澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込む。

長野県根羽村。
本州では3番目に広い面積を持つ長野県の南端に位置し、愛知県との県境にある村です。
森林が村の面積を占める割合は、なんと92%。一方で人口はわずか950人、その数は年々減るばかりで人口減少、高齢化の波をまさに受けています。

しかし、それでもこの村では決して諦めないことがあります。それは「森とともに楽しく生き、森を守ること」。全世帯が森林組合に加盟し、行政と民間が一体となって森を活かした村づくりに取り組む。そして村外の人々の力も借り、足りない部分はお互いで補う。

“源流に住む私たちが森を守るのは当然のこと”

根羽村は、矢作川の源流にある地域。だからこそ、根羽村の住民は、誰よりも森林に愛を注ぎ、水を守ることに強い使命感を持ち、森林保全を行っているのです。

森を守ることは、水を守ることにつながり、動物や人間の命を守ることにつながる。そうして生かされた命が、また次の世代として森に関わっていく。根羽村では、数十年単位の循環が何度も何度も繰り返されています。

そんな根羽村は今、新しいチャレンジに取り組んでいます。
それが「森の関係人口*作り」

*関係人口・・・何らかの形である地域に関わりを持つ人のこと。

“日本の森をもっと身近に感じてほしい”

そんな思いから、根羽村では森の木を使った様々な商品開発が始まっています。商品の中には、木の「おもちゃ」や、椅子としても使える丈夫な「本棚」をはじめ、自分の家を創れる「家づくりキット」まで…!

そのスケールはまさに森を使って「本気で遊ぶ」姿勢そのもの。私も、根羽での滞在中にそんな森を使った「遊び」を体験してきました。今回私が「遊び」に選んだのは「家づくり」。

何もないところに6帖ほどの家を建てていくのですが、もちろん私は家を建てたことがありません。そんな人にも安心して建ててもらえるよう、大工さんがお手伝いしてくれるのも「家づくりキット」の魅力の一つです。

家を建てる場所を決めたら、まずは木材運び。杉の木のずっしりとした重さを体感しながら運びます。

木材が運び終わると、早速木材を組み立てていきます。この時大工さんに渡されたのは、なんとインパクトドライバー**!最初は使いこなせず、大苦戦しましたが、大工さんはもちろん、お手伝いに来てくれた森林組合の方に使い方を教わりながら、徐々に手慣れていきました。

**インパクトドライバー・・・ネジ締め用の高速電動ドライバー

作業の工程が進むにつれて、続々と人が加わっていきます。
根羽村役場のよしえさん、根羽のお隣売木(うるぎ)村の地域おこし協力隊のアレックスさんなどなど。
一緒に作業をする中で、あっという間に皆さんと打ち解けることができました。

約6時間ほどで、組み立てが全て終了。
参加者の中には、「家ってこうやってできるんだ」と感動している人も。知っているようで知らなかった家の作り方を体験することができました。
その他、山梨県に住む参加者の方は「商品化されたら、友達とお金を出し合って買ってみたいな」とも。
この場所で何を始めようか…考えるだけで楽しくなってきます。

その「遊び」は、規模の小さな根羽村だからこそできる挑戦であり、山村の成功事例を自分たちが作るんだという村人たちの熱意に支えられていました。

根羽村は「やりたいこと」ができる村。

今回私が選んだのは「家づくり」。
しかし、根羽では他にも自然を活用したアクティビティが
訪れた人々のアイデアがら始まっています。

例えば、「木を伐採するところからロケットストーブをつくりたい」

「地元の猟師直伝の猪鍋がつくれるようになりたい」

「地元の人しか知らない秘境の滝に飛び込んでみたい」

あなたがやりたいことがあれば、根羽には全力でそれを応援してくれる人たちがいます。
大工さんも、猟師さんも、森林組合の方も、役場の職員さんも…そして村長も。
そして、それらが次々と、村の資源を活用した商品のアイデアに繋がっています。
(自然を活用したツアーや、猪鍋セットは、商品化に向けて話し合いが行われております)

小さな村だからこそ、そこには顔が見える関係がある。
根羽村は新たな関係人口を求めています。あなたの「やりたいこと」、根羽でチャレンジしてみませんか?

そんな根羽村の人たちとお話しできるイベントを、WHEREが開催します。

「U29・根羽村長Night―山奥にひそむネバーランド!?本気で森づくりに取り組む人口900人の村―」

日時:3月28日(水)19時〜21時
場所:てむすび(東京都墨田区向島1丁目)
参加費:1000円
定員:15名(先着順)

当日は根羽村から4名のゲストがいらっしゃいます。
あなたが根羽に行くならどんな遊びをしたいか、根羽の方に話を聞きながら一緒に考えてみましょう。根羽で育ったイノシシを使った猪鍋も食べられます。
イベント後には、WHEREのメンバーと一緒に根羽へ行く機会もご用意しています。
詳細は以下をクリック!(Facebookのイベントページへ飛びます)

また、イベントには参加できなくても、根羽村に興味を持っていただいた方、
詳しく知りたいという方は、根羽村ホームページより振興課宛にご連絡をください。

皆さまの根羽村への関係づくりをお待ちしております。

長野県根羽村

これからも長野県根羽村の応援をお願いします。

これからも長野県根羽村の応援をお願いします。

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