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LOCAL LETTER

朝日町から日本へ。「チーム制農業」のモデルケースをつくる富山県朝日町が “農業家” を募集

JAN. 28

ASAHI, TOYAMA

前略、農業をやりたいが、なかなかチャレンジに踏み切れていないアナタへ

農業はやらないほうがいい、儲からないし、簡単ではない」地域の先輩農家に話を聞くと、こう言われるケースが多々ある。

それでも農業をやってみたい、農業を生業に暮らしたい、でも、農業経験がなくて不安だというアナタへ。まずは “地域おこし協力隊” という制度から、農業分野にチャレンジしてみませんか?

募集を行うのは、富山県朝日町。

朝日町は、富山県の東端・新潟県との県境に位置する人口約11,500人。北は日本海に面し、東・南部には、標高3,000メートル級の白馬岳・朝日岳を主峰とする北アルプス連峰がそびえ立っている。自然の恩恵を受けた農林水産業で栄える町だ。

とはいえ、農業が盛んな町、日本のお米生産量が上位の町、自然が豊かで農作物が美味しい町は、日本全国にたくさんある。では、朝日町の魅力はなんなのだろうか。

現在、地域おこし協力隊として農業分野で活動する堀一敦子さんと鈴木理沙さんは「地域住民とのほどよい距離感」だと教えてくれた。

写真左)堀一敦子さん、写真右)鈴木理沙さん
写真左)堀一敦子さん、写真右)鈴木理沙さん

「ふたりとも東京でずっと働いていて、農業分野は全くの素人でした。ですが、地域の先輩方が一つ一つ丁寧に仕事を教えてくださるんです。かと思えば、ここからは自分でやってみなという形で私たちの主体性も大事にしてくれる」(堀一さん)

初めて地域に訪れた時から温かく迎え入れてくれ、一から丁寧に農業を教えてくれる “教えたがり” な人が多いという一方で、常に干渉されることもない、ほどよい距離感がちょうど良かったんだそう。

「私がせかせか仕事をしようとすると、“もっとゆっくりでいい” “今日は暑いから他のことをやろう” と言われたり、上下関係がないので、年齢も経験も若い、私たちの意見もしっかりと聞いてくれたりします。東京の生活からは考えられないような状況に最初は驚きました」(鈴木さん)

朝日町では “新しいもの” に対して、拒絶をするのではなく、まずは心を傾けるという風潮がある。町の農家さんたちはいつもお互いにこんな話をしていると、地元農家の青木さんは教えてくれた。

俺らだけの農業では続いていかない

若い人と一緒に今後の農業を見据えると、新しいことを取り入れていくことが大切

いろんな知識のある人がいた方が、農業には深みが出るから、異業種の人が農業にチャレンジしてほしい」(青木さん)

自分たちのことだけを考えて農業をやらない。周りの農家のこと、朝日町のこと、農業界のこと、全てを考えているからこそ、朝日町の農家には一致団結したチーム感がある。

さらに「農業」と一言にいっても、米、野菜、花づくり、中山間地の農業、耕作放棄地解消など多様なジャンルがあり、「地域おこし協力隊」と一言にいっても、3年後の卒業プランも人それぞれ。

だからこそ、朝日町の地域おこし協力隊は、アナタの希望を尊重できるよう一人一人にあった農家さんをご紹介。実際に現場で、農業のノウハウ・経験を培っていただきます。

アナタのサポートは、お世話になる農家さんだけに限らず、役場職員、他の農家さん、地域コーディネーターや、JA職員など、“チーム” で行っていきます。チーム戦だからこそ、もし途中で農業の方向性が変われば、別の農家さんの元で農業を学ぶことも可能とのこと。

「農業をやってみたかったけど不安…」「未経験で大丈夫だろうか…」そんな不安を抱え、なかなかチャレンジに踏み切れていなかったアナタへ、チームとしてサポート体制のある朝日町で、チームの一員として、農業を地域おこし協力隊からはじめてみませんか?

募集終了

<こんな人にオススメ>
一言でいうと、チーム制農業に取り組みたい人

・地域の食や農業に興味がある人
・農家を越えた関わりで、お互いに支え合いながら農業にチャレンジしたい人

<業務内容>
基本的にお世話になる農家での実地研修がメインになります。(2週間に1回ほどのペースで協力隊員全員で、座学を学ぶ時間も確保する予定です)

<朝日町にしかない、独自性>
お世話になる農家だけでなく、他の農家、役場職員、地域コーディネーターや、JA職員など、“チーム” でのサポート体制があり、農業研修奨励金や新規就農者等研修宿泊施設など、資金・設備のサポート体制も万全です。

<報酬>
・月額195,000円(月額報酬165,000円+農業研修奨励金30,000円)
・社会保障等(厚生年金、健康保険、雇用保険)

<住居等>
新規就農者等研修宿泊施設
※個室(バス、トイレ、ミニキッチン付き)
※活動に使用する車両は町が借り上げ貸与

※その他、詳細は以下の資料からご覧ください

<応募方法>
別紙の応募用紙、履歴書(市販のもの)、運転免許証の写しを朝日町役場 総務政策課へ郵送してください。

[朝日町役場 総務政策課]
〒939-0793 富山県下新川郡朝日町道下1133番地
担当:朝日町役場 総務政策課
TEL:0765-83-1100

※詳細をお伺いしたい方は以下メールアドレスにご連絡ください
cs@where.inc

▽ 2/27開催には都内で朝日町のイベントを開催します!
https://localletter.jp/events/asahi_toyama/

これからも富山県朝日町の応援をよろしくお願いいたします!

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