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LOCAL LETTER

“よく働き、よく遊ぶ” を後押しする街、山梨県富士吉田市。自分にフィットした暮らし方を見つけるヒントとは

MAY. 31

FUJIYOSHIDA, YAMANASHI

前略、無理なく “よく働き、よく遊ぶ” を体現する、カッコいい大人の暮らし方を知りたいアナタへ

理想のライフスタイルを選択するなら、どこへ行って何をするだろう?

リモートワークが定着したことで、わたしたちは「働く」や「暮らす」をこれまで以上に考えるようになった。働く場=オフィスという固定概念がなくなり、自宅やカフェ、公園や山の中など自分にフィットする働き方を模索し、実行できる現在(いま)。休暇を交えて仕事をする「ワーケーション」という選択をする人も増えてきている。

新宿・渋谷から直通バス、または特急電車に乗って約2時間。富士山の麓にある山梨県富士吉田市は、森や山の豊かな自然に囲まれているだけでなく、富士山から流れる雪解けの天然水が、自宅の蛇口をひねれば出てくるという驚きの場所。近年では、キャンプやトレイルランといったアウトドア好きも集まり出しており、“よく働き、よく遊ぶ” を体現する人が多くいる街として注目が集まってる。

そんな富士吉田市で今回話を聞いたのは、富士山駅や富士急ハイランドから程近いゲストハウス「Fuji Matsuyama BASE」のオーナー、小野大暉さん。富士吉田市に拠点を置いてもうすぐ5年。仕事と遊び、どちらも兼ね備えられる場所だと話す小野さんからみた、この街の魅力とは——

「富士吉田に一目惚れしたんです」。住む人も、訪れる人も、気負わず楽しめる街

埼玉県出身、大学卒業後は東京で不動産関係の仕事に就いていたという小野さん。学生時代から思い描いていた「いつか自分のゲストハウスを持つ」を実現するために、空間づくりや物件の探し方など知識と経験を積んでいた。旅行が好きで、学生の頃は国内外を思いつくまま旅をしていたそう。

「海外を旅行するときは、高級なホテルではなく、ゲストハウスやホステルによく泊まっていました。価格も低いし人との距離が近いので、宿泊者同士のコミュニケーションが濃厚。お互いにおすすめの場所やその日あった出来事をシェアするのが印象的でしたね。当時はまだ日本にゲストハウスと呼ばれる場所は少なくて。それなら、偶然に出会った人たちが気軽に交流できる場を自分で作りたいと思いました」(小野さん)

「Fuji Matsuyama BASE」オーナーの小野大暉さん。
「Fuji Matsuyama BASE」オーナーの小野大暉さん。

もともとキャンプや野外フェスが好きだった小野さんは、ゲストハウスをオープンするならどこか自然が豊かなところで、と拠点となる場所を探していた。そんな時、奥さまの出身地である山梨県を訪れ、河口湖を見るなり「ここしかない」と即決したとか。

「東京からのアクセスも良く、アウトドアも満喫できる。何より、富士山でか!と、とても驚きました。僕のゲストハウスは、富士山駅から徒歩8分。富士急ハイランドも近いし、富士五湖へもすぐに遊びに行けます。自分が暮らすことはもちろん、県外から来る人にとっても、見所がたくさんある絶好の場所だなと確信しました」(小野さん)

コロナ流行前は、富士山に登る外国人観光客や湖で釣りを楽しむ常連客が、絶えず訪れていた「Fuji Matsuyama BASE」。もともとシェアハウスとして利用されていた築60年の家を小野さんが自身で改装。リビングにあるテーブルや本棚はすべて手作り。和と洋がバランスよく取り入れられた内装は、どこか温かみがあり落ち着く空間だ。近頃は、テレワーク需要に応えられるような予約システムや設備も考えているそう。

Fuji Matsuyama BASE。棚や本棚は小野さんの手作り。ゲストハウス内に心地よくかかっている音楽は、小野さんの選曲。宿泊客のSNSを覗くと、音楽に魅了されているファンも多いことがわかる。

「先日母がテレワークをしに来ました。リビングでデスクワークをして、ガーデニングが趣味なので、隙間時間に植物の種や苗を見に行ったり。普段としていることは変わらなくても、違った場所にいることでいいリフレッシュになり刺激にもなると喜んでいました。

ただ本音を言うと、まだテレワークをしに来る人がどんなことを求めているのか把握しきれていないんです。これまでも、こちらから楽しみ方の正解を提供するというより、お客様を見て、話を聞いて、喜んでもらえるように、サービスや設備を整えてきました。個人で運営しているし、こういう田舎だからこそのフレキシブルさも一つの魅力というか。来てくれる人と受け入れる側が一緒に試行錯誤して、自由で面白い空間を作り上げたいです」(小野さん)

