拝啓、ふるさと納税の寄付先に迷っている・今年こそはふるさと納税をしてみようと考えているアナタへ

最近はテレビCMやネット、電車の広告などでも目にすることが増えた「ふるさと納税」。

ふるさと納税とは、居住地に関わらず、自分が応援したい自治体に寄付ができる仕組みのこと。ふるさと納税の寄付金は税金の還付・控除が受けられるだけでなく、お礼の特産品をもらうことができる場合もあり、近年注目を集めています。

お得さだけで選ぶ？ 全国各地のふるさと納税者が考える、寄付先の選定理由とは。

全国各地の自治体が取り組む「ふるさと納税」ですが、寄付者の利用率は意外にも約10％ほど。しっかりと使いこなしている方もいれば、まだまだ「難しそう」「めんどくさい」「なんとなくやっていない」なんて方も多いのかもしれません。

そんな中でも、既にふるさと納税を活用されている実践者の声に耳を傾けてみると、「返礼品のお得さ」だけではなく、「お礼品の地域性やストーリー性から寄付先のお礼品を選ぶ」「自治体から寄付先を選ぶ」「寄付金の使い道から選ぶ」など、地域貢献のために活用しているという声も。

ふるさと納税はどうしても「返礼品」にフォーカスされがちですが、「寄付先のストーリー性」や「使い道」に共感して、寄付先を選ぶ方も年々増えています。*2 

*2 参照先
さとふる “2020年 ふるさと納税利用実態アンケート結果発表” 
https://www.satofull.jp/static/research/2020_customer_research.php より

50年ぶりに人口を増加させたまち。その背景には、ふるさと納税を活用した「子育て支援」があった。

そんな中でも今回、ふるさと納税感謝祭「上士幌まるごとオンライン見本市2021」を実施する北海道上士幌町は、50年ぶりに人口を増加させたまちとして注目を集める場所。

この人口増加につながった大きな理由の一つに、ふるさと納税の寄付金の使い道を「子育てしやすいまちづくり」に当てたことを上士幌町はあげています。

その言葉通り上士幌町では、ふるさと納税の寄付金を活用し、保育園の利用負担を給食費含めて完全無料化（平成28年から10年間）、高校生までの医療費免除、さらには、小学校の体育と音楽の専任教科の教員を町で独自採用するなど、思い切った施策を次々と行うことで、子育てや教育の支援に力を注いできました。

十勝の大自然と生産者の努力が生んだ「美味しさ・楽しさ・お得さ」の三拍子を兼ね備える、上士幌町のふるさと納税。

ふるさと納税の寄付金を活用し、まちの発展を進めている上士幌町ですが、返礼品の質も他の地域に全く引けを取りません。

そもそも上士幌町は、北海道十勝地方の北部、町内の約76%が森林地帯と自然豊かなまち。その大自然の恩恵を受け、生産者さんがこだわり抜いた農産物や酪農、家畜、それらを加工した加工品も天下一品です。

例えば、上士幌町で肥育されたの最高級黒毛和牛や、そんな黒毛和牛を100％使用したハンバーグ。ハーブを混ぜたエサで長く健康に育て “赤身肉” が美味しいブランド牛のローストビーフやステーキ。

他にも、金スマや羽鳥慎一のモーニングショーなどのテレビでも取り上げられた酪農家が作ったジェラートや、季節に合わせて全国各地から採取する最高級蜂蜜、添加物や保存料を一切使用せず絶妙なバランスが病みつきになるミルクジャムなど、食材・食料の宝庫である上士幌町は、返礼品の質に胃袋を掴まれる人が後を絶ちません。