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LOCAL LETTER

住民が地域の古民家を「ありそうでなかった」カフェへ再生中

MAY. 27

Aridagawa, WAKAYAMA

和歌山県有田川町には以前、LOCAL LETTERで取材をさせてもらった取り組みがある。有田川町といえば、有田みかんで有名な地域でもあり、25年も前から、住民が主体となって「持続可能でエコなまちづくり」を行っている地域でもります。(詳細は下記にあります「関連記事」をご覧ください。)

引用先:Makuake(築105年の古民家を再生!古民家カフェ「柑乃屋」として町のシンボルにします!)
引用先:Makuake(築105年の古民家を再生!古民家カフェ「柑乃屋」として町のシンボルにします!

今回はそんな有田川町で新たなプロジェクトを行っている住民の方がいらっしゃったので、ご紹介します。このプロジェクトは、端的にいうと築105年の古民家をカフェとして再生しようとするプロジェクト。

古民家を再生するプロジェクトは全国どこでも目にしますが、有田川町のプロジェクトの面白いところは、やはり住民が主体となってプロジェクトを立ち上げ、推進しているところ。

もともと交通の便も問題なく、食べ物や見どころだって京都や大阪に引けを取らないはずの和歌山県ですが、近年「人口消滅可能性都市」と呼ばれており、有田川町の消滅も遠い先の話ではない状況がありました。そんな状況に危機感を感じ「若者が夢を持って帰ってきてくれる町にしたい」と考えていた髙垣さんにひょんなきっかけから、古民家活用の依頼が舞い込みます。

引用先:Makuake(築105年の古民家を再生!古民家カフェ「柑乃屋」として町のシンボルにします!)
引用先:Makuake(築105年の古民家を再生!古民家カフェ「柑乃屋」として町のシンボルにします!
引用先:Makuake(築105年の古民家を再生!古民家カフェ「柑乃屋」として町のシンボルにします!)
引用先:Makuake(築105年の古民家を再生!古民家カフェ「柑乃屋」として町のシンボルにします!

髙垣さんは古民家再生に関しては全くの素人。ですが「なんとしてでも105年間の歴史ある古民家を町のために役立てたい」という髙垣さんに多くの人が賛同する形で、今古民家再生のプロジェクトは進んでいます。

さらに今回のプロジェクトのさらに大きな特徴が、古民家再生でできたカフェは障がい者の就労支援の場としての役割も担うことです。こちらは福祉一筋で働いてきた髙垣さんならではの挑戦でもあります。

現在、髙垣さん方はクラウドファンディングで支援を募集中。ぜひ詳細ページを覗いてみてくださいね。

\古民家再生プロジェクト詳細はこちら

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