リフレッシュできる場所が多くて近い。オフを全力で楽しめるからこそ、オンのモチベーションも向上できる

現在は自身のゲストハウスをやりながら、県内で築100年の古民家を改装し、一棟貸しをしている「るうふ」のキャンプ事業も手がけている小野さん。忙しい日々を送っているが、休日はアウトドアでリラックスしたり、お気に入りのカフェでゆったり過ごすことが多いとか。

休日は毎週必ず洗車をするという小野さんの愛車。この車で、Instagramで見つけたカフェに訪れたり、ドライブしてゆったりできる穴場スポットを探したりしているんだそう。
休日は必ず洗車をするという小野さんの愛車。この車で、Instagramで見つけたカフェに訪れたり、ドライブしてゆったりできる穴場スポットを探したりしているんだそう。

「ゲストハウスの宿泊客にはおすすめの場所をよく聞かれるので、日頃から近所のレストランやカフェ、景色のいいスポットなどを探すようにしています。僕自身、アウトドアや新しい場所へ行くのが好きなので、休日のたびに妻と車で出かけて情報収集。このあたりはUターン組も多く、お店をしている人や周辺に詳しい人も。彼らに面白そうな場所を聞いたり、自然が多いと未開の地みたいなところもあって、自分だけのお気に入りの場所を見つけたり。好きなことをしながら仕事にも繋がるから、遊びと仕事、どちらもモチベーションが上がります」(小野さん)

この日は富士吉田の隣、鳴沢村にあるカフェ「ジューデンコーヒー」に立ち寄り、人気の少ない湖畔でゆったり。ホットサンドを作り、コーヒーと景色を楽しみながら至福の時間を過ごした。

Fuji Matsuyama BASEからジューデンコーヒーまでは、車でおよそ15分。さらに湖畔までは5分。日頃仕事をしていると息抜きするのを忘れがちだが、リフレッシュできる場所が近くて多いのもこのエリアの魅力

今回立ち寄った『ジューデンコーヒー』。
今回立ち寄った『ジューデンコーヒー』。
お休みのランチは、奥様と天気が良ければお店でテイクアウトして、レジャーシートや椅子を湖畔やお家の前に持参して食べるんだとか。小野さんの最近のお気に入りは近所のNICE TOWN BURGER 。
お休みのランチは奥様と一緒に、天気が良ければお店でテイクアウト。レジャーシートや椅子を持参し、湖畔やお家の前で食べるんだとか。小野さんの最近のお気に入りは近所の『NICE TOWN BURGER』。

「いま僕にとって富士吉田は生活の場ですが、よく働き、よく遊ぶ場でもあります。周囲は静かで集中できる環境があり、休憩したい時は山や湖が間近にある。カフェに行っても周りは畑や川に囲まれていて、自然とオンオフの切り替えが上手になりました

これまで旅といえば観光を目的にすることが多かったけれど、仕事をする、ただ自然の中で過ごすなど、人が移動する目的は多様になったと思います。働き方が自由になった分、自分に合ったライフスタイルを模索している人も多いはず。そういう人にとっても、東京から近く自然も豊富、自分だけの面白い場所を見つけたり、住む人と一緒に作り上げられたりする富士吉田はぴったりなんじゃないかと。仕事と遊び、どちらも全力でできる街だと自信を持って言えますね」(小野さん)

“よく働き、よく遊ぶ” ができる街、山梨県富士吉田市。ここには、街の特色と自分のやりたいを掛け合わせ、全力で働くも遊ぶも楽しむ小野さんの姿があった。

もしもアナタが富士吉田市へ訪れたのなら、この街を舞台に一体、どんな働き方、そしてどんな遊び方を、見出すだろうか——

さらに現在、富士吉田市ではFacebookコミュニティを運営中!

今回取材した小野さんをはじめ、まるで自分だけの秘密基地を見つけたかのようにイキイキと、面白いことを企む富士吉田メンバーが、Facebookコミュニティを使って、よりディープな富士吉田情報をお届けしています。

ぜひこちらもお気軽に参加してみてくださいね!

Editor's Note

編集後記

これまでの働き方は、既にあるルールに合わせるというのが当たり前でした。でも働き方が変われば生き方も変わることが周知された今、フリーランスだけでなく会社で働く人も同じように、多様な選択肢の中から自分にフィットした働き方を選べる体制へ変わっていけばいいなと思います。

地方にとってワーケーションはまだまだ新しい現象。受け入れる側と訪れる側が、一緒になって心地いい空間を創り出せるのは今だからこそ。あるものを享受するだけでなく、クリエーションを味わいたいという人はぜひ富士吉田市を訪れてみてほしいです。

ぜひ山梨県富士吉田市で、“よく働き、よく遊ぶ” を体感しにきてください!

ぜひ山梨県富士吉田市で、“よく働き、よく遊ぶ” を体感しにきてください!

ぜひ山梨県富士吉田市で、“よく働き、よく遊ぶ” を体感しにきてください!

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